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キングダム 最新 第827話 ネタバレ&感想 王騎軍の遺産

2025年2月20日発売の

週刊ヤングジャンプ 12号に掲載されている

キングダム 第827話

ネタバレ&感想になります。

 

第827話 遺産の存在

内容ネタバレ

 

隊長である信が自ら敵副将である博王谷を

討ち取ったという知らせを聞き

飛信隊の歓声が轟いていた。

 

博王谷軍の兵士たちは

その知らせを信じられず戸惑っていたが

飛信隊の新兵達も同様だった。

 

こんな広い戦場で・・・

こんな万対万の人間がいて・・・

 

大将同士が一騎討ちして・・・

うちらの大将が勝ったのか・・・

本当に・・・そんなことが起こるのか・・・と。

 

そんな戸惑いの声を上げる新兵達に

干斗はふつうは起こらねェよと声をかける。

 

だけど飛信隊うちでは起こる。

檄で言われたように

隊長自ら先頭に立つからだ。

 

そして周りはそれを全力で援ける。

そして勝つ。

 

だから隊長は一歩兵から

将軍にまで登り詰めたし・・・

飛信隊はこんなにでかくなったんだ。

 

お前らももうその一員ってことを

胸に刻んでおけと。


一方その頃、博王谷本軍の兵士は

大将の仇を討つべく信を狙い

渕らがそれを食い止めていた。

 

博王谷との戦いは信にとっても

厳しかったようで立ち上がるのも

やっとといった有様だった。

 

そうした状況の中、博王谷が討たれたとの

知らせが届いたヨコヨコは選択を迫られていた。

 

配下の一人は告げる。

いかにヨコヨコ様でも

博王谷軍は動かせません。

 

我らは今すぐ洛亜完様の元へ

戻るべきだと。

 

もう一人の配下の意見は違った。

今の李信は動けぬ程の状態。

ヨコヨコ様が奴にたどり着きさえすれば

難なく首を取れるはず。

 

今無理をしてでも李信を討ち

この場の状況を五分にすべきだと。

 

その声が聞こえたのか

田有らはやれるもんならやってみろと

彼らの前に立ち塞がり

さらに満童率いる黒飛も救援に駆けつける。

 

刻一刻と悪くなる状況に

配下から指示を求められたヨコヨコは・・・


その頃、騰は自ら剣を取り

応戦していたものの

戦況は洛亜完の思う通りに進んでいた。

 

右の干央軍はほぼ壊滅!

干央の姿も消えました。

討ち取ったと思われます。

 

左の録鳴未軍にも個別撃破を仕掛け

騰軍からはさらに引き離しています。

後方の隆国軍も同様!

 

騰軍は狙い通り孤立!

各隊が騰に迫っています!

 

戦場から次々に届く報告を聞きながら

洛亜完はじっと騰へと目を向ける。

 

この武も限界がある。

そろそろ沈め 騰。

 

そんな事を考えていたところ

飛信隊と博王谷軍の戦場で

大きな喚声が起こっていることに

将たちは気づく。

 

洛亜完はそちらへと目を向け

今の喚声について考える。

 

この喚声の大きさ

李信を討ち取ったか博王谷。

・・・もしくはその逆か・・・

 

配下の者からそちらに物見を

戻すことを提案されるも

洛亜完は待ちはせぬとして

騰との戦場へと目を向ける。

 

博王谷が勝ったと信じるが

仮に逆だとしても隣の状況が

こちらに影響を及ぼすのはもう少し先だ。

 

この場に助けも横槍も差し込ませぬ。

ここは俺と騰の戦場だ。

六将騰はこの洛亜完が打ち倒す!

 

その決意のもとに洛亜完は

新たな命を下す。

 

直下兵団”月光”を送り込め!

一気に騰の首をからめ取れィ!と。

 

それによりさらに劣勢へと

追いやられようとしている騰軍だが

騰は正念場だとして

正面から受け止めるため動き出す。

 

騰の戦場に精鋭兵が襲われていることは

すぐさま録嗚未と隆国も気づいていた。

 

配下の者達は大将の危機を前に

どうにかして援けに向かおうと

それぞれの将に許可を取ろうとするも

録嗚未と隆国はそれを止める。

 

その命に納得できない者達は

再度許可を求めるが

録嗚未は余計なことはするなと告げる。

 

洛亜完が自分の姿を”的”にして

騰を引き付けて孤立させたように

騰も今あえて”的”になって引きつけてんだよ。

 

それが何を指しているのか分からず

配下の者達は戸惑いながらも

言葉の意味を尋ねるが

録嗚未はそんな彼らに洛亜完の気だと告げる。

 

しかしそれ以上のことについては

答える気がないらしく

俺達・・にしか分からねェよと口にし

じっと戦場へと目を向けるのだった。


洛亜完の直下兵団”月光”の襲撃を

正面から受け止める騰だが

相手が精鋭兵ということもあり

その身に幾度となく刃を受けていた。

 

それでも大きな傷は負っていないようで

次々に襲い来る敵兵を蹴散らしながら思う。

 

これ程 薄氷の上を行くような戦況は

独立してから初めてだ。

洛亜完 敵として見事としか言いようがない。

 

だが我々・・は六将王騎と共に死線を・・・

あの黄金時代をかいくぐり続けてきた。

 

お前もそこに居たならば

今頃誰も手がつけられぬ

英傑になっていたやも知れぬ。

 

だがお前は居なかった。

その”差”は天才のお前が考える以上に大きい。

 

我らは歴戦の経験から感じ取る・・・・

その火が消えたかそうでないか

お前私に一点集中しすぎていないかを。

 

王騎軍の遺産は本当に大きいのだ。

恐れを知らぬ列将 録嗚未。

軍師を兼ねる才将 隆国。

 

そして死闘を得意と豪語する

不死身の干央!

 

その思いに応えるかのように

討たれたと思われていた干央が

洛亜完軍の右翼に襲い掛かり・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回のラストで信が博王谷を討ったことで

一気に状況が変わるかと思いきや

ヨコヨコの動き次第になりそうですね。

 

信がまだ動けない以上

彼が本気で信を狙ったら

正直厳しいかなと。

 

田有らと淡の弓で

今のところ抑えているものの

ヨコヨコが本気をだしたら

多分荷が重いと思いますし。

 

まあ、満童が来たことから

恐らく撤退していくとは思いますが・・・

 

それとようやく騰側も

反撃を開始するみたいですね。

 

あの洛亜完の表情を見る限り

多分予想外だったと思いますので

干央次第ですが面白くなるかも。

 

ただ洛亜完も韓の第一将ですので

干央単体では難しいでしょうね。

 

干央が一時的に敵の目を引きつけたことで

騰が動けるようになり

洛亜完を追い詰めるというのが

一番有り得そうな感じかなと。

 

ただ洛亜完の才能が騰の考える以上だった時は

干央が討たれる可能性もありそうな気も・・・

 

どちらにしても反撃を開始するにしても

まだまだ騰軍が劣勢にあるのは間違いないので

大将同士の対決がこれからどうなるのか楽しみです。

 

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