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葬送のフリーレン 最新 第101話 ネタバレ&感想 本気のマハトと仲間への信頼

2022年10月5日発売の

週刊少年サンデー 2022年

45号に掲載されている

葬送のフリーレン 第101話

ネタバレ&感想になります。

 

第101話 打開策

内容ネタバレ

 

私は貴方の師であり倒すべき敵。

お望みとあらば敵としての役目を

全うすることに致しましょう。

 

魔王軍、七崩賢

黄金郷のマハト、参る。

 

そう宣言し繰り出した

マハトの攻撃を見て

デンケンは思う。

 

今までの戦い方とはまるで違う。

無数の金片による大質量の攻撃

直撃すれば原型は残らないだろうと。

そしてこちらからの攻撃は

当たらないばかりか

マハトの攻撃は掠っただけなのに

防御魔法が粉砕される程の

威力を持っていた。

 

掠っただけなのに

大きな傷を負ってしまった

デンケンは冷静に考える。

 

最早これは攻撃魔法としての

領域を越えている。

 

一体マハトは何と戦うために

これほどの研鑽を積んだんだ。

 

少なくとも現代の魔法戦を

想定したものとは思えない。

 

人の身では決して

辿り着けない魔法の高み。

これが七崩賢かと。

 

しかし同時に思う。

だが儂はまだ生きている。

まだ戦えると。

 

魔力探知での予測は不可能。

攻撃されてからでは遅い。

 

集中しろ。予備動作を見逃すな。

儂ならそれが出来るはずだ。

 

フリーレンは儂を信じて

背中を預けてくれたんだ。

 

マハトは絶対にここで

仕留めるのだと。

一方その頃フリーレンと

ソリテールの戦いは

違う展開を見せていた。

 

フリーレンは距離を取った上で

”人を殺す魔法”を撃ち込む。

 

当然ながらソリテールに

それが通用するはずもなく

あっさり防御魔法で防がれていた。

 

ソリテールは語る。

”人を殺す魔法”

人類は本当にこの魔法が好きねと。

 

極めて汎用性の高い

優れた攻撃魔法。

 

欠点があるとすれば

人類でも理解し扱えるほど

洗練された美しい

術式構造をしていたこと。

 

今では人類の魔法の主流になり

南側諸国の戦争では

最も人を殺した魔法になった。

 

偉大なる腐敗の賢老クヴァールも

きっと地獄の底で喜んでいるわと。

 

フリーレンから・・・どうして

クヴァールが死んだことを知っている?

と尋ねられたソリテールは

笑みを浮かべながら語る。

 

人とお話しするのが好きって

言ったでしょ?

色々な人が教えてくれたわ。

 

もしかしたらその中には

君の知っている人も

いたかもしれないと。

フリーレンはソリテールの

言葉を聞き思う。

 

・・・まただ。

言葉を使い動揺を誘う

典型的な魔族の手法。

 

それが言葉であるが故に

人類の脳はその意味を

理解しようとする。

 

現に私は怒りを覚えている。

原始的だからこそ効果的な戦法だ。

 

しかもこいつは手慣れている。

言葉を選んでいる。

 

その”学習”のために

どれだけの人々を殺してきたんだと。

 

フリーレンの攻撃を防ぎながら

ソリテールは語る。

 

わかっているとは思うけど

こんなものは時間稼ぎにもならない。

 

確かに魔族は人類の魔法に

対しては無知だけれど

”呪い”のように術式構造が

理解できないという意味ではない。

 

それは”人を殺す魔法”も

例外ではなく

解析にそう時間は掛からないし

対処ならばもっと早い。

 

少なくともこの通り

私には通用しないと

証明するかのように

その全てを防いでいた。

しかしそんなソリテールに対し

フリーレンは告げる。

 

私も初めはそう思っていたが

ずっとその肩の怪我が

気になっていたと。

 

そして先程までとは違い

高圧縮の”人を殺す魔法”を

ソリテールに放つ。

 

フリーレンは自分の考えが

正しかったことを理解するが

ソリテールは正解だと言いつつも

でもその魔法はもう見たのと

魔力の盾を使い防いでいた。

 

それを見てフリーレンは

そんな芸当が出来ることに加え

その反応速度に驚嘆するが

同時に思う。

 

でも防いだということは

有効打にもなり得るということ。

 

やっぱり隙を突く必要がある。

それにもっと速度が・・・

そう考えた時脳裏に浮かんだのは

弟子であるフェルンの存在だった。

 

ソリテールは二人共

殺しちゃったわと言っていたが

嘘だと断言できる要素が無かった。

それほどまでにソリテールは強いと。

 

しかしもう悩んでいる時間はなく

フリーレンは覚悟を決める。

 

勇者ヒンメルなら

きっと最後まで仲間を信じて

背中を預ける。

 

たまにはこんな賭けに出るのも

悪くはないかと笑みを浮かべ

フェルンを信じる選択に

賭けるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

ここに来て初めて

七崩賢の一人として

マハトが本気になりましたが

あれはヤバいですね・・・。

 

元々デンケンとマハトでは

力の差は歴然ではありましたが

正直ここまでとんでもないとは

七崩賢の名は伊達じゃない

と言った所でしょうか。

 

それでもデンケンはマハトに対して

絶望することなく勝利を目指して

足掻き続けるみたいですし

本当に勝てるかどうかは別としても

これからどうなるのか楽しみです。

 

そしてソリテールですが

こちらもこちらで

厄介極まりないですね・・・。

 

フリーレンが今までにないくらいに

ダメージを負っているのもそうですが

賭けに出なくちゃいけない程

追い込まれることになるとは・・・。

 

とりあえずあくまで今の時点では

魔力量は互角くらい。

 

魔法技術に関しては互角か

ソリテールがちょっと上。

 

反応速度については

ソリテールが上って感じでしょうか。

 

総じて総合力ではおそらく

ソリテールが上回っているのは

ほぼ間違いないかなと。

 

だからこそフリーレンは

フェルンを信じて賭けに出る

選択をしたんだろうと思いますし。

 

ともあれ予告には

存亡を懸けた賭けとありましたので

その言葉通り戦いは

もっと激しくなりそうな感じですね。

 

どちらの戦いも目が離せない

展開になりそうですし

どんな戦いになるのか楽しみです。

 

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