2023年1月25日発売の
週刊少年サンデー 9号に
掲載されている
君は008 第236話の
ネタバレ＆感想になります。
第２３６話 やるかやらぬか
内容ネタバレ
エイトの元へ急ぐあやめと
暇を潰していたシックボーイの邂逅。
一瞬即発の中、シックボーイは
思っていたような反応をしない
あやめに対し挑発を繰り返すが
そのどれも相手にされなかった。
「闘るの？闘らないの？」と
全く取り合わないあやめを見て
シックボーイは彼女が
ゾーンに入っている事に気づく。
相当な成長を遂げたらしいと。
そんなあやめにシックボーイは問いかける。
君は”魂”って存在すると思うかい？と。
死はすべてを消滅させ・・・
後には何も残らない。
哀しみさえも・・・。
そう祈りながら兄妹が死んだことを
喜ぶシックボーイに対しあやめは告げる。
苦しみが一つ終わったのねと。
大丈夫、人は魂になって
全てから開放されるから・・・
怒りも・・・哀しみの感情も
魂についてまわりはしないわ。
そう語るあやめにシックボーイは
笑みを浮かべ改めて理解する。
そう根拠なく確信できる旧人類の何かが
あの短期間でルルスに
私の腕を切り落とさせる程の
”変化”を起こさせたのだと。
そう呟いたシックボーイは
今はあやめと戦う気はないらしく道を譲る。
今日は君と闘り合う気は無い。
今日は妹が楽になれた
喜ばしい日だから特別だ。
そしてもし君達の中の何かが
ドグラ・マグラ様を追い詰めるというなら
是非見て見たいと。
訝しむあやめに対しシックボーイは
私は面白ければ何がどうなっても
構わないんだと高笑いした後、
上に行くなら気をつけなと忠告する。
”楽”を司るクアドロ・・・”ルードゥス”
彼との戦いは絶対に避ける事をお勧めする。
彼にとって森羅万象の全ては娯楽。
その安定した心からは無尽蔵のパワーが溢れ
無敵を誇る戦闘力を有している。
あのドグラ・マグラ様でさえも・・・
楽を恐れているところがあるくらいだと。
一方その頃、野原とレディは
校内のコントロールを取り戻すべく
校長室へと向かっていた。
野原が囮になって
その間に装置をレディが壊すことで
順調に進んでいた。
その道中、武器庫で武器を調達した
野原はレディが何も武器を
補充していないことに気づき尋ねたところ
レディはとっておきが一つあると
笑って下着へと手を伸ばす。
それを見た野原は遂にその時が！？と
興奮を隠し切れずに鼻血を吹いて倒れるが
どうやらそれはナノゼイロン製らしく
”カランビット”へと変化させていた。
そして”カランビット”を手に
校長室の前に立ったレディだが
中にいる強者の気配に気づく。
しかしすでにその何者かには
気づかれていたようで
遠慮しないで入るといいとの声が。
その声に従い校長室へと足を踏み入れると
そこにはティティアの人形を弄び
笑みを浮かべる謎の男の姿があった。
男の傍には煽情的な恰好をした
三人の美女たちの姿もあり
男は我が物顔で楽しそうに告げる。
楽にしたまえと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
てっきり覚醒したあやめと
シックボーイの戦いが見られると思ってましたが
この時点では戦り合わないみたいですね。
まあ、シックボーイの気まぐれでしょうけど
この場で戦った場合どう考えても
ボロボロになるのは避けられないので
無事エイトの元へ行くためにも
これで良かったのかも。
それにしてもついに最後のクアドロ
”楽”を司るクアドロ”ルードゥス”の名が
明かされたわけですが
思っていた以上にヤバイみたいですね・・・。
シックボーイもそうですが
ドグラ首領でさえも恐れるとか
ある意味ドグラ最強の男なのかも。
そんな相手とレディ先生と野原が
戦うことになりそうですが
正直勝ち目が薄いのは間違いないかと。
これまでの戦いぶりを見て
レディ先生がどれだけ強いのかは
分かっています。
しかしそんな彼女ですが
アララギやアイスマンよりも
強いとは思えないわけで・・・。
相手はそんな彼らと互角か
それ以上の実力者である以上
ちょっと厳しいというのが正直なところ。
野原の存在が上手く機能すれば
多少プラスにはなるでしょうけど
それでも及ばないかなと。
ただそれでも二人にとっては
彼をどうにかしないと
システムを取り戻すのも難しい以上
戦いは避けられないでしょうね・・・。
そうなると誰かしら
助けが欲しいところなんですが
二人との関係性から鑑みて
アイスマンあたりが来そうな気がします。
なにやらレディにとって
特別な相手っぽいですし
野原の担任でもありますからね。
まあ、どうなるのかは
これからの展開次第ですが
そうなったらかなりアツいかなと。
どっちが強いかも気になりますし。