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テラフォーマーズ 最新 #62 ネタバレ&感想 知りたかっただけ

2024年6月13日発売の

ヤングジャンプ 28号に連載されている

テラフォーマーズ #62の

ネタバレ&感想になります。

 

#62 A SUSTAINABLE ABNORMALITY 開発の本能

内容ネタバレ

 

細菌型M.O.手術ベース生物——

『テルムス・アクウァーティクス』

 

1969年アメリカで発見

非常に優秀な”DNA合成酵素”を発する

 

この細菌の特性を借りたDNAの増幅・解析理論は

今日までの医療・捜査・研究・戦争その他

あらゆる技術の礎となっている

 

ハンニバルは語る。

無論『M.O.手術』と『C.B.手術』もだと。

 

おれの特性はDNA情報の理解と高速複製

つまり””と同じことが出来る。

 

変態後の人間の細胞”を

どんなに少量でも血中に

取り込めさえすれば・・・なと。

 

理由を知ったサムライソードが

舌打ちする中、ハンニバルは言葉を続ける。

 

・・・はじめはこの”M.O.手術”というやつに

乗り気じゃなかったんだ。

 

嫌だったね。

何百万種もの地球生物のうち

一種類しか知れない・・・・というのが。

 

だがラッキーだった。

これならもっともっと知れる!

君たちのことも——

そう言って慶次に殴り掛かりながら

ハンニバルは蝦蛄について語る。

 

蝦蛄はパンチの際、筋肉を

速く動かしているのではない!

 

固い捕脚まえあしを石弓を引くように

ギリギリと折り畳み・・・・・・・引っかけて・・・・・

それを解き放っている——!

 

——そんなどうでもよい知識も

確かめずにはいられない。

 

そう語ったハンニバルは

慶次に頭突きを喰らわせると

ジェット目掛けて投げ飛ばす。

 

なんとか受け止めたジェットだが

ハンニバルはその一瞬の間に

サムライソードの背後にいた。

 

そして慶次に素晴らしかったぞ

ボクシングだったら分からなかったかもな!と

称賛する言葉を口にしつつ

サムライソードの腕を『霜刃工芸師ジャスティス・ブレイカー』ごと

引き千切っていた。

 

それは慶次のモンハナシャコの特性を

使用しての力だったようで

サムライソードの体を慶次の元へ

蹴り飛ばしながらジェットに対し

引き千切った腕ごと『霜刃工芸師ジャスティス・ブレイカー』を振るう。

 

このおれがッ特性をコピーするなんて

思ってなかったんだろう!?と。

 

その一撃はジェットに受け止められたものの

ハンニバルは無意味な援軍だったなと

サムライソードの腕を取り

お次はツムギアリ——と口を付ける。

 

その間にもサムライソードは

慶次と天異変態することで

失われた腕を再生させようとするも

すぐにとはいかないようで

3分フルに掛かるとのことだった。

気絶しないようにと

痛みに耐えるサムライソードに対し

その腕に口を付けたハンニバルは

不味いね・・・と口にする。

 

その言葉を聞いたサムライソードが

痛みに耐えながらも睨みつけるのを見て

ハンニバルは嘲笑うように語り掛ける。

 

思い出したら知りたくなってきたんだろ。

何故おれが君を買ったのか

そして死んだばかりの君の

お姉ちゃんのまで買ったのか。

 

その言葉に殺意を露わにする

サムライソードにハンニバルは

ある問いを投げかける。

 

君がここに乗り込んで来る前

おれステーキ食ってたのよ。

 

そしてその前までここには

もう2人女のコが居たんだけど・・・

さてその肉 何の肉でしょう?と。

 

そう口にした瞬間

ジェットの攻撃がハンニバルを襲っていた。

 

まともに食らい吹き飛ばされた

ハンニバルだがダメージはないようで

吹き飛ばされた体勢のまま立て直し

天井にぶら下がりながら

先の問いの答えを告げる。

 

うそうそ正解は

最高級飛騨産A4和牛でした~と。

 

そして口元に笑みを浮かべながら

人間なんかわざわざ殺して食うかよ

不味いって知ってんだからと語る。

 

ありゃ1回食えば十分だね。

だが何故食ったと思う?

