2021年12月22日発売の
週刊少年サンデー 2022年4・5合併号に
掲載されている
葬送のフリーレン 第77話の
ネタバレ&感想になります。
第77話 竜の群れ
内容ネタバレ
勇者ヒンメルの死から30年後。
北部高原ドラッヘ地方。
レヴォルテとの死闘を経て
旅を再開したフリーレン一行は
ドラッヘ地方の村に辿り着く。
その村は竜に襲われたらしく
町中で復興作業が行われていた。
竜までいるのかよと零す
シュタルクだがフリーレンから
ヒンメルと旅をしてた時は
竜の群れに襲われたと聞き
そのヤバさに恐怖していた。
案内してくれていた男によると
この村を襲ったのは群れらしく
近くに住み着いて
しまったとのことだった。
その竜の群れを討伐して欲しいと
願い出る男に対しフリーレンは
この村はおしまいだね、
移り住んだ方がいいと語る。
しかし男にとって
この場所は故郷であり
その事を聞かされた
フリーレンは報酬次第だと告げる。
男はこの村は不味しく
とても支払える物は・・・と話すが
フリーレンから魔導書とかないの?と
言われある魔法を思い出す。
その魔法とは”早口言葉を
噛まずに言えるようになる魔法”
というなんの役にも
立たなそうな魔法だったが
フリーレンは快く竜の群れの
討伐を引き受けるのだった。
竜の魔力の痕跡を調査し
森へと足を踏み入れたフリーレン一行。
森の奥深くで竜の群れを発見した
シュタルクはその数に驚くが
フリーレンは小型の竜だと
笑みを浮かべていた。
紅鏡竜と比べたら
そこまで強くないと。
その時と同様に
シュタルクに足止めを任せ
竜の群れとの戦いに
臨むフリーレン達。
その戦いは激しく
シュタルクが途中で竜に
頭をかじられる場面もあったが
無事に討伐することに成功する。
村に戻ったフリーレンは
報酬の魔導書を受け取り
村を後にするが
フェルンがある事に気付く。
そういえばフリーレン様って
人助けをするときは
ほぼ毎回報酬をもらっていますよねと。
そんな事を聞かれたフリーレンは
ヒンメルがそうだったからと語る。
意外だというシュタルク達に
私もそう思っていたと。
ある時フリーレンは
ヒンメルに尋ねた。
なんで人助けの時
毎回と言っていい程
報酬を貰っているの?と。
ヒンメルは語る。
報酬を貰っておけば貸し借りは
無くなるだろうと。
僕達は勇者一行で
僕達が求めているのは
誰かを助けることで
感謝の言葉じゃない。
相手に貸しを作ってしまったら
本当の意味で助けた事には
ならないだろうと。
だからこんなくだらない魔法でも
報酬として貰っておくんだよと
フリーレンは笑みを浮かべるのだった。
一方その頃デンケンは山中にて
レルネンとエーデルと会っていた。
エーデルは精神魔法の専門家であり
彼女が得た情報はデンケンにとって
有益なものになると
レルネンが連れてきていた。
デンケンの任務は黄金郷を封印する
結界の維持と管理。
デンケンはエーデルから
情報を受け取り
引継ぎが終わった後
エーデルは先程記憶を渡した際に
見たのか帰り際に告げる。
デンケン・・・
墓参りは諦めろと。
デンケンは分かっていると返すが
レルネンとエーデルは彼が
死ぬつもりであることに気づいていた。
私はゼーリエ様の命には
逆らえないからねと
少し羨ましく思いながら語る。
敵は最後にして最強の七崩賢。
黄金郷のマハト。
黄金に変えられた故郷を救うために
立ち向かうだなんて
まるでおとぎ話の英雄
みたいじゃないかと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回はファンタジーの定番である
竜が相手となりましたが
思いのほかあっさりしてましたね。
以前戦った紅鏡竜よりも
小型とはいえ群れの討伐とあって
もうちょっと苦戦するかと。
まあ、シュタルクが途中
頭かじられたり
体中ボロボロではありましたが
たった2コマでやられるとは・・・。
シュタルクは戦士として一流ですし
魔法使いとして一流のフェルン、
超一流のフリーレンも一緒でしたので
仕方ないのかもしれませんが
竜が相手ということもありますし
もうちょっと苦戦して欲しかったなと。
まあ、いずれなんらかの形で
とてつもない竜が登場する事に
期待したいところです。
それにしても竜と龍って
この世界において
違いがあるんですかね?
ある作品の世界観では
竜は龍の亜種で
モドキ扱いでしたが
そのあたりどうなんだろうなと。
ともあれ次回についてですが
デンケンがメインの話になりそうですね。
前々からデンケンが言っていた
墓参りの話になるようですが
かなり厳しい道となるかと。
デンケンが一級魔法使いに
なった目的ですので
なんとか成就させたいものですが
七崩賢が相手ですが・・・。
それも七崩賢の中でも
最強と呼ばれるみたいですし
おそらく今の魔族のトップですからね。
正直言ってしまえば
勝ち目はかなり薄いですが
フリーレン達がここに
絡んできたら面白くなりそうです。
なんにしてもかなり厳しい
戦いになるのは間違いないので
どうなるのか楽しみです。