2020年5月14日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年24号で連載中の
曝ク者! 第9話のネタバレ&感想になります。
第9話 ずっとお姉ちゃんの
内容ネタバレ
あの衝撃的な動画がネットに上がってから
蘭に優先順位はここにいることじゃないだろと言われ
家に戻された楓。
3日後・・・楓に任されたのは
証言が取れなくなった被害者の人達を
再度説得するというものだった。
手紙を送り時には電話をかけて
もう一度勇気を振り絞ってもらうために・・・。
しかし姉の心を開かせられていない現状
どんな言葉を送ればいいのかも分からずにいた。
あの日、帰ってきた姉に楓は
日の出プロの会長のことで話があると声をかけるが
その目から色が失われていくのが見えた気がした・・・。
ポチが手紙を受け取りに家にやってきたが
楓は未だ手紙を書くことが出来ずにいた。
そこには蘭の姿もあり
全く仕事が出来ていないことを確認すると
突然姉の部屋へと突入。
いきなりの事に動揺を隠せない紅葉だが
楓からこの件を追っている会社の人だと説明を受け
話すことはなにもない、出て行ってくださいと告げる。
部屋を出た蘭に楓はあれじゃ余計に心を閉じると文句をつけるが
蘭は馬鹿がと一蹴すると共に
人肌脱いでやったんだから感謝しろと告げ
手紙明日までには仕上げておけと家を出るのだった。
蘭が出ていってから紅葉は
あの動画について色々好き勝手いうテレビを垂れ流しながら
言える訳がないと零していた。
そしてふと蘭が入ってきた時に
入り口近くのカゴに何か入れていたことを思い出し・・・。
一方、楓は手紙を明日までに仕上げなければならないことが
懸命に書いていたもののこんな言葉で変わるなら
とっくにお姉ちゃんも話す気になってる!と思うようにかけずにいた。
思い出されるのは証言してくれていた被害者女性の言葉。
「結局記事になんなかったのよ」
「今回もきっとそうなるんでしょ?」
蘭が残した封筒に入っていたのは
証言者から話を聞いた時のICレコーダーだった。
そこには楓の声も入っており
以前に楓から送られたメッセージについて思い出していると
部屋の外から楓の声が。
楓はどういう言葉をかければ良いのか
どのくらい本気なのかわかってもらうにはどうしたらいいか考えたが
でも結局わかんなかったと語り掛ける。
お姉ちゃんの苦しみは想像することしかできないし
打ち明けた時のリスク考えたら気楽に言えない話だから・・・と。
それでも言わなきゃいけない事は分かったと言い
楓が告げたのは気づいてあげられなくてゴメン・・・と言う言葉だった。
私に心配させないように無理して笑顔でいたのに
私は全然気づかず自分の愚痴ばっかりだったこと、
マネージャーの塩崎からお姉ちゃんのことを聞かせてもらったのだと。
丁度その時つけっぱなしだったICレコーダーからは
塩崎が自分の罪を告白する声が流れていた。
私は会長の目にとまった女性を彼の元に送っていた。
小さい娘がいて断れなかった、
体の弱い子で何かとお金が必要だった・・・と。
そして次の瞬間ICレコーダーから流れたのは
娘さんを言い訳にしないでくださいよと怒鳴る楓の声だった。
「お姉ちゃんだって私の家族なんだから!!」
「私のお姉ちゃんなんですよ!今回の事に関わっている人は!!」
紅葉は何て中途半端なブツ切りの音源だと思っていたが
このICレコーダーから流れていたのは
全部私の為に頑張っていた楓をまとめたものだったと気づく。
そして部屋の外から楓から
私ね、お姉ちゃんが大好きなんだよ・・・!という声が聞こえた時
紅葉の目には涙が溢れていた。
楓は今回の事だってお姉ちゃんの優しい差で動かされた人がいるから
私達は知ることが出て来たんだと言い
だから私はずっとお姉ちゃんの味方でいられる、
ずっと大好きなままなのだと。
私だって恩返ししたい、ちょっとは頼ってよ・・・と
涙ながらに訴えかけたその時
紅葉は部屋のドアを開け楓の前に・・・。
最初から誠実に向かい合う以外の方法なんてなかった。
そして・・・。
手紙を蘭に渡した後
楓の携帯に被害者の女性から
思い出したことがあると連絡が・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回からの続きでなんともやりきれない思いのまま
始まった今回ですが
とりあえず楓と紅葉の関係は良くなったみたいですね。
紅葉としてもそれだけは妹に知られたくなったでしょうし
言葉じゃ表せない程色々あるんだとは思いますが
それでも二人の関係が壊れなくて良かったです。
そんなわけで今回は姉妹の絆とでも言えばいいのか
悲しい事態ではありますが
ちょっと感動する回だったと思います。
楓もちゃんと自分の思いを姉に言えましたし
紅葉もまた妹がどれだけ頑張ってくれているのかわかったのは
良いことだと思いますしね。
それにしてもこのシリーズが始まってからというもの
あの会長に対するヘイトが収まるところを知らないわけですが
本当にどんな結末になるんでしょうね?
あの会長が社会的に抹殺されるのは当然として
正直好き勝手いっているテレビのコメンテーターにも
責任を取ってもらいたいものです。
まあ、動画を流されたあの被害者女性は
あんまり褒められた女性ではないにしても
コメンテーター達の無責任な言葉はないなと。
現実もそうですがああいうコメンテーターの連中って
自分の言った言葉に対して責任を持たないのが
凄く気に入らない。
ゴシップ誌もそうなのかもしれませんが
もし事実が違っていた場合には
重い罪になってもおかしくないと思います。
下手をすれば社会的に抹殺されるかもしれないのに
好き勝手言った連中が野放しと言うのは
ちょっと納得できない部分がありますしね。
ともあれ今回の件については
あの会長が100%悪いのは間違いないので
是非とも相応の報いを受けてもらいたいものです。
なにやら光明らしきものもあるみたいですし
次回は巻頭カラーで
vs悪徳芸能事務所クライマックスとのことですので
どういう結末を迎えるのか楽しみです。