特典DVD 星待つひと 魔法使いの嫁

魔法使いの嫁 特典DVD 星待つひと 中篇の内容ネタバレ&感想 森の図書館

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特典DVD 星待つひと:中篇の内容ネタバレ&感想になります。

ちなみに前篇はこちら!→星待つひと:前篇

 

内容ネタバレ

 
森の魔法使いと名乗った青年はここは森の図書館だと説明した上で

唐突に侵入してきたチセを歓迎するかのように笑みを浮かべていた。

 
どうやらここには外にいたような悪さをする妖は入ってこれないらしく

中にいる妖はチセのことなどまるで興味が無いようで

図書館にある本を読み漁っていた。

 
勝手に入ったことでチセは悪いと思ったのか帰ろうとしたところ

青年は三浦理一と名乗るとチセにまた再びここに戻ってこれるように

この図書館の利用券を渡し送り出すのだった。

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その夜、チセが引き取った夫婦の言い争う声を聞き

じっと耐えていた頃、理一は薄ら笑いを浮かべながら狂気に満ちた表情で

本のページを捲っていた。

 
そしてふと我に返った理一は目の前に立てかけてある”春惜しむ”と題された本を

怯えた様子で抱きかかえ、息を切らせながら大量の冷や汗をかいていたのだった。

 
あくる日、家庭内の不和からかその息子から出てけと言われ家を出たチセは

再び遭遇した妖から逃げる様に森の図書館へ。

 
逃げ込むようにやって来たチセに対し森の図書館は拒むことなく受け入れ

理一もまた何も聞かずにチセをただ見守ってくれていた。

 
その環境が気に入ったのかチセは次の日、夏休みの宿題となっている

読書感想文の用紙を鞄に入れ再び森の図書館へと足を運ぶ。

 
本を読みたいというチセに対し理一は喜びながら

この図書館の利用方法について説明。

 
それは利用券がある限りチセはここの利用者であり

一冊だけ本を借りられること、

そして外扉は開けっぱなしにしないこと、

それを守れば毎日だって好きなだけここを利用していいとのことだった。

 
それからチセは毎日のように森の図書館に通い

家で借りて来た本を読むという生活を送っていた。

 
理一もまたこの図書館を利用してくれるチセを温かく見守ると共に

色々教えてくれたことで一緒の空間で過ごすことが増えていた。

 
親戚の家では母親が子供たちを連れて出ていったこともあり

父親がチセをどうにか他の家に引き取ってもらえないかと各所に連絡をとっていたが

チセは特に気にすることなく借りて来た本を読み漁っていた。

 
そんなあくる日、理一はすっかり本の虜になっていたチセに

このままここに住まないかと提案しようとするが

チセはあれだけの数の本を読んだのにも拘らず

読書感想文が出来ていないことに頭を悩ませていた。

 
そんなチセはカウンターにいつも立てかけてある

”春惜しむ”と題された本が気になったようで

その本の事を理一に問いかけたが

何故か理一は呆けた様子でよく分からない反応をするだけだった。

 
チセがそんな反応をする理一をよそにどれにしようかと本を選びながら

私、本の一番最後のページを読む時が一番好きだと告げた瞬間

理一はハッとした表情を浮かべ

以前ある女性に同じように言われた時の事を思い出していた。

 
思い出した理一は突然錯乱したかのように頭をかきむしると

”春惜しむ”と題された本へと一心不乱に向かい

焦った様子でその本の最後のページをめくっていた。

 
そして最後のページを見た理一はその場に蹲りながらなんてことだと呟き

チセに今日はもう帰るんだと告げる。

 
理一はなにか焦った様子でチセを図書館から出そうとするが

チセは読書感想文もそうだが居心地が悪い家には帰りたくないようで

理一もそれを慮ったのか今日だけ特別だと再び中へと向かうのだった。

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その日、チセはどうしても帰りたくなかったらしく

それを聞いたエリアスはチセがどうしてもというなんてと珍しがったが

一緒に話を聞いていた妖精達から続きを促されたチセは

その日は特別な夜になったと続きを語り始める。

 
本を読み耽るチセをただじっと見つめていた理一は

チセにプレゼントしたい本があるといい

「ひとりぼっちのほしのこは」と題された絵本を渡す。

 
きっとこの本が君にとって必要な本だと僕は思うんだと告げた理一は

図書館の灯りをいつもとは違うものへと変える。

 
それは七色に光り輝き、その灯りに照らされた図書館の中は

とても幻想的でチセは目を奪われていた。

 
そしてそんな頭上に輝く星の下で理一と二人寝ころんだチセは

