キングダム 591話のネタバレ＆感想になります。
第５９１話 三大天の盾
内容ネタバレ
極端な攻め偏重の戦いの中
貂の狙い通り楚水率いる騎馬隊が第二陣を突破していた。
それに続くように中央の崇原歩兵隊も第二陣を突破し
各所で敵の防陣を突破したとの報が届くが
貂はそれこそが狙いであり”このくらい”が飛信隊の力であると
勘違いさせるためだった。
それは信や羌瘣達”本命”が最前線に出た時に
飛信隊の力が趙峩龍の読みを上回ることで
一気にその首を取るというものだった。
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一方、尭雲軍と玉鳳の戦いも激しさを増しており
出てきた馬南慈軍に対し亜光軍が向かう様子を見ながら
貂は昨夜の軍議を思い出していた。
軍議では倒れた亜光の代わりを務める段茶が馬南慈軍と岳嬰残党を
そして同じく王賁の代わりに玉鳳を率いる番陽が
尭雲軍を相手にすることを宣言していた。
それは今趙左翼を動かしているのが趙峩龍であり
だからこそ飛信隊に必ず討ってくれとのことだった。
お互いの大将の姿もない中、激闘を繰り広げる尭雲軍と玉鳳隊。
そして前に出てきた馬南慈軍に対し一歩も引く気はないと息を吐く亜光軍だが
そうした中、亜光錦は単純な力のぶつかり合いでは馬南慈には叶わぬとして
自らその命を懸けかき乱す役につくのだった。
各所での戦いが激しさを増す中、
貂は趙峩龍の守りはあんなもんじゃないはずと
未だ本命を投入することをためらっていた。
そんな貂の思いが届いたのかついに趙峩龍は
入ってきている飛信隊の足を止めるべく
第三陣に”土雀”を入れ”隔砂陣”を敷くようにと指示を飛ばす。
そして楚水達騎馬隊が第三陣へと突撃を仕掛けるが
その守りは固く進軍は止められてしまうことに。
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その様子を見ていた貂はあれが本当の趙峩龍の防陣だと判断し
尭雲が”剣”ならば趙峩龍は”盾”だったのだとして
あれこそが趙三大天の鉄壁の守りであることに気づく。
その守りの固さに他の者たちがうろたえるが
貂は信が抜いてくれると信じていた。
あいつは三大天や六将を追い抜く大将軍になる男なのだからと。
そんな貂の思いに答えるように前に出た信は
立ちはだかる防陣をものともせず貫いていた。
その力に趙峩龍が驚きの表情を見せる中
他の者たちもその活躍に息を吹き返し
趙峩龍を討つべく前へと進んでいた。
その様子を見ていた松左達もまた
それに続くべく前へと向かおうとするが
横目に入った小隊がやられているのに気づく。
もう助けられないと判断した松左は歯を食いしばりながらも
先へと足を進めるが他の兵士の口から
あの隊が干斗ら新人のいるところだと耳にし
貂から言われた助からないと思うところは助けに行かないでという
言葉が頭に浮かんでいた。
しかし同様に干斗が嬉しそうに誇らしげに
飛信隊に入ってよかったと話していたことが脳裏に浮かんだその時
松左は僅かな兵たちと共に助けに向かうのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
戦いが随分激しさを増してきましたが
今のところ上手くいっているみたいですね。
尭雲軍は番陽ら玉鳳隊が
馬南慈軍は亜光軍がなんとか押さえているみたいですし
なかなかにいい感じに進んでいるのではないかと。
信も趙峩龍が驚くほどの力を見せていますし
ここから一気にいきそうではありますが
なんとなくそう簡単にはいかないだろうなと思う自分がいます。
確かに三大天の盾ともいうべき防陣をあっさり蹴散らした信の力は
大したものだとは思うんですが
これですんなり勝てるほど趙峩龍は甘くないだろうなと。
もちろんそれでも信たちが負けるとは思っていませんが
少なくともまだ何か隠し玉があるんじゃないかと思っています。
それはそれとして松左が貂からの指示に反して
干斗ら新人の隊を助けに向かってしまいましたが
ぶっちゃけこれってフラグっぽいですよね・・・。
おそらく干斗達はなんとか助けられるでしょうけど
松左がその代わりに命を落とすような形になりそうな気が・・・。
そうならないでほしいと切に願っていますが
助けた引き換えに犠牲になる可能性が高そうな気がします。
今回の戦いにおいて松左の役割は
かなり大きい以上そうなったらかなり影響が大きいのは間違いないので
その辺りどうなるのか気になるところです。
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