2020年2月28日発売のヤングアニマル 2020年5号に連載されている
3月のライオン 168話のネタバレ&感想になります。
第168話 12月の雨① 5号掲載(2020)
内容ネタバレ
玉将戦第6局。
宗谷の「負けました」との声が響く。
相手は隈倉九段であり
今回の対局で3勝3敗のタイになっていた。
勝利者である隈倉に記者たちがインタビューする中
敗北した宗谷はひっそりと対局室を後にする。
記者達はそんな宗谷を見て流石に疲れているなと感じ
今聖竜戦とも重なっているからなと話していた。
玉将戦開幕3連勝でこのままストレート防衛かと思われたところからの
隈倉九段の猛追で3勝3敗、まさかの最終戦までもつれ込むとはなと
彼らにとっても予想外の展開だった。
対局数は強い棋士に集中するとは言え
そんな日常がもう20年近く続いていることから
さすがの棋神とて消耗するだろうと・・・。
部屋に戻った宗谷は風呂に入り
用意してあった食事を摂り
いつものように薬を飲み眠りにつく。
あくる日、家に帰宅し
出迎えたのは祖母の面倒を見てくれている
たまさん親子だった。
二人にお土産を渡し
祖母に帰宅の挨拶を交わし部屋に戻り
研究した後眠りについていた。
ピアノの音が鳴り響く朝
目が覚めた宗谷は誰がピアノを弾いているのか確かめると
テーブルで新聞を読む祖母と挨拶を交わす。
ピアノの音を聞きながらコーヒーを飲んでいた宗谷は
その音に何か感じるものがあったのか
雨ふりそやなと口にする。
すると祖母はええ耳してはるわ、ショパンやと言い
何の曲だと尋ねると「雨だれ」とのことだった。
宗谷は・・・やめてほしいと零したところ
祖母からなんで?と聞かれ
たまさんが弾くとほんまに降ってきそうやわと。
どうやらこっちに来ている会長に呼び出されているらしく
祖母はあらまぁ、忙しいねと口にした瞬間
外には雨がポツポツを振り出していた。
そして瞬く間にサァァァと降る雨を見ておそかったわと言い
宗谷は睨みつけるかのように窓の外に目を向けるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
突然宗谷名人メインの話が始まったわけですが
正直言って何が何やらわからない感じです。
とりあえず以前神宮寺会長が宗谷は祖母と銀閣寺の近くに
住んでいるとの情報がありましたので
宗谷と親し気にしているのは祖母ではないかと。
そしてもう一人出て来たたまさんと言う女性ですが
こちらに関しては全く情報がないので
どういう関係なのかもイマイチわからない状況。
さらに宗谷を出迎えたまさんに懐いていた子供については
たまさんの子供なのかピアノ教室の生徒なのか・・・。
ちなみに家にピアノ教室という表札があったので
宗谷の家で営んでいるのはほぼ間違いなさそうですが
それが祖母によるものなのかたまさんなのか・・・。
色々と謎というか出て来た人物についての情報が
宗谷から出てこないのでなんとも言えないところです。
それにしてもたまさんは一体何者なんでしょうね?
可能性として高そうなのは祖母の面倒を見るために
雇った人かなと思いますが
宗谷が起きた時に既にピアノを弾いていたので
住み込みなのかなと。
まあ、ほぼ情報がない中での憶測でしかありませんので
実際には全く違うかもしれませんが・・・。
なんにしてもタイトルが①でしたので
次回以降も宗谷メインの回になりそうです。
ただでさえあんまり口を開かない宗谷から
情報が出てくるかは怪しいところではありますが
出来ることならば何者なのかくらいは明かして欲しいものです。
ちなみに次回についてですが
巻末の予告にあったのでおそらく次号も掲載されるかと。