雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第117話 ネタバレ&感想 少女と死神

2020年7月29日発売の

週刊少年サンデー 2020年35号に掲載されている

君は008 第117話のネタバレ&感想になります。

 

第117話 少女の望み

内容ネタバレ

 

思わぬ形で後継者の一人娘の部屋に

入り込んでしまったエイト。

 

少女は早く死神さんに会いたいと零しており

それは前にいらなくなった子のところには

死神さんが迎えに来てくれると本で読んだためであった。

 

誰がそんな事を!!と声をかけるエイトだが

少女は身体が弱いのかケホケホと咳込んだことで

心配して駆け寄ろうとしたところ野原から通信が!?


野原によるとこの少女は目黒コーポレーション社長

目堂しおりの一人娘でひとみ。

 

父親が不明であることから先代社長と

酷く確執があったとのことで

母のしおりは仕事にかまけ

あまり娘の面倒は見てこなかったとのことだった。

 

エイトはひとみが何故自分をいらない子と言っていたのか理解するが

そんな少女にコタンは何かを思ったようで

自ら撫でられにその傍へと向かっていた。

 

ひとみもそんなコタンを可愛いと思ったようで

嬉しそうに撫でていたが

エイトは撫でていたひとみの手が震えているのに気づき

野原に彼女はどこか悪いのか尋ねるが

どうやらひとみの情報は少ないらしく・・・。

 

そうした中、エイトを探しに来たのか

サマエルが部屋を訪れた所

ひとみはその風貌からサマエルを死神だと誤解。

 

サマエルもそれを認めた為か

ひとみはふらつきながらも

やっと迎えに来てくれたんだと喜び

私もお母さんの所へ・・・と零した瞬間

ベッドから崩れ落ちてしまっていた。

 

エイトは慌てた様子で駆け寄ろうとするが

それよりも早くサマエルが彼女を助けており

ベッドに優しく戻しながら

連れて行くにはまだ早い、今は眠れと告げる。

 

そんなサマエルの言葉に大人しく従うひとみを見て

エイトもサマエルと共に部屋から出ようとするが

ひとみからまたあそびに来てくれる?と声をかけられ

うれしそうにもちろん!と答えるのだった。

 

部屋から出たエイトは早速

この屋敷の使用人の中に間違いなく

ドグラ・マグラの構成員がいることを報告しようとするが

サマエルからあの娘、じき死ぬぞと言われ・・・。


あくる日、色々な事があったせいで一睡もできなかったエイトは

サマエルや他の使用人らと共に朝の朝礼に参加していた。

 

どれがドグラ・マグラの構成員だと

キョロキョロするエイトだが傍らにいるサマエルが

何かルーペのようなものを使い使用人を見ていることに気づく。

 

その事を尋ねたところサマエルから

古典的な諜報員グッズの一つだとして

あるスプレーを渡されることに。

 

それは”スパイダスト”と呼ばれるものであり

ルミノール等の物質を含むパウダーで

そいつをかけた物に触れた人物を特定できるらしく

昨夜この屋敷中を家探ししながら

散布しておいたとのことだった。

 

オレと同じように探っている者・・・

つまりドグラどもの手はこれで見ると光るとして

渡されたルーペで使用人を見てみるエイトだが

レンズ越しに映った使用人全ての手が光っており

それは既に全員入れ替わっていることを示していた。

 

サマエルはまだこちらがただの警備員に

思われているうちは大丈夫だと言いつつも

誰かさんが毒を盛られたのに助かっちまったからなぁ~と

ため息をついていた。

 

そんなサマエルの言にオレに死ねと・・・?と憤りつつも

エイトはドグラ・マグラの奴らが

この屋敷で一体何を探しているのか疑問に思い尋ねた所

サマエルから例の石化兵器が

いざ量産という段になって不具合が出たと聞かされることに。

 

だが、システムに最も詳しい社長は既に事故死しており

そこでこの屋敷のどこかに隠した

石化兵器の研究データを読み解く鍵である

”暗号鍵”を探しているとのことだった。

 

なんとしても奴らより先に

俺達が見つけ出さねばならんと語り

早速探し始めるサマエル。

 

敵の構成員と思われる連中を

全く気にせず動くサマエルの行動に

びくびくしつつ後をついていくエイトだが

その途中、昨夜入ったひとみの部屋の前を通りかかることに。

 

部屋から漏れた声からひとみの体調が

昨夜よりも良くなっていると知り喜ぶエイト。

 

そんなエイトを見てサマエルは

貴様には女子供の相手がお似合いだと告げ

一人探索に向かうがエイトはその後ろ姿を見送りながら

以前あやめがサマエルをいい人だと言っていたことを思い出し

そうかもしれないと考えていた。

 

エイトがコタンと共に部屋を訪れたことで

昨夜と同じように嬉しそうにコタンを撫でるひとみ。

 

そんな彼女に対し笑顔で対応しつつもエイトは

彼女が昨夜私もお母さんの所へ・・・と零していた事から

この子は自分の母の死になんとなく

気づいているみたいだと考えていた。

 

その日の夜、夜の峠を一台の車が走っていた。

中には事故によって命を落としたとされていた

目堂しおりと思われる女性の姿が・・・!?

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

よくあると言ってしまってはそれまでですが

少女の取り巻く状況はどう見ても

良いとは思えない状況のようですね。

 

あの執事さんは純粋に

ひとみの心配をしているようにも見えますので

独りというわけでもなさそうですが

執事さんも色々謎が多い人物のようですし

正直なんとも言えないところ。

 

ああいう親身になってくれている人が

実は・・・!?という展開も

絶対ないとは言い切れませんしね。

 

ともあれサマエルの話では

この屋敷には石化兵器の不具合を解消する

暗号鍵というものがあるようで

それをドグラ・マグラよりも早く

確保するのが今回のミッションの目的になりそうです。

 

他の使用人がほぼドグラ・マグラの構成員に

入れ替わっていることから

中々に厳しい状況ではありますが

敵もあれだけの人数を送り込んで

それでもまだ見つけられていないようなので

今のところはどちらが有利という事も無いかなと。

 

私的には後継者の一人娘であるひとみが

そのカギを握っているんじゃないかと思っていますが

最後に事故で無くなったと思われていた

彼女の母親らしき姿も確認されたので

正直先が読めない展開になりそうな感じ。

 

目堂しおりが生きていたなら

もしかしたらそんな暗号鍵自体

存在しない可能性もあるわけですしね。

 

なんにしても事故で亡くなったと思われていた

目堂しおりが生きていたなら

前提条件自体が変わりそうですし

次回どういう展開になるのか楽しみです。

 

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