キングダム 592話のネタバレ&感想になります。
第592話 死に場所
内容ネタバレ
攻撃に専念する信達前線が傷を負いつつも
趙峩龍の本陣に向け進軍していた一方
貂から判断を任された渕は周りの様子を窺いつつ
自分の仕事をこなしていた。
そうした中、松左の隊の者たちに気づき
松左がどこにいるのか尋ねるが
隊の者の話では松左がもう助けられないくらいに
敵に囲まれた新兵を助けに行ったらしく・・・。
一方、松左が助けに向かった干斗たちの部隊だが
周りは敵に囲まれ次々と隊員たちが命を落としていた。
そうした中、傷ついた体を押し奮闘する干斗だが
それも敵には通じず止めを刺されそうになるが
その瞬間飛び込んできた松左によって窮地に一生を得ることに。
しかし松左から今の状況について説明を受け
まだ自分たちが窮地にあることを改めて理解し
松左に先導される形で包囲を抜けようと動き出す。
懸命に前へと進む干斗たちだが
敵は包囲も詰め方も練り上げられているらしく
助けに来た松左も背に槍を受けてしまうことに。
心配する干斗たちをよそに松左は立ち上がるが
干斗はここからの脱出は無理だとして
自分たちが突破口を開くとして
松左らだけでも脱出してほしいと提案する。
自分達が足手まといであることを許せない干斗達だが
松左はそんな彼らに対し
そんなんなら始めから飛信隊に入ってくんじゃねぇ!と怒鳴りつけていた。
そして新人が足手まといなのは当然だとして
お前らは俺達と信が見てる景色を見たいんだろうと言い
だったら俺なんかのために命捨てるなんて言うんじゃねぇと告げる。
飛信隊がこの朱海平原で奇跡を起こして勝つと、
それが大将軍の道につながると信が言ったこと、
それを支えるのが俺やお前たちであり
ここはまだお前たちの死に場所ではないと。
そして松左から皆で死地を乗り越えるぞと声をかけられ
再び松左を先頭に先へと進む干斗達。
干斗達がズタボロでありながらも
戦闘に立ち前へと足を進める松左の後姿に
感動しながらも後に続き
ようやく包囲を抜けつつあったその時突然松左の足が止まる。
隊の皆がまもなく包囲を抜けることに松左に喜びの声を挙げる中
干斗は松左の様子がおかしいことに気づく。
松左は心配そうな表情で声をかける干斗に
俺を出来るだけ前のほうに信のいる前のほうに運んでほしいと
かすれた声で語りかける。
そして我がままで悪いが最後は信の近くに・・・と言い残し
その場に倒れるのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
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感想
前回の流れからこうなることは半ば予想していましたが
ここで松左が倒れるのはかなり大きい損失ですね・・・。
今のところ松左がこのまま亡くなるかどうかは
何とも言えないところではありますが
少なくともこの戦いにおいてもう復帰するのは難しいかなと。
飛信隊最古参としてもかなり重要な役どころにあるので
出来ることなら生きていてほしいところですが・・・。
それはそれとして貂の指示を破った松左ですが
その後ろ姿は男として称賛するしかないくらいに
カッコよかったですね。
先程も言ったように亡くなってほしくはないですが
もしここで命を落としたとしても
その姿は干斗達新兵の今後に多大な影響を与えるだろうなと。
とりあえず予告には戦場に倒れた松左は・・・!?とありましたので
次回は松左の安否が描かれることになると思いますが
正直亡くなる可能性の高いような気がしますね・・・。
今回のタイトルもそうですが
明らかに死についての話なのは間違いないですし
ぶっちゃけ男としてああいう死に様も悪くないと思う自分もいるので
なんとも言えないところです。
もちろん私としては生きていてもらいたいと願ってはいますが
ああいうカッコいい後ろ姿を見せられたことで
そういう流れもアリと言えばアリなのかなと。
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