3月のライオン 117話のネタバレ&感想になります。
第117話 薩摩編① ヤングアニマル 2号掲載(2016)
内容ネタバレ
鹿児島 早朝五時
チェスト―!!!という掛け声とともに
木刀で立木打ちを行なう雷堂。
その音を聞いて寝ているわけにはいかないと
知り合いらしい近所の人たちが跳び起き同じように立木打ちを始めていた。
しかしその行為はかなりうるさいらしく
ある家では立木打ちを始めた夫に妻が
いい年してチャンバラしてんじゃなか!とキレる一幕も・・・。
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雷堂のその行為をタイトル戦の為に必要だと考え
我慢する家族だったが雷堂の頭には
自身の持つ棋竜だけは失うわけにはいかないという思いのみがあった。
それは”藤本棋竜””藤本雷堂棋竜”と呼ばれる美しい形と響きが
タイトルを失ったら”藤本九段”と呼ばれてしまう事で
モテなくなってしまうと考えていたからだった・・・。
そしてタイトル戦のために会場入りする雷堂に対しインタビューが行われていたところ
そこに今到着したのか挑戦者の土橋九段の姿が。
インタビューが土橋へと移ったことでぶつぶつと文句をいう雷堂だったが
土橋が自分と指せることを楽しみにしていることを知り
才能の有る人間にめっぽう弱い雷堂は照れて顔が真っ赤になってしまっていた。
その後雷堂は息抜きの為か外へ。
歩いているうちに子供の頃によくここへ泊まりに来ていたことを思い出していたところ
新しくなったプールのそばで女神(あかり)を発見しひと目見て恋に落ちていた。
しかしその女神(あかり)が子供(モモ)の世話をしていたことから
彼女が人妻だと勘違いし失恋してしまうことに。
そして驚くことにそこへ彼女の知り合いなのか零が姿を見せ
彼女と楽しそうに話しているのを見た雷堂は
彼女が零の言っていた婚約者なのかと勘違いしてしまう。
その結果、予想を遥かに超えた女神(あかり)に対し
零が19で1児の父になろうとするのも当然だと思いながらも
羨ましいのか零に対し怒りを感じていた。
そうした中、あかりの被っていた帽子が風に飛ばされた瞬間
その帽子を拾おうとする三人の男(スミスら)が姿を見せていた。
彼らが帽子を拾いながらさも気づかなかったかのように
あかりへ帽子を返しながら話していたところ
雷堂がいることに気づいた零は招待してくれた礼とあかりたちの紹介を行うことに。
零から紹介されたことであかりが子持ちではなく姉妹であることを知り
今すぐ俺と代われとばかりに更なる怒りを募らせる雷堂だったが
そこに浮き輪を持ったひなたが。
そして零からひなたが以前話した女性だと聞いた雷堂は
今までのことが嘘のようにとても良い笑顔を見せるのだった。
一方、挑戦者の土橋はなんだか賑やかな様子に部屋から外を覗き
すごい美しい女性がいたことでTVの撮影かなと判断し
少し休んで研究を続けるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
いや~約3か月ぶりの連載再開でしたが
やっぱり雷堂好きだわ~(笑)
いきなりの示現流の立木打ちから始まり
最後の笑顔まで笑いっぱなしでしたね。
凄い棋士先生なのにキャバ嬢に入れあげたり
零に俺と代われと心で叫んだりと本当に飽きない人ですよね。
それはそうと彼のタイトル戦の相手ですが
あの宗谷名人と激戦を繰り広げた土橋さんなわけですが
正直勝率はどれくらいあるんですかね?
基本この手の対局って心の余裕的にタイトルホルダーの方が若干有利なんですが
なんか雷堂って強い感じがしないんですよね~。
少し前にも零を相手に負けていましたし
宗谷名人と対等に戦う土橋さん相手だと厳しいのではないかと。
ただなんだかんだ言ってこれまで棋竜を守り続けているみたいですから
土壇場に強いというか大舞台に強いのかなとも思いますので
彼らの対局はかなり楽しみです!
次回の展開についてですが相変わらず予告がなかったので
おそらく今回の続きで鹿児島でのことがメインになるのかなと。
次回でタイトル戦の結果が出るかどうかまでは分かりませんが
零たちの旅行風景と雷堂のタイトル戦半々くらいあればいいなと思っています。
とりあえずタイトル戦に関しては勝っても負けても雷堂ならば
面白い結果になること請け合いですのでかなり期待しています!(笑)
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