2021年2月17日発売の
週刊少年サンデー 2021年12号に
掲載されている
葬送のフリーレン 第38話の
ネタバレ&感想になります。
第38話 隕鉄鳥
内容ネタバレ
北側諸国グローブ盆地。
対一次試験区域。
試験官であるゲナウは
パーティー事に分かれた者達に
第一次試験の具体的な
ルールについて説明する。
この試験区域には隕鉄鳥(シユテイレ)
という小鳥がいる。
各パーティーにつき一つ
籠を配布しておいた。
第一次試験の合格条件は二つ。
一つは明日の日没までに
隕鉄鳥の入った籠を所持していること。
もう一つはその時点で
パーティーメンバー全員が
揃っていること。
その上で基本的に行動は自由だが
試験区域の外側に出た者がいた場合
そのパーティー全員を
その場で失格処分とする
とのことだった。
第一次試験の開始が宣言され
それぞれ動き始めるがフリーレンの
パーティーメンバーの二人は
未だにケンカ中だった。
フリーレンは呆れながらも
このままでは進まないと仲裁し
歩きながら自己紹介することに。
どうやらパーティーメンバーである
ラヴィーネとカンネは幼馴染で
どちらも三級魔法使いとのことだった。
二人ともに隕鉄鳥に関する知識は
持っていないようで
フリーレンも知識はあるが
実物を見たことがないらしく
一先ず見つけて観察することを決め
動き出すことに。
カンネが疲れたと口にしたことで
休憩をとるフリーレン達だが
仲がいいのか悪いのか
またケンカし始める二人。
まだ動けるから先見てくると言う
ラヴィーネにフリーレンは
強いのか問いかける。
コイツよりはなと
またカンネと言い合いになるが
フリーレンに私と比べたら?と聞かれ
アンタとは戦いたくないと拒否。
その答えを聞きフリーレンは
大丈夫だと思ったのか
空には気を付けるようにと言い
先へと送り出すのだった。
ラヴィーネが先に行った後
フリーレンはこのパーティー
大丈夫なのかとため息をついていた。
カンネはそんなフリーレンに
なんだか先生みたいと嬉しそうに声をかけ
なんでラヴィーネに
空に気をつけろって言ったのか尋ねる。
フリーレンはそのままの意味だと言い
魔力探知苦手?と逆に問いかけるも
ラヴィーネが隕鉄鳥見つけたと
戻ってきたことでそちらへと向かうことに。
見つけた隕鉄鳥を確認しつつ
よく観察しようと声をかける
フリーレンだがカンネは
簡単だと思ったのか
魔法を発動させる。
その魔法は水辺にいたことで
水を使ったものだったが
気づかれてしまい
あと一歩のところで逃げられてしまうも
ラヴィーネがその水を氷へと変化させ
その身体を捕えることに成功する。
それを見てフリーレンは
やるじゃんと零しつつも
そろそろ伏せた方がいいと口にした
次の瞬間その氷は粉砕され
隕鉄鳥は瞬く間に姿を消していた。
フリーレンは隕鉄鳥は
極めて頑丈で最大飛行速度は
音速を越えるためあの程度の拘束じゃ
無理だと語る。
捕えるにはよく観察する必要があり
今日一日は隕鉄鳥の観察に使うと。
そう二人に伝えつつフリーレンは
先程の魔法について思い返す。
カンネが水を操り
ラヴィーネがそれを凍らせた。
息を合わせたような
的確なタイミングは高度な連携で
一朝一夕に出来るもんじゃないと。
これならどうにかなるかと思ったものの
またケンカし始めた二人を見て
苦笑いを浮かべるのだった。
その後隕鉄鳥の後を追いかけ
再び捕まえようとしたり
観察する内に夜になり
休むフリーレン達。
木に寄りかかって寝ていたカンネは
小さな雨音を聞き目を覚まし
フリーレンがいないことに気づく。
そして空を見上げながら
雨が降っていないのに
なぜ雨音が?と一人歩いていた所
何か閃くが次の瞬間
背後から何者かの攻撃が。
その一撃はたまたまそれたことで
当たる事はなかったものの
背後には鳥の様な姿をした
巨大な魔物がいることに気づいた
カンネはすぐさま戦闘態勢に。
しかし手元に引き寄せた杖が
魔物の攻撃を受け
弾き飛ばされてしまい
呆けるカンネの目の前に
魔物のくちばしが迫る。
絶体絶命の状況にカンネが
ラヴィーネの名を呟いた次の瞬間
空には気をつけろって言ったでしょと
言いつつ戻ってきたフリーレンに
よって一撃で倒されるのだった。
野営地へと戻る途中フリーレンは
カンネにあの時ラヴィーネの名を呼んだ
ラヴィーネのこと嫌いなのに
どうして二人は連携が取れているのか
不思議に思い尋ねる。
その問いかけに対し
カンネは私って意外と臆病で
いざって時に何もできなかったり
することがよくあると語る。
初めての飛行魔法の
実習の時もそうだった。
ラヴィーネは乱暴だけど
ちゃんと私を引っ張ってくれる。
お陰で怖い事も勢いに任せれば
意外と何とかなるって気が付いたのだと。
それを聞いたフリーレンは
勇者パーティーの一人として
竜と初戦闘した日の
前の夜の事を思い出す。
流石のアイゼンも竜が相手と言うことで
恐怖に体が震えているのに気づいた
ヒンメルは鼓舞しようと声をかける。
しかしヒンメルは何と言っていいか
イマイチわからないようで
口にしたのは僕も怖いという言葉だった。
何この会話?とフリーレンはツッコミ
ハイターは笑っていたが
ヒンメルの言葉にアイゼンの緊張は
解れたようで・・・。
その時の事を思い出したフリーレンは
確かに仲間ごとに違うみたいだと
笑みを浮かべていたが
カンネから面白い事に気付いたと
ある事を聞かされることに。
それを聞いたフリーレンが
もしかしたら簡単に
隕鉄鳥を捕えられるかもしれないと
呟いていた頃フェルンのパーティーは
すでに隕鉄鳥を手に入れていた。
これで一安心だと口にするフェルンだが
パーティーメンバーから
これから先の方が
大変だと言われてしまう。
隕鉄鳥を他のパーティーに
奪われないように
守らなければならない
対人戦の時間だと・・・。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
早速第一試験が開始されましたが
中々に考えられたもののようですね。
パーティー単位での行動もそうですが
ただ捕まえるだけでなく
その後も奪われないように
守らなければならないと。
それに捕まえるのも
かなり難しいようですし
ここを突破できない人も
相当数出るんでしょうね。
現時点で良い情報としては
フリーレン達第2パーティーの
メンバー二人が思いのほか
優秀である事。
ケンカばっかりしているので
傍目には最悪ですが
高度な連携も出来るみたいですし
技術的には問題ないかと。
そしてフェルンのパーティーについては
すでに隕鉄鳥を捕まえていることから
かなり優秀なのがよくわかりますし。
なんにしてもどちらのパーティーにせよ
突破できない程に足手まといの奴は
いないみたいですし
それだけでも悪くないのかも。
ともあれこれからが
どちらのパーティーにとっても
本番だと思いますので
どういう展開が待っているのか
続きが楽しみです。