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【漫画版】アルスラーン戦記 最新 第145話 ネタバレ&感想 蛇王に従う者達

2025年11月8日発売の

別冊少年マガジン 12月号に連載されている

アルスラーン戦記 145話

ネタバレ&感想になります。

 

第145章 蛇の毒

内容ネタバレ

 

アンドラゴラスを依代に復活した

蛇王らによって一蹴されたゾット族の面々。

 

すでに戦いは終わっており

今は蛇王からの命令を受けた兵士達が

まだ息がある者たちに止めを刺して回っていた。

 

そうした中、生き残りを探していたパルス兵二人は

建物に隠れていたアルフリードを発見。

 

しかし何か思うところがあるのか

アルフリードをなんとか助けようと

他の兵士達に嘘の報告をし・・・!?

 

”アンドラゴラス国王陛下が生きていた”

その報せはヒルメスに従っていた兵士達の間に

すぐさま広まっていた。

 

彼らは自分達が王都の民から

恨まれていることから

勝ち馬に乗るべく動き出す。

 

奴隷解放について納得できないものも多く

この国が立ち行かなくなるぞと言い

兵士達はアンドラゴラス国王陛下の元へ!と

続々と蛇王の元へ集まりだす。

 

そして蛇王について兵士達は声を上げる。

アルスラーンを討て!と。

そんな事が起こっている等露知らず

アルスラーン達はヴァフリーズの首を前に

別れを惜しむかのように膝をついていた。

 

そしてアルスラーンはダリューンのもとへ行き

その手をとって頭を下げる。

 

ダリューン すまない。

つらい事をさせてしまった すまないと。

 

そんなアルスラーンの行動にハッとした表情を

見せながらダリューンは口を開く。

 

――いえ この場で力で伯父上を止められるのは

このダリューンしかいませんので・・・

 

ですが・・・迷いが無かったとはとても言いがたく・・・

殿下のお言葉 たいへん心強うございました・・・!と。

 

それを聞いてアルスラーンは

・・・私は何もできないからと返すが

ダリューンとナルサスは否定する。

 

臣下を信用し臣下のために

泣いてくださったではありませんか。

殿下は我らにとって光でございますと。

 

二人からそんな言葉をかけられアルスラーンが

顔を真っ赤にしてあたふたと慌てる中

アルフリードを救った兵が姿を見せる。

 

息を切らせて向かってくる兵士達を見て

なにごとかと驚くアルスラーン達だが

やってきた兵士二人は合流出来たことを喜びながらも

困惑した様子で報告する。

 

アンドラゴラス国王陛下が・・・

生き返りました・・・と。

 

それを聞いたアルスラーンは

顔を真っ青にする中

ナルサスは表情を固くする。

 

いくつか想定していた中の

最悪の事態がやってきたと。

 

ハッと我を取り戻したアルスラーンは

王妃タハミーネのことを訊ねるが

アンドラゴラスが手にかけたと聞かされ絶句し

膝から崩れ落ちていた。

 

そして兵士達は語る。

ありえません!国王陛下が

王妃様をその手にかけるなど。

お側にいた我々にはわかります!

 

陛下は蘇りました・・・けれど・・・

あれではまるで別人・・・

 

いや・・・無礼を承知で申し上げるならば――

人ではないなにか・・・・・・と。

城壁に急遽拵えられた玉座に座る

蛇王の周りには続々と王都を襲っていた

怪物たちが集まって来ていた。

 

それを見た兵士達は何か変だと口にしていたが

そこへさらに魔道士たちが姿を見せる。

 

そして蛇王の前に膝をついた魔道士たちは

アルスラーンのことを報告する。

 

アルスラーンめはまだ市内に出てはおらず

王宮内に留まっております。

ヒルメスめもうろついている様子。

 

ヒルメスめは曲り形りにもカイ・ホスローの・・・

パルス王家の血を引く者。

 

生かしておけばいつかまた

牙をむくかもしれませぬと。

 

その報告を受け蛇王は

兵士たちに命を下す。

 

王宮の出入り口を全て封鎖せよ。

これ以上市内からアルスラーンの兵を入れるな。

ヒルメスも逃がすなと。

 

兵士達の率いる立場の男は

恐れながら・・・と声を上げる。

その者たちは何者でございますか・・・?と。

 

蛇王は旧知の呪術師であり

わが軍師と思いおぬしらも仕えよと告げるが

兵士達はひそひそと話し合う。

 

おかしい・・・アンドラゴラス王は

まじないや迷信を信じる方ではなかったはずだ・・・と。

 

兵士達の間に猜疑心が高まる中

蛇王から黒い影のようなものが

兵士達の中へと広まって行き

蛇王は改めて命を下す。

 

王宮の出入り口を全て封鎖せよ。

わが玉座を狙う鼠は根絶やしにするのだ。

血の一滴も残すなと。

 

黒い影は瘴気のように兵士達へと広まり

兵士達は狂気の表情を浮かべ

仰せのままにと直ちに命を遂行する。

 

王宮を閉鎖せよ。

アルスラーンの兵を入れるな。

ヒルメスを逃がすな。

 

門を閉ざせ。

わが王に逆らう者は根絶やしにせよ。

アルスラーンを殺せ ヒルメスを殺せ。

 

殺せ 殺せと声を上げる兵士達は

アルスラーン達を発見するや否や

狂ったように襲い掛かり・・・!?

いきなり兵士達に襲い掛かられた

アルスラーン達がナルサスの進言もあって

一先ずその場から逃げ出す中

ギーヴとエランが王宮の入り口で

中に入れずにいる兵士たちの前に姿を見せる。

 

どうやら王宮の出入り口全てが

閉じられていて入れないらしく

兵士達も困惑していた。

 

そうした中、城壁から声が上がる。

何者だ アンドラゴラス国王陛下の兵か?と。

 

ギーヴが訝しみながらも剣を抜きつつ

アルスラーン陛下の兵だと返すと

城壁から夥しい数の矢の雨が降り注ぐ。

 

アンドラゴラス王が身罷られたなどと流言をばらまき

王都を混乱におとしいれたアルスラーンの狗どもめ。

 

国王陛下は健在だ!

王位簒奪を目論むアルスラーンと

それに与し者たち すべて討ち果たす!と。

 

一方その頃、エステルとドン・リカルドは

王宮の正面辺りから聞こえる争うような声を聞き

アルスラーン達がそこにいるのかと

王宮へと向かうことを決めるが・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

前回蛇王によってゾット族が

やられたような描写がありましたが

アルフリードが生きていて何よりでしたね。

 

流石に無傷ではなさそうですが

すぐに命の危険があるような傷でもなさそうでしたし。

 

エルレインの方については情報がなかったので

生きているかどうかもわからないですが

亡くなった描写もないので

もしかしたら彼も生きているのかも。

 

それにしても蛇王についてですが

アンドラゴラスを依代にしているだけでも

厄介なのに兵士達を強制的に従わせる

あの力は厄介すぎますね・・・。

 

とりあえず今のところは

王妃についていた兵士とヒルメスの兵士が

蛇王に従っていますが

アルスラーンの兵士達もそうなる可能性があるだけに

どうにかしないと戦いにならなくなるかも。

 

それに民もあの力に操られて

敵対する可能性もありますしアルスラーン達にとって

かなりマズイ状況にあるのは間違いないかと。

 

それこそルクナバードが使えるならば

あの力にも抵抗出来るのかもしれませんが

今使えるのはヒルメスだけですし

彼に期待する他ないのかも。

 

なんにせよ状況は悪くなる一方ですので

これからアルスラーン達がどう出るのか楽しみです。

 

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