2023年9月6日発売の
週刊少年サンデー 41号に
掲載されている
君は008 第266話の
ネタバレ＆感想になります。
第２６６話 友情の暴力！！
内容ネタバレ
敵である首領を友達だと思うことで
一矢報いたエイト。
想定していなかった事態に
驚愕しながらも首領は
斬りかかろうとするエイトに対し
再度ベータ洗脳を施す。
”ボクは敵だ！！”
そう洗脳されたエイトだが
首領の洗脳を脳内で
都合よくねじ曲げたのか
首領の右手を斬り落とし・・・！？
右手を斬り落とされ
苦痛の声を上げながら首領は
エイトに驚愕の目を向ける。
なぜそんな真似ができる？
基本ベータ洗脳は
かけた者を恐れ敬う仕組みだ。
なのにこいつ明らかに心の力で
その仕組みをねじ曲げていると。
エイトは洗脳されたままに
首領へと斬りかかるが
首領は再び”やめたまえ”と
ベータ洗脳をかけることで動きを止める。
”とにかくボクに攻撃するな！”
”そしてそこにいるキトゥン（ルルス）と”
”野原英雄を殺すのだ！”
”他にヘンな事はするな！”と。
洗脳された際の命に従い
振り返ろうとするエイトだが
その直前に睨みつけられたことで
首領はまだ完全に服従していないことに気づき
苦悶の声を上げていた。
エイトがこちらへと向かってくるのを見て
ルルスは改めて声をかける。
その様子を見ながら
右手の治療をしていた首領は
だいたい敵であるボクを友達と思うなんて
矛盾してるよ！と零すが
エイトはその発言を否定する。
敵だけど友達な事だって・・・あるぜ！と。
こいつの心の器はどうなっているんだ？と
困惑を隠せない首領だが
そんなエイトの発言はあやめにも伝播し
洗脳を受けているのにもかかわらず
意識を取り戻していた。
それを見て驚愕するあまり
口が開きっぱなしの首領は理解する。
そうかこれか。
この力が近頃旧人類に触れた
ドグラ達に起こっている変化の要因か！
もしこの”力”を我ら新人類が
おいしくいただけば・・・
ボクの求める新時代を引きずりだすための
原動力になる！
やはり”すごい未来”は
心の中から来るのだと。
エイトとあやめに挟まれ
絶体絶命かと思われたルルスだが
攻撃の瞬間二人の間に割って入り
チャンスと見た野原が持っていた
アンチベータ装置を起動させる。
その結果ベータ洗脳は解かれ
勢いのまま全員で首領へと斬りかかる。
エイト達の攻撃を受け
倒れたかに見えた首領だが
その一瞬の交錯の間に
野原から装置を奪っていた。
装置を奪われたことで
再び洗脳されたエイトとあやめは
その剣をルルスと野原に向ける。
野原がここまでか・・・と諦める中
エイトは必死に抗っていた。
オレは仲間を殺してしまうのか？
ああ・・・だめだ！嫌だ！！
その願いも空しくエイトの剣が
ルルス達へと突き立てられようとした瞬間
エイトが初めて己の手で命を奪った
ティティアの幻影が姿を見せる。
”・・・そう、あなたは優しい人”
”そのあなたが、私の哀しみを終わらせてくれた・・・”
”だから・・・”
そうエイトに語り掛けたティティアの幻影が
エイトを支えるように腕に触れた瞬間
エイトの剣は軌道を変え
同じくルルス達に止めを刺そうとしていた
あやめの剣を防ぎ・・・！？
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
エイトが精神の化け物なのは
これまでの話で分かってましたが
首領にとってはあまりにも理解出来なくて
宇宙人みたいな存在でしょうね（笑）
そんなエイトだからこそ
一矢報いることが出来たんだと思いますが
まさに天敵と言ってよい存在なのかも。
それにしてもここに来て
エイトが命を奪ったティティアが
手を貸してくれるとは驚きました。
それは幻のようなものなのかもしれませんが
それも全てはエイトが成したこと。
エイトがティティアに寄り添ったからこそ
彼女は救われそんな彼女が
エイトのピンチに手を貸してくれた。
なんともご都合主義ではありますが
これでこそ王道ともいえる展開かと。
まあ、首領としてみれば
味方だったものが相次いで
敵になるわけですから発狂するレベルで
やってられないでしょうけどね（苦笑）
それに下手をすればさらに
シックボーイも反旗を翻しそうですし
踏んだり蹴ったりと言った感じかも。
まあ、それだけのことをしているので
全く同情はしませんけどね。
ともあれティティアの助けもあって
さらに首領の想定外の流れになりそうです。
予告にも旧人類のバグが引き起こす
想定外とありましたし
首領に旧人類としての力を
思う存分ぶつけてほしいものですね。