4月9日発売の別冊少年マガジン5月号に連載されている
アルスラーン戦記 22話のネタバレ&感想になります。
第22章 主のために
内容ネタバレ
夜分遅くにアルスラーンの部屋へと訪れたホディールは
すでに着替え終わって準備万端なアルスラーンを見て
驚きながらもダリューン達を排除する許可を求めるが・・・。
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アルスラーンは何を考えているのかわからないとして一蹴し
しつこく食い下がるホディールをよそに
ダリューンたちにすぐさまこの城を出ることを指示。
準備万端整えていた彼らと共に城を出ようとするアルスラーンに対し
諦めたのか自身の部下に乗馬のくつわを取らせようと指示するホディールだったが
アルスラーンに近づいた瞬間、短剣を隠し持っていることに気づいた
ファランギースとギーヴによって切り捨てられてしまうことに。
その様子を見てホディールの部下たちが槍を向けてくるが
ダリューンが剣を抜いた瞬間、怖気づいてしまう。
まともにやっても勝てないと判断したホディールは
上から弓箭兵を使って攻撃を仕掛けようと指示するものの
それらを予期していたナルサスの指示を受けたエラムによって
前もって弦が切られていたことから無力化されてしまうことに。
ナルサスの行動に憤ったホディールはまだ諦めないのか
次にかがり火を消すことで闇に乗じてアルスラーンを襲うが
それをダリューンが許すはずもなく一蹴されてしまうことに。
兵士を一蹴したダリュ―ンはホディールと戦うことになるが
その実力の違いは明らかで抵抗空しくホディールの持つ剣ごと一閃。
ホディールを討ち取ったことで抵抗する気も無くした兵士たちから
奴隷の居場所を聞いたアルスラーンは彼らを解放しようと
奴隷小屋へ向かうことに。
そして錠前を壊してホディールが死んだことで自由だと彼らに告げるが
それを聞いた奴隷たちはアルスラーンを悪党だと言い
主人であるホディールの仇だとしてアルスラーンに武器を向け・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ホディールがやられたこと自体はある意味予想通りだったので
それ程驚きもしませんでしたが
奴隷たちの行動については正直驚きました。
とりあえずあのようにホディールの仇だと言い出す理由としては
ホディールが奴隷にとって良い主人だったことが
考えられるわけですがどうなんでしょうかね。
この世界における奴隷の扱いが酷いことは知っていますが
それも各人違いがあるのでなんとも言えないところです。
ただまあ、どちらにしてもアルスラーンとしては解放したことで
喜ばれる、これが正しいのだと信じて行なったことだと思いますので
あんな反応されてしまったことでかなりショックを受けるのは間違いないかと。
私自身奴隷自体は反対ですがそれでもそういう制度が必要な世界という前提においては
奴隷制度もダメとは言い切れないかなと思っていますので
こういう展開になるのも多少は予測していましたけどね。
どういう経緯で奴隷になったのかは分かりませんが
少なくとも奴隷でいれば生きてはいけるわけですから色々あるんだろうなと。
とりあえず自分が正しいと信じていたアルスラーンが
どういう反応を起こすのか楽しみですね!
次回の展開についてですがとりあえず予告にあった通り
アルスラーンに過酷な現実が牙を剥くのは間違いないかと。
おそらくアルスラーンに敵対する以上ダリューンたちに蹴散らされるか
アルスラーン自身が奴隷を傷つけたくなくて逃げるのかはわかりませんが
アルスラーンが王になる上では避けられない事件だと思いますので
これによってどう成長するのか期待したいと思います!