たくさんの漫画の中から管理人が厳選したオススメ漫画を少しのネタバレを交えて紹介しています。当ブログにはプロモーションが含まれています。

オススメ漫画ネタバレ情報局

キングダム 最新 第828話 ネタバレ&感想 騰vs洛亜完

2025年2月27日発売の

週刊ヤングジャンプ 13号に掲載されている

キングダム 第828話

ネタバレ&感想になります。

 

第828話 騰軍の傑物

内容ネタバレ

 

討ち取ったと思われた干央軍による

洛亜完本陣への襲撃。

 

思わぬ方向からの襲撃により

洛亜完本陣の兵は慌てふためき

干央は洛亜完の目と鼻の先まで迫っていた。

 

配下の者達から退避を求められた

洛亜完だが動揺する素振りすら見せず

迫りくる干央へ目を向け考察する。

 

何だ・・・干央軍は確かに壊滅した。

残党・・が虫の息で本陣ここまで

すり抜けて来たに過ぎぬはず・・・

 

はずだがその突破力は

残党などのそれではない・・・

 

”死に体”を装っていたのか・・・

いや本当に死に体のまま

こと切れずにここまで・・・

 

何だ その無策・無謀な戦い方はと

目を細めた洛亜完は自ら矛を取り

干央へと馬を走らせ・・・!?

退避することなく自ら干央を

迎え撃った洛亜完。

 

その一撃は受けとめようとした

干央の矛をへし折り

その体を斬りつけていた。

 

しかしその傷は浅かったのか

干央を仕留めるところまではいかず

反撃を受け後ずさりさせられていた。

 

洛亜完は干央を仕留め損ねたことで

潮目が変わると考えており

その読み通りに本陣に乱れが生じていた。

 

そして同時に思う。

この本陣の乱れを

騰が見逃すはずがないと。

 

そんな洛亜完の読み通り

騰は全兵士に告げる。

 

干央が敵本陣へ突撃し

敵は大いに揺らいでいる。

 

勝機はここにあり

これより”全開”で戦う。

各々突撃し洛亜完の首を狙えと。

 

騰の指示を聞いた録鳴未は

バカ言ってやがると笑っていた。

みんなずっと全開で戦ってるっつーんだと。

 

だが俺らの大将がそう言うんなら仕方がねェ。

さらに全開で戦るしかねェよなァ。

 

配下の者達はその言葉を聞いて

言ってる意味がちょっと・・・と

理解できず戸惑っていたが

録嗚見は皆に告げる。

 

横の騰のことは考えなくてよくなった。

正面を貫け!抜いて洛亜完を刺しに行くぞォと。

 

録嗚未軍が洛亜完を討つべく突撃を開始したことで

騰を討つべく動いていた直下兵団”月光”は

このままではマズイと動き出す。

 

隊を前後二つに分ける。

後列は洛亜完の元へ戻れ。

前列はこのまま騰の首を取りに行くぞ!と。

 

その動きを見て取った

騰の口元には笑みが・・・

戦場を見渡していた配下の者から

騰がそこまで追って来ていますとの

報告を受け洛亜完は思う。

 

もろい・・・騰を引き付けるため

接近していたこともあるが・・・

本陣が突かれただけでこうも浮き足立つか・・・

 

追われて退がれば立て直す機を失い

この戦場は負ける・・・

 

妙だな 長期戦をするはずが

相手の望む短期戦になってしまっている。

 

久しぶりの相手が六将 騰・・・

猛って浮き足立っているのは俺自身か。

 

そんな事を考えていた次の瞬間

洛亜完は目と鼻の先まで迫っていた

騰を自ら矛を振るうことで止めていた。

 

騰の配下の者達が

あの騰様が受けざるを得なかったと驚愕する中

洛亜完は騰と会話を交わす。

 

互いに王都新鄭で杯を交わした夜を懐かしみ

まるで友のような空気が漂う中

洛亜完は騰に語り掛ける。

 

お前とはもっと緻密な策の攻防を

重ねると思っていたが

生死の読めない干央の一手に賭ける

博打に出るとは拍子抜けだと。

それに対し騰は急ぐ我々は

お前をはめるにはこれしかないと思った。

 

だがそのおかげで・・・と口にするが

それを遮る形で洛亜完が口を開く。

騰 この状況がお前に有利となぜ決めつける。

 

そう告げた次の瞬間、洛亜完は騰に攻撃を仕掛け

騰はそれを受けきれずその身に傷を負っていた。

 

騰を圧倒した洛亜完の武に

本陣の兵達が歓声を上げる中

洛亜完は告げる。

 

俺が個の力でお前に後れを取ると思ったか。

ましてやお前はずっと乱戦の中に身を置き

力が尽きかけている。

 

そんな体で・・・と口にするが

騰は口元に笑みを浮かべながら言葉を返す。

 

洛亜完 何度も同じ手を食うのだな。

騰軍の傑物は・・・私だけではないのだぞと。

 

その言葉に応えるかのように

本陣を貫いた録嗚未が姿を見せる。

 

自身の首を狙い矛を振るう録嗚未に対し

洛亜完は舌打ちしつつもそちらへと

体を向けようとするが

それを見て取った騰が剣を振るうことで

洛亜完の動きを止めていた。

 

騰が生み出した絶好の好機を前に

録嗚未はその首を取るべく

洛亜完に向かって矛を振り下ろす。

 

しかしその一撃は博王谷の元から戻った

韓軍最強の武を誇る

副官ヨコヨコによって防がれてしまい・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

前回のラストで討たれたと思われていた

干央が本陣に襲い掛かったことで

どうなるかと思っていましたが

洛亜完自身もなかなかに強いみたいですね。

 

流石に蒙武などのトップクラスには

及ばないとは思いますが

それでも韓の第一将として

不足ないレベルなのは間違いないかと。

 

それにしても干央が洛亜完の読みから

外れた動きを見せたことを切っ掛けに

随分と巻き返した印象ですが

なんかすでに佳境に入っているような気も・・・

 

騰軍は短期決戦を狙っていたので

この展開は望むところだとは思いますが

洛亜完の元へ騰と録嗚未が辿り着いたことで

いつ決着がついてもおかしくないかと。

 

韓軍最強の武を誇るヨコヨコが

博王谷の元から戻ったことで

一概に騰軍有利というわけではなさそうですが

状況的に信と同じような感じなのかも。

 

軍としては韓軍有利ではあるが

大将を討つことが出来れば

それをひっくり返せるみたいな?

 

まあ、どちらにしても

大将同士が戦場で出会った以上

雌雄を決する流れになるのは間違いないので

この戦いも大詰めを迎えたのは間違いないかと。

 

次回か次々回かそれ以降かは

なんとも言えませんが

流れ的に決着がつくのも遅くないと思いますので

どんな結末を迎えるのか楽しみです。

 

気になる続きについてですが次号は休載で

次回は3/13発売の15号に掲載予定とのこと。

 

第827話へ

第829話へ