 

今と同じだ!

知りたかっただけ!!

 

目の前にある知る機会から

逃げたくなかっただけっ!と。

そう言って回転しながら

天井から足を離したハンニバルに対し

ジェットはもう喋んなと攻撃を仕掛ける。

 

しかしハンニバルの口は

攻撃を躱しながらも止まらない。

 

最高級和牛っても

味の想像はつくだろう!?

 

じゃあ人体は!?知らない!

知らない事が嫌なんだただ!

 

君の姉は健康体で死にかけで人権もなかった!

そうそうある事じゃあない!

 

そもそも君達姉妹を買おうとしたのも!

人体マーケットを開拓して

利益を得る為だ!

 

”M.O.手術”の実験用に

ムチャクチャな人間の需要が

増えると予想してね!

 

自分らが美人で巨乳だから

長く飼われていると思っていたかい!?

そうですらない!!

 

手放したのは飽きたからだと!?

まるで女っ!!

 

手放したのは値段が上がったからさ!

絵画も土地も国もだ。

 

お前を買った訳は只の投機で

お前の姉さんを食った訳は

もったいなかったから・・・・・・・・・・だ!!と。

 

そう口にしながらも

ジェットの攻撃を躱し続けていたハンニバル。

 

だがただ躱していたのではなく

いつの間にか部屋中にツムギアリの糸が

張り巡らされており

糸を引いた瞬間ジェットの腕と脚が

切り飛ばされていた。

 

ハンニバルが次はテッポウエビを——と

口にした瞬間、慶次が二人を守るように

前に出て告げる。

 

——もう一度シャコになってみろ。

・・・初めてこの姿で人間を殴りたくなったぞ。

ゴキブリにも劣る外道め・・・——覚悟しろと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

前々から分かっていたことですが

ハンニバルは口にするのも

嫌になる程の外道っぷりでしたね。

 

ただまあ、これ程の悪党だからこそ

話が盛り上がるのも事実ですので

こういう作品には必要な存在であることも

間違いないかと。

 

サムライソードにとっては

屈辱でしかない真実が明らかになりましたが

それを知ってさらに激昂することはあっても

その逆はありえないので

そう変わりはないのかも。

 

それにしても改めて思いますが

ハンニバルは悪役として

超一流なのは間違いないでしょうね。

 

これまでの所業もそうですが

悪役として圧倒的な力を持っているのは

ある意味で魅力的なキャラではあるのかも。

 

バトル漫画でよくあるライバルキャラではなく

純然たる敵でしかないですが

それでもあれだけ圧倒的だと

正直大したものだと思いますし。

 

ただまあ、あれだけ圧倒的だと

倒せるのかどうかが気になるところ。

 

慶次のシャコの特性か

そもそもの特性かはわかりませんが

失ったはずの指も再生してましたし

頭か心臓を失えば倒せるのかどうなのか。

 

ジョセフのように首を斬られても

細胞がある限り復活するなんてことも

あり得そうな気がします。

 

弱い敵が再生能力で

しぶといくらいならば

いくらでも方法はありそうですが

ハンニバルはその実力も高く

まだまだ底を見せていないわけで・・・。

 

まあ、それはジョセフも同じなんですが

あちらはニュートン一族のトップですし

ラスボス的な存在ですからね。

 

いくらニュートン一族とはいえ

初っ端に当たった相手に

三人がかりで敗けるというのは

これからの展開的にキツイかなと。

 

まあ、ある程度苦戦するのは分かってましたが

思っていた以上にハンニバルが強すぎて

これから先の展開が心配です。

 

慶次がハンニバルの話を聞いて

ブチキレたみたいですので

その結果どうなるかでしょうか。

 

キレた慶次が勝てるならともかく

手も足もでないとなったら・・・。

 

ともあれハンニバルとの戦いは

まだまだ続きそうですので

これからどうなるのか楽しみです。

 

気になる続きについてですが

次回は7/4発売の31号にて掲載とのこと。

 

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