2023年10月26日発売の
週刊ヤングジャンプ 48号で
月1連載中のGANTZ:E 56話
のネタバレ&感想になります。
第56話 三分裂
内容ネタバレ
突如池の上に姿を現した
連獅子を模した歌舞伎役者姿の敵二体。
毛を振り回し始めた瞬間
爆炎と共に火球の雨が
半兵衛達に襲い掛かる。
突然の火の雨に対し
半兵衛達は身体を低くして対処するが
間に合わず火に巻かれる者達の姿も。
しかもその火はガンツスーツを
無力化するようで
それを見た半兵衛達はマズいと判断し
池の中へと飛び込み始める。
蹲る事しか出来ない老夫婦と子供達を
市松が超能力で守る中
雪姫の父は恐怖に慄いたのか逃亡。
雪姫がそんな父を追いかける一方で
捨蔵はやってられっかとその場を後にするが
向かった先にはもう一体の敵の姿が!?
火球を避ける為
池の中へと潜った半兵衛達は
水中から敵の元へ向かっていた。
ある程度近づいたところで政吉は
ガンツソードを伸ばし放つが
水中では思うように動けず
あっさり躱されてしまう。
そうした中、さらに敵へと近づいた半兵衛は
スーツの力を使い水中から飛び出し
敵の一体に掴まることに成功。
そして髪を振り回す敵に対し
抱き着く形で体を固定すると
そのまま万力のように敵を潰しにかかる。
一方その頃、捨蔵は
雷の力を使う歌舞伎役者姿の敵と相対し
楽しそうに笑みを浮かべていた。
楽しくなって来やがった!と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついに本格的に戦いが始まりましたが
まさかスーツを無力化する火だったとは
正直予想外もいいところ。
まあ、ガンツ作品において
スーツが役立たずになるのは
そう珍しくはないんですが
大体がダメージ超過によるものですし。
ただでさえ政吉関係で
協調が望めない中
こうも対策が取られているというのは
中々に厄介だなと。
とりあえず政吉と半兵衛達は
池に入ってどうにかしようとしているようですが
水の中までは火も届かないみたいですし
あれはあれで有効なのかも。
スーツを無力化するとはいえ
壊されさえしなければスーツの
驚異的な力を使うことが出来るわけですし。
私的には火を市松が防いで
Xガン等で遠距離から叩くのが
いいような気もしますが
敵に先制攻撃をされた以上
こういう展開になるのも仕方ないのかも。
そして単独行動を始めた捨蔵が
もう一体の敵と相対したわけですが
見た感じ義経千本桜の佐藤忠信っぽい?
これも歌舞伎で有名な演目の一つなので
今回の戦いは連獅子しかり
歌舞伎の演目にちなんだ敵になりそうです。
どちらも火や雷を発生させたりと
一筋縄ではいかない敵だとは思いますが
千手ほど厄介ではなさそう?
まあ、まだ敵の大将が出てきていないので
なんとも言えない部分がありますが・・・。
なんにしても敵が歌舞伎の演目から
選ばれているとするならば
一体何が選ばれるのか気になるところ。
義経千本桜と同様に
三大名作と呼ばれる演目から選ばれるのか
それとも義経繋がりで
勧進帳の弁慶辺りの可能性も?
色々と気になる続きについてですが
月1連載作品になるので
次回は11/16発売の51号にて
掲載予定とのこと。