宇宙兄弟 272話のネタバレ&感想になります。
第272話 希望の轍
内容ネタバレ
六太と共にバギーに乗って”SHARON”の場所まで
走らせている道中、仮眠していたエディは
子供の頃、弟ブライアンと一緒に遊んでいた頃の夢を見ていた。
そしてアラームと共に目を覚ましたエディは昔のことを色々話し、
六太もまた自分にも弟がいるからかそれに共感しつつ話を聞いていると
隣で自走するブギーから補給船が見えてきたとの報せが。
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通信が遮断されてしまい困惑していたせりかのもとへも
それが太陽フレアによるものだと報せが入り
月も地球程ではないが安全だという知り安堵していた中
六太たちも補給船に到着し作業を始めていた。
バギーに”SHARON”を載せる作業の最中、
エディはブライアンとの子供時代にした宇宙飛行士ごっこについて語っていた。
自分達よりも上手であったもののそのどれもが六太と日々人も
やっていたことだったこともあり共感しながら楽し気に話をしながら作業をこなし
ようやく固定が完了。
そうして基地へと帰ることになるがフルパワーで運用していたことから
バギーのパワーも落ちており予定通り中継地点の充電スタンドを経由して
行きとは別のルートで帰ることに。
そうしてバギーを走らせ中継地点へと向かう最中
太陽フレアの影響かフロントナビが消えブギーの位置情報まで消えてしまうことに。
位置情報が途絶えたことでムーンベースにいるベティからも通信が入るが
エディは位置も方角も大体わかると言いそのまま予定通りに
バギーを走らせることに。
六太はこのルートが今回初めてだったこともあり引き返したほうがいいかもと思っていたが
エディはそれだとバギーを充電できないと話した上で
”SHARON”を積んでいるためか行きよりも消費が大きいことから
基地まで電力が持たないと語る。
それを聞いた六太は心配そうな表情を見せながらも納得するが
エディはそんな六太にこのルートはかつて月面ミッションのキャプコムを担当した時に
クルーに走らせたルートであることを話す。
その上でこの先に充電スタンドがあり
そこまで行ければブライアンが残したバギーの轍が残っているはずで
そいつを辿れば基地に帰れると語るのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
相変わらず何かしらのトラブルに見舞われる運命に愛されている六太ですが
エディとブライアンの兄弟によって何とかなりそうですね。
今回ブライアンが載っていたバギーの轍の話がありましたが
月面に残ったバギーの轍って何年もの間消えることは無いのだろうかとふと思って
調べて見ましたが詳しいことはイマイチわからなかったものの
月には大気がないため残っているみたいですね。
NASAの発表によると1972年に残した足跡が
2011年に確認されたらしいので何か特別なことが起きないならば
何年単位ではなく何十年単位で残るのかも。
なんともロマンのある話ですが
そこにはエディとブライアン、六太と日々人の足跡やら痕跡も
残るわけですからなかなかに感慨深いものがあります。
まあ、なんにしてもブライアンが残したバギーの轍のおかげで
なんとか基地へと帰ることが出来そうですね。
あくまでトラブルに巻き込まれなければですが・・・、
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