2026年4月16日発売の
週刊ヤングジャンプ 20号に掲載されている
キングダム 第872話の
ネタバレ&感想になります。
第872話 よからぬこと
内容ネタバレ
李牧のぶ厚い防衛戦略を前に
飛信隊は苦戦を強いられていた。
そうした中、副長である渕が敵軍に囲まれ
窮地に陥ってしまうも
その危機を救ったのはヨコヨコ率いる元韓軍だった。
ヨコヨコの武力は趙兵を圧倒し
その報告を受けた信は笑みを浮かべていた。
そして貂はヨコヨコの参戦に
興奮が隠しきれない側近達に語る。
今日参戦するように頼んだんだ。
紀彗軍を相手に苦戦が予想された羌瘣軍の元へ
ヨコヨコは援軍を送り続ける必要があった。
それが今日総攻撃になったから
ヨコヨコ軍も出て来てもらった。
しかもあのヨコヨコ軍は全く無傷の二万五千!
この場を任せるのには十分な強軍だ!と。
そう語った貂は信達が進みだしたのを見て
本陣も前に動かす!と指示を出す。
飛信隊全体を次の前線まで進めるよと。
その指示を受けた本陣の兵達は
引越しの準備だと即座に動きだすのだった。
一方その頃、顔聚軍と相対していた録嗚未軍だが
思う様に進軍できず、劣勢の中にいた。
右軍を任されていた隆国も同様であり
次々と隊が討たれたとの報告を受け驚愕していた。
なぜこうもこの隆国が何度も裏をかかれる・・・
出す策全てが裏目に出るなど・・・
まるで俺の考えが全て・・・
そう零した瞬間、中央の録嗚未軍が
苦戦し後退しているとの急報が入るも
隆国は言葉を続ける。
明らかに昨日からこの敵は戦い方が変わった。
そこからこの隆国の戦術が一切・・・
この変貌の考えられる理由は一つだけだ・・・
つまり・・・昨日から顔聚軍本陣に
居るのであろう・・・李牧!と。
その隆国の考えは正しく
李牧は顔聚軍本陣にて指揮をとっていた。
まるで敵軍の動き全て見えているかのように
次々と指示を出していくのを見て
本陣の兵達は恐怖すら覚えていた。
これが趙三大天 李牧様か・・・
昨日からのたった二日で押し込まれていた分
きっちりと押し戻した・・・
今日・明日で逆に我らが反転攻勢に出るぞと。
矢継早に指示を出しながら李牧は
顔聚に横から指揮権をお借りして
申し訳ありませんと謝罪する。
もう少し敵を弱らせたら
私はまた離れますのでと。
しかし顔聚はお気遣いは無用だと返す。
李牧殿の軍才を間近で目撃できて光栄です。
この軍の大将の私にそう思わせる程の神業ですと。
そんなことを話していた二人の元に
骨珉伯・馬風慈の軍が抜かれたとの急報が入る。
李牧がつまり・・・抜いた敵は蒙恬!と
それを為した将の名を口にする中
本陣の兵達は驚いていた。
この巨大防衛線で抜かれた所があるのかと。
じっと考える仕草をした後
李牧は彼らに・・・問題ありませんと語る。
骨珉伯が抜かれた先には
次の防衛線が敷かれています。
すり抜ける隙も無く
踏み込めば途端に包囲され
絡め取られる攻撃的な防衛線です。
すでにその戦線は対楽華に動いているはずです。
秦兵は一人として邯鄲へは行かせませんと。
李牧の考え通り甘水山に布陣する
南西方面第二防衛線本陣にて
軍師である敬童英が軍を率いる雷伯に
今後の動きを指示していた。
雷伯様は欽山で楽華の頭を押さえて下さい。
別軍が平原の入口を封じて退路を断ちます。
すでに赤非城と浄氾城から兵が出陣しています。
数的にも楽華を圧倒するので早々に決着するかと。
その場には軍師として琉安という女性もいたが
敬童英と同意見なのか自軍の有利を確信しており
雷伯に蒙恬はかなりの美男と噂なので顔が見てみたい
なるべくきれいな状態でと願う程だった。
そして雷伯が楽華を討つべく
出陣しようとしたところで
急報と声を上げる伝令が・・・!?
