2021年6月3日発売の
週刊ヤングジャンプ 2021年27号に
掲載されているキングダム 681話の
ネタバレ&感想になります。
第681話 強靭な力
内容ネタバレ
信達騎兵隊が暴れまわり
敵の注意を引く中
歩兵団は崖登りを開始。
歩兵の第一陣が
崖に到達したとの報は
すぐさま本陣の貂にも届いていた。
王賁の世話をしていた番陽も
その早さに驚くが
それは八日間に渡って
玉鳳と戦ったことで敵も疲弊し
軍の動きも鈍くなった結果だった。
さらに飛信隊は今日が初日であり
その差が出てきていたものの
難しいのはここからだと
二人の意見は同じにしていた。
趙の岳白公のもとへ
急斜地を敵兵が登って
来ようとしているとの報が届く。
その報を受け岳白公の配下の一人は
偶然ではなく先に入っていた
玉鳳の入れ知恵だと判断。
しかしそんな奇策もまた
死を早めるだけだと楽観視していた。
助け合いながら懸命に
崖を登る歩兵団だが
そんな彼らに対し崖上から
岩が降り注ぐ。
それは岳白公によるものであり
いわゆる落石の計というものだった。
次々と仲間達が落ちて行く
状況の中、崇原は左へ動けと指示。
そこは斜面がさらにきつくなるが
その分上からは狙われにくく
なっている箇所だった。
礼の部隊も追いつき
必死な思いで崖を登る歩兵団。
途中調子に乗った礼が落下し
昂に助けられるという一幕もあったが
それでも諦めることなく・・・。
敵兵がさらに急斜面の方に
隠れたことで趙兵達は
石の補充に入る。
上に登りたいなら
どうせこちら側に出てくるはずだと。
それは岳白公も同様であり
そこから上には人は登れないと
考えていた。
そしてその様子を見ていた
番陽もまたいくら何でも
あそこはムリだと口にするが
貂はすぐさま否定する。
その上で貂は語る。
飛信隊は騎馬隊の力は
正直玉鳳や楽華に
負けているかもしれない。
でも歩兵の力は
こっちが上であると。
騎兵はどうしても早くから
馬と接する士族の方に
一日の長があるが
兵はまずは身体の強さ。
日々重いものを持ったり運んだり
している百姓の身体は元々強く
今の歩兵の主力はさらに
ふるいにかけて過酷な選抜試験を
抜けた者ばかりでできている。
それが練兵と実践を繰り返して
さらに強くなった。
そして二年前松左を失い
その意志は確実に
今の者達に受け継がれ
彼らはそこからさらに自発的に
自分の身体をいじめ抜いて鍛えて。
努力に努力を重ねて
揺らがぬ強靭な力をつけた。
戦術が絡むなら
他隊の歩兵も割って入るだろうが
ただ険しい地を行くだけなら
登るだけなら彼らは
自力でやってのける。
飛信隊の歩兵を
なめるんじゃない!!
そんな貂の言葉通り
歩兵団の手は崖上に届き・・・!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
難所だとは前回からの流れで
ある程度理解してましたが
思っていた以上に急でしたね・・・。
その上崖の上から趙兵による
落石とか最悪もいいところ。
それでも登るのを辞めず
ついには崖上まで到達するとか
一時はボロボロだった歩兵団も
強くなったなと。
礼の加入も大きいですが
やっぱり松左の死が
大きな要因なんでしょうね。
とりあえず崖を登り切っても
そこから敵と戦わなければ
いけないとかどんな苦行?って
感じではありますが
それでもその強さを遺憾なく
発揮して欲しいところ。
登るだけでも大変ですが
敵を倒せないと意味がないですし
思う存分蹂躙しその強さを
見せつけて欲しいものです。