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界変の魔法使い 最新 第10話 ネタバレ&感想 修行開始!

2024年11月13日発売の

週刊少年サンデー 51号に掲載されている

界変の魔法使い 第10話

ネタバレ&感想になります。

 

其の十 魔法術入門

内容ネタバレ

 

神眼を開いてしまった王子が

目を覚ますとそこには

叱る気満々の世無の姿があった。

 

小僧、自分が何をやったか

分かっているな?と睨みつける世無だが

王子からどちら様ですか?と

不思議そうに返されたことで

頭を抱えることに。

 

それでもくどくど文句を言っていると

王子は自分が何をしたのか思い出したようで

世無はでは今から説教を始める!と

改めて説教し始め・・・

世無の説教から解放された頃

すでに夕食の時間も過ぎ

とっぷりと日が暮れていた。

 

死んだような目をしながら

王子は神眼を開いたときのことを思い出す。

 

結局開いたときの感じは

ボンヤリしている・・・。

 

そもそも色々記憶が飛んでいた

という記憶もある・・・。

 

やっぱりあの時・・・にも

神眼開いてたってことだな・・・。

 

何で開いたのかはさっぱりだけど・・・

ていうか神眼開くと記憶飛ぶんだ・・・

結構大変だな・・・。

 

あの・・・崩れていく櫟江を

思い出した時の衝撃は最初より薄い――

 

それでも、もう一度

会いたい気持ちは変わらない。

 

そんなことを考えていたところ

入るぞーとライチが入室する。

 

一瞬ライチの名前を思い出せずにいたものの

すぐに思い出した王子を訝しみながらも

ライチは夜食を持ってけと言われたことを話す。

 

そして大丈夫かと声をかけるが

王子は思い出したように

ライチは最初からずっと僕を

心配してくれてるんだと気づいたようで

ごめんねと謝る。

 

なんで謝るのかと返したライチに

王子は僕って色々大変でしょ?

僕が呪い子なのは多分本当だとして

自分の国の建国神話を語り始める。

 

遠方より来たる旅の男が

この地を治める魔眼の魔女と出会い

生まれし神眼の子がやがて飛国を建て

初代国王となる――

 

その、最も理想的な王の形を

皆が望み続けた結果なんだろうと思うと。

 

ライチはそんなのお前のせいじゃないと返すが

王子はでもそう言って自分を慰めて

逃れられるような立場じゃないと語る。

 

その上でライチは危なくなったら

すぐ逃げてねと伝える。

 

僕を守ろうとしてくれるのは

すごく嬉しいけどさと。

 

部屋を出たライチは

王子から言われた言葉を思い返していた。

 

そうか・・・逃げられるのは

楽な立場なんだな・・・。

 

それでもあたしは・・・

向こう側が良かったなあ・・・と。

あくる日、修行場にて

世無は王子に告げる。

 

それでは仕切り直しで一応言っておく。

教えてないことはやるなと。

 

しかし世無の目は

といってもまたやるだろうなと

思っているのは明らかであり

王子もまたやりますけどねという目をしていた。

 

とりあえず修行を始めるにあたり

世無はまずコレだと

指の周囲に魔力を浮かべる。

お前、コレが見える・・・だろう?と。

 

王子が魔力・・・ですか?と話すと

世無は・・・コレ、ふつうは

全く見えないからなと告げる。

 

こんな風に見えるのは

神仙とか神眼持ちくらいだぞと。

 

そうなんですか!?と驚きながら王子は

櫟江はよく魔力を「感じる」

と言っていたことを話すが

世無は術者なら分かる者は多いと語る。

 

子子南伎あたりは

「におう」とか言うしなと。

 

その上で改めて王子に

魔法術について説明する。

 

魔法術は魔力に法則を与えたもの・・・

という話はしたなと言いつつ

魔力を綺麗に整えながら

こうやって常に操作下に置くクセをつけること。

見えるならそれを利用した方が習得が早いと。

 

そして見てろと地に草を生やした世無が

魔力を纏った指先を草に向けると

瞬く間に枯れ死んでしまっていた。

 

世無は語る。

無垢の魔力は暴力的だ。

生き物にとっては特になと。

 

だが操作下におけば・・・

むやみに牙をむくことはない。

 

何面か用意しておこう。

芝生を枯らさず魔力を出す練習をしろ。

 

――そして、ここ以外では練習しないこと。

意味は・・・分かるな?

できるようになるまで何も教えないと。

言われたとおりに練習する王子を

空から見守りながら

世無は刃閃との会話を思い出していた。

 

他の七色とやり合う展開だけは避けろ。

【赤】、【青】、【紫】、動向はわしも見ておくが

注意すべきは【黒】の長兄・・・

 

奴は界変を解き明かそうとしている風だが

動きが不穏で意図が読めん。

 

奴は必ず少年に興味を持つ。

じゃが――欲しがるのか

育つ前に狩りに来るのかそれも分からんと。

 

一方その頃飛国 跡地にて

黒の魔法使いの長兄・鬼壱は

飛国で一体何が起こったのか探っていた。

 

土地に残る過去記録を辿るだけでは

新味はないな・・・と思いながらも

気になる人物を発見する。

 

そこには鬼壱が疑惑の目を向ける

王子の姿が・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

あの後どうなったのか気になってましたが

とりあえず多少の記憶障害が

起きていたみたいですね。

 

今回は最後まで開いていないからか

世無やライチのこともすぐに思い出しましたが

ちゃんと開いていたらもっと酷かったのかも。

 

確か初めの方の王子って

お付きの魔法使いすらも

忘れていたようですし。

 

それが未熟故のことなのか

それとも代償としてのことなのかは

今のところ定かではありませんが

簡単に使えるものではなさそうです。

 

それにしても修行もようやく始まりましたが

結構難しそうな感じですね。

 

王子が魔力を見えることで

恵まれているみたいですが

それでも簡単ではなさそうな感じ。

 

魔力の制御というのは

話しぶりから見るに

全ての基礎っぽいですし

それだけ重要なのかも。

 

そして当面の敵というか

やばいのが【黒】の魔法使いの長兄である

鬼壱という人物らしいですね。

 

前にも登場した人物ではありますが

王子をどうしたいのかわからないだけに

どう行動するのか読めないのが厄介。

 

七色の魔法使いの一人でもあるので

いざ戦いとなった場合

世無と互角かそれ以上の実力者である

可能性があるだけに

現段階で一番危険と見ていいかと。

 

なんにしても鬼壱がどう動くのかで

今後の展開が変わってくると思うので

彼が王子に対してどう動くのか楽しみです。

 

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