2020年8月5日発売のコミックガーデン 2020年9月号に連載されている
魔法使いの嫁 71話のネタバレ&感想になります。
第71篇 Nothing venture,nothing have.Ⅰ
内容ネタバレ
マリエルがいい儲け話があると
知り合いのイサクに連絡を取っていた一方で
学院ではザッケローニによる授業が始まろうとしていた。
必須科目だと言い授業を始めるザッケローニは
まず生徒達にある護符を配る。
それは身体を傷つけにくくする護符とのことで
敵を前にした際の心構えを説き
護符と同時に配られた粘土について説明。
この粘土はイメージによって形を変化させるもののようで
それぞれ自分が使えそうな武器へと変化させると
俺の使い魔を壊せたら晴れて合格だと言い
チセ達を透明な壁で覆いそれぞれ分断させ
使い魔に襲い掛からせるのだった。
突然使い魔と一体一で戦うことになったチセは
武器なんて使ったことがないと困惑していたが
使い魔が目の前に現れ襲い掛かられた瞬間
身体が勝手に動いていた。
瞬く間に使い魔を倒したチセだが
習ってもいないのに
どうしてためらいなく動けるのかわからず
訝しんでいたが透明な壁の向こう側で
リアンが使い魔と戦っている姿を目撃する。
リアンもまたナイフに変化させたナイフで
苦戦することなく使い魔を破壊。
その直後周りを覆っていた透明な壁も解除されるが
ザッケローニはそんな二人に対し
お前達早いなと言いつつ
ちょっと俺と遊ぶか?と言い出し・・・!?
その頃、アイザックも使い魔と戦っていたものの
自身が戦うタイプではなかったことから苦戦を強いられていた。
それでもなんとか使い魔を撃破し
座り込んだ隣ではフィロメラと使い魔の戦いが始まっていた。
フィロメラはナイフに変化させた武器で
苦戦することなく使い魔を破壊するが
飛び散った血を見て吐き気を催していた。
それでもアイザックに声をかけられるだけの余力はあったようで
声をかけられたアイザックもありがとうと返すが
全く汚れていないフィロメラの姿を見て
僕は全然だめだと自分の至らなさを嘆いていた。
そんな言葉をかけられたフィロメラだが
これくらいできないとだめだからと蹲ってしまい
アイザックは誰かにダメって言われたの?
だけど僕はすごいと思うと声をかけていた。
アイザックに声をかけられ立ち上がったフィロメラだが
その隣にいたヴェロニカはすでに戦いを終えていたようで
二人の様子を笑みを浮かべて見ていた・・・。
大体の生徒達が使い魔との戦いを終えた頃
チセ&リアンとザッケローニの戦いは激しさを増していた。
チセとリアンは互いに攻撃を仕掛けたものの
そのガードは固く有効打を与えられずにいたが
リアンの機転もあって不意を突くことに成功。
チャンスだと見たチセが追撃を仕掛けようと動くが
次の瞬間二人の間にヴァハマンが
割って入ったことで戦いは終了。
お預けをくらったザッケローニは
物足りなそうな表情を浮かべていたものの
ヴァハマンから授業の範囲に収めろと言ったはずだと
いわれてしまいその言に従うことに。
そして戦いを終えたばかりの生徒達に何かあった時
どうにかするのは自分だと告げる。
その上で魔術を使おうが武器を使おうが
逃げるのでも反撃するのでもどう生き残るのか考えろ、
絶対にためらうなと。
その後は生徒達からの質問を受け付け
自身の持つ魔術書について説明したりしていたが
余計な事を喋ろうとした時点で
ヴァハマンからここまでだと止められることに。
次の授業だと言われるままに連れて行かれるザッケローニに対し
チセからどうして”下”から出て来たのかと
厳しい表情で問われるも
それに答えることなく立ち去るのだった。
ザッケローニが去り授業が終わりを迎えるが
突然フィロメラが体調を崩し蹲ってしまっていた。
本人は大丈夫だと言っていたものの
どう見ても大丈夫には見えず
チセは彼女を背負い救護室へと運ぶことに。
アイザックに次の授業の先生に言付けを頼み
救護室へ向かおうとしたところ
ヴェロニカからフィロメラをお願いねと声をかけられ
それを了承するもチセは内心
ヴェロニカはフィロメラの家や退学の事知っているはずだと
どこか訝し気に思っていた。
廊下へ出た所ルーシーも
今あんたから離れたらあたしも倒れるとして
同行することになり揃って救護室に向かおうとするが
フィロメラから救護室はだめとの声が。
そんな彼女にルーシーは
そんな顔色で何馬鹿言っているのかと告げるが
せめて私の部屋にと言われ・・・。
一方、良い儲け話があるとマリエルから呼ばれ
彼女と待ち合わせた場所へと訪れたイサク。
再会の挨拶もそこそこに早速マリエルから
儲け話について話を聞くことになるが
その仕事が”もの”の捜索だと聞かされ
そんなの魔女にやらせる仕事じゃないと呆れていた。
しかしそんな彼女から見せられた今回の仕事の報酬は
思わずなにこれ!?と驚くほどの金額であり
マリエルは迷子捜索費、それもとびきり危険な
遊び方をしている魔術書だと告げるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックス、MAGCOMIでどうぞ!
感想
とりあえず前回からの続きで
ザッケローニの授業となったわけですが
思っていたよりまともだった気がします。
戦ったこともない生徒もいるので
全員にとって良い授業だったかはわかりませんが
それでもやらないよりはいいと思いますしね。
まあ、ザッケローニがチセとリアンを相手にしたのは
褒められることじゃないですが
それもお遊び程度だったみたいですし
なんだかんだでチセ達にも良い経験だったのではないかと。
それにしても冒頭から新キャラが登場しましたが
まさかのオネエキャラとは・・・。
マリエルが魔女だと知っていることから
色々と訳アリの人物なんでしょうけど
まだ何とも言えない感じです。
ともあれマリエルがわざわざ
連絡して呼び出したわけですから
それなりの人物なのは間違いないと思いますし
その実力は確かなのかなとは思いますが。
なんにしても現状後手にまわっている状況ですので
イサク次第で好転する可能性もあるかもしれませんし
彼?彼女?に期待ですかね。