雑誌掲載最新話 キングダム

キングダム 最新 第856話 ネタバレ&感想 倒れる死王と次なる標的

2025年11月13日発売の

週刊ヤングジャンプ 50号に掲載されている

キングダム 第856話

ネタバレ&感想になります。

 

第856話 必殺の刺客

内容ネタバレ

 

天下十弓・青華雲の放った矢は

楊端和の身体を貫き

配下の者達は落馬する楊端和を

間一髪のところで支えていた。

 

倒れた楊端和を配下の者達が

囲むように集まり励ましの声をかける中

目を開いた楊端和は近衛兵長である

ラマウジを近くに呼び寄せる。

 

ラマウジは涙を流しながら

楊端和の手を取り頭を下げる。

 

申し訳ありません・・・敵の矢にも・・・

弓使いの殺気も・・・何も気づきませんでした。

 

近衛兵長として後日

責任を取って自ら首をはねます。

 

しかしその前に何としても

楊端和様を助けます。何としてもと。

 

楊端和はそんなラマウジに

自刃などいらぬ・・・後のことを頼む・・・

と言い残し目を閉じるのだった。


楊端和が倒れたことはすぐさま

舜水樹の元へ届き趙兵らが歓声を上げる中

楊端和軍の本陣には主だった将たちが集まっていた。

 

バジオウ・シュンメン・タジフ

そしてキタリが集まったところで

ラマウジは告げる。

 

・・・心して聞け四人とも。

趙の弓使いにより端和様は胸を射抜かれたと。

 

その言葉を聞いたキタリは

何を言っているのか理解できず

タジフは崩れ落ちる。

 

そうした中、バジオウがそれで命はと訊ねると

ラマウジは楊端和に言われたことを語り始め・・・。

 

山界で休みましょうと涙を流すラマウジに

楊端和は言った。

 

山界で休むのはよいが・・・

それは・・・この大戦に勝って・・・からだ。

 

心の臓はわずかにずらせた・・・

フィゴ族が知らせてくれたからだ・・・

だが しばし私は戦場を離脱せねばならぬ・・・

 

私が倒れたこと・・・決して味方に悟らせるな。

死王不在が広まればこの山の民軍は一気に崩壊する。

 

そうならぬようバジオウ・タジフ・シュンメン

そしてキタリにだけこの話をして・・・戦を続けさせよ。

 

・・・ダントも矢の餌食になったのなら・・・

右のフィゴ軍は敗れる。

 

その上 大将の私が不在で

苦境に立たされるが決してあきらめるな。

 

この軍が敗れれば北へ連なる

連合各軍に大いに影響を与える・・・

それだけは食い止めねば・・・

 

私は必ず戻ってくる・・・

だから・・・それまで戦い抜けと。

山の民の・・・楊端和軍の力を見せてやれと!

 

ラマウジがそう楊端和の言葉を伝えると

四人は戦意を漲らせる表情へと変わり

バジオウが心得たと言うや否や

シュンメンとタジフも動き始める。

 

そんな彼らをキタリは呼び止める。

楊端和がどこにいるかとか聞かなくていいのか

本当に大丈夫なのかって・・・と。

 

そんなキタリの言葉に対し

シュンメンは告げる。

 

端和様は後方のマジュハン族の天幕で

手当を受けている。

 

山界一の治術を持つリビ族長も

厳しいとは言っているが・・・と。

 

そしてバジオウは大丈夫だ

端和様は必ず戻ると言われたと告げる。

 

ならば我らは王の復帰を信じて

まずはこの怒りを目の前の敵に

叩きつけるだけだと

シュンメンたちと共にその場を離れるのだった。


残されたキタリはラマウジらに

何が起こったのかを訊ねる。

 

お前達がついていながら

楊端和が撃たれるとはどういうことだ。

 

十字面お前達幼少期ガキの頃から楊端和を守る

訓練をして残った者達だろ。

 

しかし楊端和自身も誰よりも敵の殺気を感じ取る。

その楊端和も気づかなかったとは

一体何が起こってこうなったのだと。

 

ラマウジらは・・・我らにも分からぬ

気付いた時にはもう端和様は射抜かれていたと語る。

 

同じく勘の鋭いあのフィゴ王も同様だったと聞いた。

ダントも何とか即死をまぬがれたが

意識を失っている状態だ。

 

敵には恐ろしいわざを使う弓使いがいる。

我ら近衛兵や端和様らでも気づけぬ矢だ。

狙われたら恐らく最後だと。

 

話を聞いたキタリはラマウジらに

気をつけろと言われながら

その弓使いについて考察する。

 

・・・だけど乱発すれば皆に知られて警戒される。

そいつが趙の必殺の刺客なら

もうこの場の戦場を離れて

次の大物を狙っているやも知れぬと。

 

そんなキタリの考えは正しく

青華雲は次の標的のもとへ向かっていた。

 

付き従う者達から次の標的は

一つ北にいる楽華の蒙恬でしょうかと聞かれ

・・・いや蒙恬とかいう男は

そう安易に前には出て来ぬらしいと否定する。

 

その上で次の標的について語る。

・・・李牧に次に狙えと言われたのは

楽華よりさらに一つ北の戦場にいる

飛信隊の将 李信だと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

楊端和が撃たれたのは前回のラストで

分かっていたものの即死じゃなくてよかった・・・

 

もし仮にこんな序盤で六将が討たれたら

劣勢どころではないでしょうからね。

 

それにダントも即死じゃなかったようですし

もしかしたら生き残る展開もあるのかも。

 

それにしても次の標的は信ですか・・・

普通に考えれば楊端和と同じように

射抜かれるだろうなと思いますが

楊端和たちと違うのは弓矢兄弟がいること。

 

彼らも中華十弓レベルですし

将たちが気付けない殺気も

彼らならば気づくことが出来るかも。

 

というか気づいて信のところで

何とかしないと総崩れになっちゃいますからね。

 

そういう意味でも青華雲を

食い止めないといけないのかも。

 

ともあれなんとかできる可能性がある

信が標的になるのは悪くないと思いますので

食い止められるかどうかも含めて

どうなるのか楽しみです。

 

第855話へ

第857話へ

-雑誌掲載最新話, キングダム
-,

© 2025 オススメ漫画ネタバレ情報局