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BIRDMEN-バードメン-最新 74話 flight72 ネタバレ&感想 EDENの公式発表と六人目の七翼

2019年6月19日発売の週刊少年サンデー 2019年29号に連載されている

BIRDMEN-バードメン- 74話(flight72)のネタバレ&感想になります。

 

flight072 CHAOS

内容ネタバレ

 

バットがEDEN関連施設から脱走を図った際の

監視映像がリークされたことで

世間でのセラフに対する評判は一転していた。

 

流石にあれはフェイクだろと信じない者もいたが

それだけにあの映像は衝撃的だったらしく

いたる所でセラフについての話が飛び交っていた。

 

それはロビンたちも同様のようで

その映像を見たアルヴァはそれが

EDEN本部の意図的なリークであると語る。

 

セラフを危険な存在と思わせるには

脱走未遂時の映像が効くと判断されたのだと。

 

そしてその本人であるバットもまた

俺はいつも大事なところでなんか変なことになると

ショックが大きいようで・・・。

日本、東京にて一人の女性記者が編集長に

EDENに取材に行かせてほしいと直談判していた。

 

どうやらその記者・犀川は脱線事故に巻き込まれた際に

鳥男(鷹山)に助けられたらしく

こんな扱われ方はおかしいと憤慨していた。

 

しかし編集長はEDENとはどういう国かを

自分で調べたのかある程度理解しているらしく

お前には無理だと言わんばかりに却下。

 

犀川はあっさり却下されたことに憤りながらも

同時に編集長のいったことが正しいことも理解していた。

 

それでも救助された際に私はお礼の一つも言えてないとして

日本での鳥男目撃情報が途絶えてしまった今

彼はどこにいるのだろうと空を見上げるのだった。

 

一方、ロビンはサンダースと連絡をとり

EDEN本部の動きについて尋ねていた。

 

しかし事態はロビンの考えていた以上に悪いらしく

サンダースは大人の悪意をなめるなと窘められることに。

 

それでもサンダースはロビンに期待しているのか

未だアーサーに固執し自信が持てない彼女に

アーサーが50点ならお前は100点だとして

自信を持てと告げるのだった。


その後、EDENから全世界同時中継にて

公式発表があるとのことで

全世界がその動向に注目していた。

 

そして中継が始まりカメラの前に立ったのは

EDEN統括庁長官であるヴィクトルだった。

 

いつもの報道官ではなくトップの登場に

皆が驚く中、ヴィクトルの口から宣言されたのは

何も対策を講じなければ1年以内に

人類の数は半分以下に減るというものだった。

 

あまりの内容に困惑を隠せない人々に対し

ヴィクトルは理由は大きく2つあり

一つは感染力が高く致死率も50%に迫る新種のウイルスの蔓延、

もう一つは我々がセラフと呼んでいる翼をもつ

知的生物の台頭であると語る。

 

その新種のウイルスがどういうものかの説明をすると共に

未だ治療法は模索中の段階であると述べた上で

セラフは次の人類としてEDENが作り上げた究極の生命体であると明かす。

 

ヴィクトルはセラフという存在がどういう存在か

どれだけ優れているのかを語り

彼らを受け入れるか否か、人類は今こそ1つになって

種の選択をすべきだろうと告げる。

 

その上で人類がよりよい選択をし

この難局に勝利することを望むと述べると共に

我が組織が罪深い行いを繰り返した全ての責任をとり

これをもって統括庁長官を辞任することを発表するのだった。

 

その後EDENの公式発表により混乱した世界では

いたる所で暴動が発生していた。

 

アルヴァは大方の人間は自分の望まない真実を受け入れられないが

おそらく情報が飛び交い過ぎて何が真実だとわかっておらず

このままだと混乱は長く続くだろうと語る。

 

その上でロビンにあなたはまだ人間に期待しているのかと問いかけ

ここらで引き金を引くのもアリだとして

その力で”天国の扉”を開けることを提案するが・・・。


一方、アメリカの上空を飛んでいた烏丸達だが

突然鷹山から来るとの声が。

 

皆が困惑する中、現れたのはまるで本物の天使かと思うような

キラキラした女性(ガブリエラ)であり

彼女もまたエンデとは違う形で異質な存在だった。

 

彼女は本当はもっと眠っているつもりだったが

世界が騒がしすぎてそうもいっていられない状況らしく

大分ムチャしたが鷹山のおかげで上手くいったと語る。

 

いきなりのことに困惑していた烏丸達だが

彼女のお腹には新たな命が宿っているらしく

こうして今話しているのはまだ生まれてもいない赤子であるとの

衝撃的な事実が明かされることに。

 

あまりの事に言葉もない烏丸一行だが

その本人?は僕のことはどうぞラファエルと呼んでくれと言い

僕が自分でつけた母と父が好きだったが画家の名だと

嬉しそうに語るのだった。

 

ラファエル(ー)第一特化能力”超聞者(ハイパーリスナー)”

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

あのバットの流出動画がEDENによるリークであることは

然程驚きはなかったですが

あの公式発表の場にヴィクトルが出てくるとは・・・。

 

これまで何度となく作中に登場してきた彼ですが

未だに何を考えているのかわからない人物だけに

何の意図があって出て来たのか気になるところ。

 

なんかあっさり長官の座を辞したみたいですが

それも何らかの思惑があるのは間違いないかと。

 

とまあ、色々訝しい点も多いですが

そんな彼の公式発表も

最後のラファエル登場で全部持ってかれてしまった感じ。

 

前にガブリエラが妊娠していたことを知った際も驚きましたが

流石にその生まれてもいない赤子が

七翼の一人として烏丸達の前に現れるとは

流石に予想外というか考えてもいませんでした。

 

それも七翼らしく超聞者(ハイパーリスナー)とかいう

かなり珍しい能力持ちですし

正直わけがわからない事態に・・・。

 

とりあえず彼か彼女かもわからない感じではありますが

鷹山がなにか仕出かしたのは間違いないみたいですし

まあ、いつもの調子で何かやらかしたんだろうなと。

 

なんにしても彼?彼女?が七翼の一人であることは間違いないみたいですので

これから一緒に行動を共にすることになるかと。

 

それとラファエルの話にも出てきましたが

ロビンたちにも不穏な動きがあるみたいですし

事態はさらに混迷を深めることになりそうですね。

 

まさにタイトル通り”CHAOS”という状況ですので

先が予想できない今、次回どうなるのか楽しみです。

 

ちなみに次回についてですが予告には34号とありましたので

続きはおそらく7/24になるかと。

 

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