第143話 研
内容ネタバレ
夜が明け朝日が昇る中、
西尾はコーヒーを飲みながら屋上で
しばらくきつそうだなと呟いていた。
そして隻眼の梟との戦いで腕を負傷した黒磐と足を切断された什造は
瀕死の重傷を負った篠原の病室へと見舞いに訪れるが
医者によると植物状態で意識が戻らないと告げられる。
そんな中、伊庭という元特等で黒磐や篠原の上司だった人物も
見舞いに訪れ、篠原に向かって上司不幸なやつだと
馬鹿野郎が・・・と呟いていた。
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ちゃんと確認したのかと担当者に食って掛かっていると
そこにアキラが現れ局内で取り乱すなと注意するが
その冷静な様子を見てアキラにも食って掛かる美郷。
美郷は泣きながらアキラにお前は哀しくないのか、
滝澤と亜門、級友とパートナーを失ったんだろうと喚くが
アキラの目から涙が溢れているのをみて何も言えなくなってしまう・・・。
平子と宇井はベンチで今回の戦いのことについて話していたが
行方がしれない局員が多すぎて数が合わないことから
喰種に連れ去られてしまった可能性が・・・。
加納は喰種捜査官を一般の素体よりは丈夫だろうとタタラとエトに語り
ここにいれば実験体には困らないと嬉しそうに話すが
カネキがあれほどの個体に育つとは予想外だったようで惜しいことをしたと。
それを聞いたエトはカネキくんはまた作ればいいとカプセルに手をおくと
その中には芳村らしき姿が・・・。
有馬と和修吉時は総議長である和修常吉から
肝心の梟が獲れなかったと言われ二人して申し訳ございませんと謝罪していた。
そしてあの戦いで有馬は何かを手に入れたらしく・・・。
イトリの店ではイトリやウタ、ニコやロマまでいて
さらにピエロのマスクを被った人物が楽しそうに
今回の戦いについて話していたが全員ピエロのマスクを持っており
最後に笑うのはピエロだと話していた・・・。
あんていくが壊されているところを見ているヨモとトーカ。
トーカはアイツはあんていくに戻るか迷っていたこと
だから居場所(戻るところ)が必要だと。
「私は信じる。アイツはあんていく(私たちのところ)へ帰ってくるって。」
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
こんな終わり方ってあるかーーーー!
って感じですがマジでこれで終わりなんですかね、この漫画。
なんというか不完全燃焼過ぎて
逆に何も言えなくなりそうなくらいショックですね・・・。
なんかいっぱい謎が残っているのに
ここで終わりなのはさすがに納得いかないですが
もしかしてそれが狙いだったりするんでしょうか?
結局カネキくんがどうなったのかもわからないですし
亜門が本当にやられたのかも判然としませんし
ウタがピエロのリーダーなのかどうかもわからないですし
有馬が手に入れたものってなんなのかわからないですし
ヒデは結局どこに行ったのかもわからないですし
分からないことが多すぎますね。
あれだけ伏線を色々張っておいて
それを明らかにしないで最終回ってかなり気になりますね。
そういえば前回の回をもう一度見直してみたんですが
隻眼の梟って高槻泉に似ていたような気がしますが・・・。
どちらにしてもこの漫画はここで終了となるようですが
これの続きみたいなものを書く予定はないんですかね?
この漫画はまだまだ設定的にも掘り下げられそうな気がするだけに
ここで終了だとかなりもったいない気がしますけどね・・・。
私としてはこの漫画かなりお気に入りなので
新シリーズかなにかの形でまた読めたらいいなと思います。
最終巻が10/17に発売されるらしいので
そこで加筆されていることを期待したいと思います。
本当にもう少し綺麗な終わり方だったならば言うことない名作だったんですが・・・。