時同じくして顔聚軍本陣にも
急報が届いていた。
ふっ再び狼煙が・・・今度は曲布山に・・・
岩歯山からも上がっておりますと。
曲布山は紀彗軍の後方の山
岩歯山は傅抵軍らの後方の山であり
つまり羌瘣軍と李信軍も
防衛線を突破したことを示していた。
本陣の兵達が慌てふためく中
顔聚は李牧に声をかける。
・・・これも想定内のことですか?と。
その問いに対し李牧は
ええ・・・と返しつつ口を開く。
・・・――と言いたいところですが
敬童英達の手に余る状況となるやも知れません。
この二軍はどうやら・・・
よからぬことを考えているやも知れませんと。
そう口にした李牧は考える。
もし本当にこの三軍が見えぬ糸で
繋がっているとすると繋いだのは恐らく
あの昌平君の一番弟子と言われる楽華 蒙恬!
そしてその中には再び李信。
私の戦略を血を流しながらも
何度も狂わせてきた男――
早くも分岐となる戦いになるのか・・・
と思いつつ李牧は顔聚に伝える。
予定より早いですが私はここを離れます。
録嗚未軍の押さえ宜しくお願い致しますと。
その言葉を顔聚は御意と了承する。
戦局はこちらに傾いた。
録嗚未の首は我らが取る故
李牧様は三軍の相手をと。
一方その頃、羌瘣は
じっと戦場に目を向けていた。
こちらの布陣が整いましたとの報告を受け
側近達は敵は増えてきているが
布陣はまだ落ち着いていないとして
攻めるなら今だと進言する。
しかし羌瘣は戦場から目を離すことなく
・・・いやまだ待つと言い出し・・・
そうした中、楽華と飛信隊が
時同じくして動き出す。
楽華を指揮する蒙恬は告げる。
徐々に右に力を偏らせていく。
全体で右に大きく回り込むぞと。
そして飛信隊の軍師である貂は指示を飛ばす。
力を左に偏らせて左に大きく回り込む。
左を崩したら飛麃も読んで続かせてと。
互いに全く見えず意思疎通も図っていない
楽華と飛信隊はそれぞれ対称的に
大外を回り込む動きを同時に見せた。
それに対し趙軍の防衛線は
裏を取られまいと左右へ援軍を送った。
これは横陣を左右から崩す時の
基本的な攻め方であり、また守り方である。
敵の意識と力が広く左右に広がるのを
羌瘣は感じ取った。
そうして羌瘣は薄くなった前面の
一点突破を図るべく開戦の号令をかけたのである。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回の流れ通りヨコヨコ参戦から
始まったわけですが
あの武力は相変わらずみたいですね。
ヨコヨコ本人の力もさることながら
この場において無傷の二万五千という戦力は
かなり大きいのではないかと。
この場を任せるのにこれ以上ない戦力ですし
彼らの参戦がなければこうもスムーズに
敵陣を突破出来なかったと思います。
そんなヨコヨコの大活躍をよそに
李牧が顔聚軍の指揮をとっていたことで
録嗚未軍がかなりやられてましたね。
あの隆国がああも悄然としているのを見るに
格の違いというものを明確に
感じてしまったんだろうなと。
まあ、打つ手打つ手全て裏をかかれるとか
軍師にとって悪夢もいいところですし
そうなるのも仕方ないのかも。
そんな李牧ですが三軍の動きに
即座に気づいたのは流石と言う他ないですね。
ただ気になるのは信と蒙恬に関して
かなり警戒しているのは明らかでしたが
羌瘣についてそれほどでもなかったこと。
李牧も羌瘣について知らないわけではなく
それなりに調べているとは思いますが
なんとなく過小評価している気がします。
正直私的に信・蒙恬・羌瘣の三人のうち
一番厄介なのは羌瘣だと思いますが
その辺りどう考えているんだろうなと。
もし仮に本当に過小評価をしているならば
今回の策の要になるのは羌瘣なのかも。
なんにしても第二防衛線に
李牧が向かうらしいですので
より一層白熱した戦いになるのではないかと。
李牧が実力差を見せつけるのか
それとも三軍の力が上回るのかは
現時点においてわかりませんが
より面白くなるのは間違いないので
これからどんな戦いになるのか楽しみです。
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