2021年6月16日発売の
週刊少年サンデー 2021年29号に
掲載されている
君は008 第159話の
ネタバレ&感想になります。
第159話 怪人と父
内容ネタバレ
学院へと戻ってきた
あくる日の昼休み
エイトは諜報員が眠る場所にいた。
そこにエイトを探していた
あやめも姿を見せるが
エイトはじっと父のタイへと
目を向け呟く。
生きてたんだよな、父さん。
そう確認するかのように呟きながら
エイトはその事実を皆に
教えることが出来ない事に
辛さを覚えていた。
あやめはそんなエイトに
それは諜報員につきものだと言い
それでも昼ご飯は食べなくちゃと
買ってきたものを渡す。
エイトもそうだねと笑みを浮かべ
受け取るがその瞬間
いつかのように立っていた場所が
突然落とし穴に代わり!?
あやめがこれは一体!?と
混乱する中、彼らが運ばれてきたのは
ファントムが住む地下牢だった。
あやめはファントムが
いままでどんな事をしてきたのか
知っているようで警戒していたが
エイトはまるで警戒する素振りも見せず
用意されたケーキを見て
嬉しそうにしていた。
そんなエイトから
しょっちゅうここに来ていると
聞かされたあやめは
警戒しつつも席を共にすることに。
ファントムはそんなあやめを称賛しつつ
エイトに問いかける。
生きていたそうだな・・・
奴が・・・と。
エイトは嬉しそうに
はい!と答えるのを見て
ファントムの口元にも
笑みが零れていた。
奴は・・・明石閑真は
オレについて何か言っていたか?
そう聞かれたエイトは
バタバタしていたしと
誤魔化そうとするが
ファントムの反応は
エイトの思うものではなかった。
ならばまだ、大丈夫だろう・・・。
その言葉の真意を問うエイトだが
ファントムは語る。
もし心が壊れてしまった時は
奴はオレに一番に伝えると約束していた。
そしてその時はオレの手で
その命を絶ってくれと。
エイトはその言葉を聞き
思わず唾を飲み込んでいたが
あやめはファントムを見て
何かに気づく。
そしてファントムが
過去起こした事件について語り始める。
あなたは孤立した仲間の諜報員
10名を救出するため
とある村にあったドグラ基地に
単身突入した。
しかし暴走し基地内部の人間を
仲間の諜報員もろとも・・・。
依頼あなたの心は壊れ
今では危険な殺人者であると。
ファントムはその時の事を
思い出したのか暴走しつつあった。
そして叫び声をあげ
暴走仕掛けたその時
あやめはファントムの手に
触れ告げる。
でもあなたは違う。
皆が言っているような人じゃないと。
その言葉を聞き
我を取り戻したファントムは
エイトに貴様よりおかしな奴だな
お前の彼女はと告げる。
彼女と言われたことに
エイトとあやめは赤面しつつも
いい女のようだ、死なすなよ
というファントムの言葉に
ただ頷くのだった。
いい女だと言われ赤面しながらも
あやめはもう昼休みが終わると
エイトを促すが突然
目の前の壁が壊され
何故か野原が姿を見せる。
どうやら野原は
伝説ののぞき場探しを
続けていたようで
エイトとあやめから
冷たい視線を受けることに。
そんな彼らの様子をファントムは
カップ2つ要るかなと思いながら
ただじっと見守るのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回エイト達が無事に戻り
アララギ達に報告していましたが
今回はファントムの話でしたね。
彼と閑真との間に
どんな過去があったのかと
思っていましたが
あんな約束を交わしていたとは・・・。
それとファントムが
心を壊すきっかけになった事件。
一体どんな経験をすれば
心が壊れるまでになってしまうのかと
思っていましたが
あやめの話を聞いて納得しました。
そりゃあんな事を経験したら
心だって壊れるわけです。
それでもエイトを気にかけたりと
その本質と言うか優しさは
ちゃんとに残っているわけですから
強いなと素直に感嘆します。
エイトも初めは警戒していましたが
今はファントムに対して
警戒心を持っていないようですし
暴走の危険こそあるものの
本質的には良い人なんだろうなと。
それはそれとして
欄外予告にありましたが
次回からは新章とのこと。
わざわざ”まさかの”と
強調して書いてありましたし
一体どんな話になるのか
続きが楽しみです。