2021年6月17日発売の
週刊ヤングジャンプ2021年29号で
連載中の真・群青戦記 18話の
ネタバレ&感想になります。
第18話 ヒーロー
内容ネタバレ
清海姫が李を討ち取った事で
残りはミチロウが相対する
九能だけとなった。
しかしミチロウもまた
暗闇のせいで九能の姿を
見失っており
必死にどこにいるか考えていた。
少しでも明るくなれば
真っ先に弁丸を狙ってくる。
その前に奴を・・・と。
だがミチロウの身体は
血を流し過ぎたのか
無理がたたってきているようで
手は震え視界もかすんできていた。
それでもミチロウは
時間がないと必死に
考えを巡らせていた。
そして月の光で周囲が
少し見えるようになった瞬間
ミチロウは闇に紛れ背後から
襲ってこようとしている
九能の気配に気づく。
そして襲い来る九能の刀を
両手で掴みながら
裸締めで抑えつけるも
ミチロウもまた力が入らないのか
落とすまでには至らずにいた。
ミチロウが出血のためか
力が入らず意識を喪いかけていた
一方菊池達は一階ロビー入口に
到着していた。
そして菊池の合図で
ロビーに向け車のライトが向けられ
中にいた者達が目を眩ませた瞬間
菊池達もまたロビーに突入。
菊池達はそれぞれ拳銃を手にしており
上空へ威嚇射撃すると共に
暴れていた受刑者達を
次々に取り押さえていた。
突然のことで
何が起こっているのか分からず
困惑するミチロウだが
自分の名を呼ぶ弁丸の声を聞き
朦朧としていた意識を取り戻す。
そして弁丸の呼び声に
呼応するかのように叫び
九能を落とすことに成功するのだった。
ガクっと落ちた九能から
手を離したミチロウは弁丸たちに
その人達は敵じゃないと説明するが
その瞬間落ちたと思われていた
九能が突然身体を起こし逃走。
刑務官の一人は九能に向け
銃を発砲するも当たらず
入り口から外へ
逃げられてしまうことに。
菊池達が逃げる九能の後を
追いかけようとした瞬間
逃げていた九能は
背後から向かってきていた車に
撥ねられてしまっていた。
その光景にミチロウ達が
呆気にとられる中
車から降りてきた赤岡は
煙草に火を点けながら告げる。
九能・・・お前言ったよな・・・。
我々は一枚岩じゃないと。
そして一服しながら空を仰ぎ
あいつらの勝ちだと呟くのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
おいしいところは
赤岡が持っていた形ですが
とりあえずこれで戦いは
一段落といったところかなと。
それにしても菊池達が
何やら動いていたことは
前回描かれていましたが
こういうことだったんですね。
刑務官が拳銃を持っているとは
思わなかったので
正直驚きましたが結果を見る限り
良い作戦だったのではないかと。
それにしても落とされたと
思われていた九能が
突然立ち上がり逃走したのは
驚きました。
落とされたように見えたのは
恐らく演技だったんでしょうけど
あの状況でよく思いついたなと。
改めて九能という男の
脅威を感じると共に
あのまま逃げられなくて
本当によかったなと思います。
もしあのまま逃げられたとした
一体どれ程の脅威となったか・・・。
ともあれ最後のページあったように
これで拘置所編は
終わりとなりそうです。
まあ、現状について説明したりと
後始末も含めて
色々あるとは思いますが。
次号は休載で続きは
7/1発売の31号とのことですが
戦いが一段落しどんな話が
描かれるのか楽しみです。