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君は008 最新 第95話 ネタバレ&感想 アイスマンの想い

2020年2月5日発売の週刊少年サンデー 2020年10号に連載されている

君は008 第95話のネタバレ&感想になります。

 

第95話 氷層の奥

内容ネタバレ

 

十数年前、ディジット(一桁)ナンバーを

受け継いだばかりのアイスマンは

初めて新入生の担任となった。

 

オミクロン1と呼ばれるチームに対し

突然のテストを行い厳しく接しつつも

このチームを大切に育てようと誓っていたのだ。

 

その気持ちを知ってか知らずか

いつしかオミクロン1は校内随一のチームに育っていった。

 

中でもリーダー・嵐 駆はそのたぐいまれな才能から

ディジットナンバー候補とまで謳われた。

 

嵐 駆には志があった。

この世界の全ての人達のために

最前線で戦おうという志が。

 

諜報員としては青臭いともいわれる志だが

アイスマンは否定することなく

私も似たようなものだと笑みを浮かべていた。

 

優しい日々は人を育み

厳しい日々こそが人を鍛える。

 

そのバランスをほんの少しだけ・・・

どこかで間違ったのではないか・・・。

 

後にアイスマンは

そう自問することとなる。


剣で切り結びながらアイスマンは

嵐に力無きものの為に戦うのではなかったのか!?と問いかけ

嵐もまたそう思って今までやってきたと語る。

 

しかしその正義を貫いた結果

仲間が死に、裏切った伴を自らの手で葬ったことで

諜報員はヒーローになどなれないことが分かったのだと。

 

信念を失ったオレに信じるに足りぬものをくれたのは

ドグラ・マグラだったのだと語る嵐の背後には

ドグラ・マグラの構成員と見られる4人が姿を現していた。

 

ファントムがすぐさま他の者達に退避を呼びかける中

アイスマンは決意を決め嵐と相対する。

 

そしてアイスマンの一撃が嵐を切り裂き

倒れた嵐は最後に先生すいませんと言い残し

アイスマンは詫びるのは私の方だと

降りしきる雨が涙のように流れていた・・・。

 

その時のことを思い出していたアイスマンは

エイトの呼びかけに我を取り戻す。

 

どうやら今は前回と同様に重力下での訓練中だったらしく

エイトは前回と違いプルプルと震えながらも

なんとかクッキーを手にすることに成功していた。

 

エイトは高笑いしながら

これ食べたら笑ってくれるんですよね~と話すが

アイスマンにはもとよりそんなつもりはなかった。

 

”二度と生徒の育成にミスは許されない・・・”

”ただその一心からくる厳しさ””

 

前回と同様に身体が限界を迎え

意識を喪いかけたその瞬間あやめの声に反応し

”意志の力”を持って立ち上がったエイト。

 

アイスマンも予想外だったのか思わず「ほう・・・」と零す中

エイトがクッキーを口に入れようとするが

次の瞬間アイスマンは手元のガジェットを使い

Gを増したことで倒れ込んでいた。

 

アイスマンはしれっとGを変えないと言った覚えはないと語り

惜しかったな今日はここまで、解散と告げその場を後にするのだった。

 

”決して訓練の手を緩めることはないのだ”

”心は深く仕舞っておく・・・分厚い氷の奥に”

 

”彼はアイスマン。”

”今日も諜報員と教師、二つの世界を生きる。”

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回教え子が裏切ったことが描かれましたが

今回はその詳細といったところですかね。

 

正直誰も救われない悲しい結末でしたが

これが今のアイスマンを形作っているのかも。

 

ただ心の中では生徒を大事に思っているのは間違いなく

今度こそ失敗しないとあえて厳しく接しているのもわかりましたので

ちゃんとついていければいい諜報員になれそうですね。

まあ、ちゃんとついて行くこと自体が難しそうではありますが(苦笑)

 

それにしても前回予想していた通り

裏切った教え子の背景にはドグラ・マグラがいたみたいですね。

 

やっぱりか!というくらいに有り得た予想でしたが

本当に厄介な組織だなと改めて思います。

 

これまでも幾度となく敵対してきたドグラ・マグラですが

今のところその内情まではほとんどわかっていないだけに

謎というか怖い組織ですよね・・・。

 

いずれ何らかの形でわかってくるんでしょうけど

今回の件もそうですが単純に善と悪という感じではなさそうですし

詳細が明らかになる時が楽しみです。

 

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