絵本を読む理一の声を聞きながらいつの間にか眠ってしまっていた。

 
理一は眠ってしまったチセの小物入れから利用券を取り出すと

この子はちゃんと日が昇る前に帰すと誰かに聞かせるように告げる。

 
そして眠っているチセにもうここに君が来ることはないと告げ

チセの利用券をバラバラに千切ると図書館からチセの姿は消えていき

目覚めるとそこは図書館ではなく親戚の家だった。

そしてその手には「ひとりぼっちのほしのこは」と題された絵本だけが残っていた。

 
あくる日、チセは絵本を手に森の図書館へと向かうが

その入り口は閉ざされていた。

 
そんなチセの手にはいつの間にか利用券が握られており

何かに導かれるように図書館の裏手へと進むと

そこには館内へと続く別の入り口が・・・。

 
眠っていた理一は何かに気づいたようで目を覚ます。

そして何かに思い当たったのか慌てて向かった先には

入ってこれないはずのチセが前と同じく本を読み耽る姿が。

 
理一は何故ここに入ってこれたんだと声を荒げてチセに問いかけるが

視界の中に今までみなかった鼠のような妖に気づき

慌ててチセに扉は!?と声をかけた次の瞬間

チセがここに入って来た入口から夥しい数の鼠が中へと侵入してきていた。

 
中を覆うような膨大な数の鼠たちによって瞬く間に

図書館の中にあった本が消されていた。

 
そして鼠達が巨大な怪物へと姿を変える中

理一はチセを助けるために動くが

次の瞬間怪物の大きな口に咥えられてしまい

その際に生じた衝撃に飛ばされたチセもまた気絶してしまっていた。

 
まゆみという女性から”春惜しむ”と題された本を渡され

必ず返してと約束していた理一の記憶を

垣間見ていたチセが目を覚ますと

そこにはもうあの怪物はおらず自分と理一だけしかいなかった。

 
自分に声をかける理一に目を向けたチセは理一の上半身の半分が

無くなっていることに気づき痛ましい表情を浮かべていた。

 
そんなチセに理一はお願いがあると言い

届けて欲しいんだ、僕には出来ない事だからと

果たせなかった自身の約束をチセに頼みその場に倒れ込んでいた。

チセは必死に理一に声をかけるが・・・。

 
流石に特典として手に入る特別なものですので結構端折ってありますが

詳しくはネタバレできませんのでより詳細に知りたいならば是非とも購入を!

 
amazon⇒魔法使いの嫁 7巻特装版 楽天⇒魔法使いの嫁 7巻特装版 現在購入できるかどうかわかりませんが

無い場合にはまだ買えるところがどこかにあるはず!?ですので

頑張って探してみてくださいね。


感想

 
正直怒涛の展開にちょっと呆気にとられた部分はありますが

とりあえず理一は生きている人間ではなかったみたいですね。

 
おそらくあの図書館に縛られたような存在というか

あの”約束”を思い出すことが出来ず留まってしまった存在みたいな?

 
結果としては凄惨なというか何とも言えない感じではありましたが

最終的にはあの約束をチセに託すことが出来たわけですから

最悪ではなかったかなと。

 
それにしてもあの怪物って前回チセを追いかけていた妖だと思いますが

思いのほか厄介な奴だったみたいですね・・・。

 
結局チセを狙ったのか図書館を狙ったのかはわかりませんが

滅茶苦茶タチが悪い存在だったのは間違いないでしょうね。

 
おそらく理一がその身を犠牲にしてなんとか追い払ったのか倒したのかは分かりませんが

なんか後篇にも出そうな気も・・・。

 
それはそれとして理一の最後の願いとも言うべき

約束を託されたチセがうまいことあの女性(まゆみ?)に

本を返すことが出来ればいいなと願うばかりです。

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そんな感じで今回中篇が終わったわけですが

なんかTVアニメ化が決まったとのこと!

 
あまりにもさらっと映像の最後にあったので

思わず繰り返し確認してしまいましたが

公式でもその情報があったので間違いないようです。

 
なんでも2017年の秋に放送スタートとのことで

これからさらに新情報が続々と出てくることになると思いますが

あの世界感がアニメ化されるのはかなり楽しみですね!

 
今回の映像の中ほどにもありましたが

あんな風に幻想的なものをまた見られるわけですから

どんな仕上がりになるのか是非とも期待したいところです。

 
このブログでもいずれ詳しくアニメ情報をアップしていきたいと思いますが

気になる方は公式にて確認を。

 
それと公式で後編篇の特報動画がアップされていましたので

一応載せときたいと思います。



まだ8巻を予約していないしていない方は

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