東京喰種トーキョーグール:re 85話のネタバレ&感想になります。
第85話 しろい箱
内容ネタバレ
有馬のことについて問いかける平子に対し
カネキは有馬に言われた通りに自分が殺したと告げる。
その上で平子に対し近づくなら・・・と警告するが
平子は戦う気がないと話し有馬の傍へ行くと
その首の傷痕を見て嘘が下手だなと告げるのだった。
それから平子が連れていた0番隊のまだ子供とも見える隊員たちが
涙を流しながら有馬にお別れをしている様子を見ながら平子は
あの子たちは庭の子であり有馬はあの子たちの希望だったと語る。
そしてカネキにあなたはどうなのかと問われ
俺はただの部下だと答えた平子はカネキに服を渡すと共に
ついて来い、コクリアを抜けると話し
0番隊は有馬貴将の命によりカネキケンの逃走を幇助すると告げるのだった。
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突然特等が殉職したと聞かされた瓜江がもう一度説明を求めたところ
和修政は荒れ果てた通信室で腹部をクインケ(赫子?)に貫かれ絶命している父吉時を見ながら
指揮官の丸出特等は何者かによって襲撃を受けた局長の後を追って殉死したと説明。
さらに総指揮は自分が執ると話し瓜江は法寺特等の援護に向かうようにと告げ通信を切ると
政は手に持っていた銃を落とし亡くなった父の死を嘆き
丸出に恨みの言葉を向けながら泣き叫ぶのだった。
一方、突然思いもよらない事を告げられた瓜江は
一体どうなっている?と状況を把握し切れていなかったが
六月はここにはいなかったと判断し命令された通りに法寺の元へ向かうことに。
そしてその頃一番隊を率いて目標であるタタラの前まで来ていた
法寺は”赤舌連”の首領である焔を駆逐するのに15名の特等と30名の准特等、
100人以上の犠牲が出たとして弟である彼の危険性はそれを凌ぐとされていることから
副隊長であるアキラに自分が死ぬくらいの想定は済ませた上での立ち回りをお願いしますと
改めて伝えるのだった。
一方、平子から自分を逃がすように命令されていたと聞かされたカネキは
初めからこうするつもりだったことに気づき
自分も有馬にお別れを言ってもいいかと平子に伝えると
彼から”持たせてくれ”と言われクリスマスに送ったプレゼントを受け取ることに。
そして有馬の傍らに膝をついたカネキは
北原白秋「海豹と雲」”老いしアイヌの歌”の一節を諳んじお別れの言葉としつつ
これまでの有馬との日々を思い返していた。
ぼくをころしたひとでありながらぼくになまえをくれたひとであり
ぼくに希望をたくしたひとである有馬に対しカネキは
あなたはぼくのせんせいでおとうさんでしたと思いながら
僕・・・幸せでしたよと弔いの詞を贈るのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
カネキが有馬への弔いの詞を贈るシーンですが
なんだかんだ言って慕っていた相手でもあることから
ちゃんとというか最後にお別れの言葉を贈れたのは良かったと思います。
カネキはああいう性格ですのでちゃんとにお別れしないと
いつまでも引きずることになるのは間違いないですし
ああいう形ではありますが悪くないお別れだったのではないかなと。
それはそれとして今回一番気になるのが
通信室で一体何が起きたのかと言う事ですね。
とりあえず以前の瓜江のもとに来た特等が殉死したとの連絡は
丸出特等のことを指していることは分かりましたが
あの通信室の様子を見るに丸出さんいないような気が・・・。
あの通信室で明らかなのは吉時さんが腹をクインケか赫子で貫かれて
亡くなっている事と二人の捜査官が顔を吹き飛ばされて誰だかわからない状態で
亡くなっている事くらいなので丸出さんは一体どこにいるんですかね?
あの顔というか頭がない捜査官が丸出さんということもないわけではありませんが
ぶっちゃけそれは考えずらいものがありますしね。
それにあの通信室で瓜江と連絡を取っていた政が何故銃を持っていたのかも分かりませんし
丸出さんが後を追って殉死したと言いつつも
その丸出さんに恨みをぶつけているなんてよく分からないですしね。
まあ、その際に政がオネエ言葉になっていたのも気になるところではあるんですが・・・。
そんな感じで色々と納得できない部分が出てきてはいるものの
流島ではついにアオギリの樹の中心人物であるタタラと
法寺&アキラさん率いる部隊との戦いが始まりそうですし
コクリアでも動きがありそうなので続きがめっちゃ気になるところですね。
流島にしてもコクリアにしても残る戦いは有名どころだらけの
かなり白熱した戦いになると予想されますので今後の展開が楽しみです!
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