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ヴィンランド・サガ 最新 第198話 内容ネタバレ&感想 繋がる望みとヒルドの決意

2022年11月25日発売の

アフタヌーン 2023年1月号にて

連載されている

ヴィンランド・サガ 198話

ネタバレ&感想になります。

 

第198話 千年航路⑦

内容ネタバレ

 

民会での事件の翌日

トルフィン達は贈り物を以て

ウーヌゥ人の集落を訪問したが

そこに人影はなかった。

 

トルフィンはテントもないことから

冬の宿営地へ行ったのだと

考えながらも悔やんでいた。

 

失敗したな・・・

一晩置くんじゃなかった・・・と。

 

エイナルとギョロらを交え

これからの事を話し合おうとした所

トルフィンは何者かの気配に気づく。

 

そこにだれかいると

森へと目を向けるとそこには

立ち去ったはずの

プルムクとニスカの姿が・・・。

通訳を買って出たギョロは

二人の話を聞き説明する。

 

オレ達のことを目の敵にしている

ウーヌゥ人は手を斬り落とされた

ミスグェゲブージュだけであると。

 

他のウーヌゥ人は

オレ達と仲良くしたいんだけど

あんなことがあったために

とりあえず距離を置こう

ってことになったらしい。

 

プルムクとニスカが

10日おきにここに来るから

時間をかけて仲直りしようって

言っていると。

 

その話を聞いたエイナルが

望みはつながっているみたいだなと

安堵の息を吐く中

トルフィンは二人に尋ねる。

 

ミスグェゲブージュの容態は?

我々が彼を見舞うことは

できますか?と。

 

しかしニスカによると

ミスグェゲブージュはあのケガで

どこかに消えてしまったらしく

トルフィンは改めて尋ねる。

 

・・・彼はなぜ・・・

私達に敵意を持っているのかと。

 

ギョロの通訳を受け

ニスカはたどたどしくも語る。

 

ノウド キヲ キル。

キ タクサンシヌ。

 

キ タクサンシヌト

イキモノ タクサンシヌ。

 

キ シンデ イキモノ シヌト

ウーヌゥ シヌカモシレナイ。

 

ミスグェゲブージュ

ソレスゴク シンパイスル。

 

ワタシモ ソレスコシ

シンパイスルと。

 

プルムクはオレ達に

麦の育て方を教えてくれれば

森が死んでも大丈夫だと言うが

ここまで極端なのは彼だけだった。

 

話を聞いたエイナルが

暮らし方の違いのせいか・・・と

ウーヌゥ側の事情を理解する

一方でただ黙って

話を聞いていたヒルドは・・・。

村に戻り子供達を相手に

いつものように授業していた

ヒルドだが子供達から

「せんそうしってる?」と

質問を受けることに。

 

てこの原理の授業に関係ないと

授業を再開しようとするが

子供達はそれよりも今は

せんそうについて気になるのか

授業にならなかった。

 

ヒルドはウーヌゥ人と

戦争になんかならないと話すが

子供の親の中には

ウーヌゥを悪く言う者達も

いるらしく・・・。

 

親の言うことを

鵜呑みにしている子供達に対し

ヒルドは諭すように語り掛ける。

 

ウーヌゥ人は悪い奴じゃないし

攻めてもこないから

これに関しては親の言うことを

鵜呑みにするな。

 

お前達の父親は

アイスランド人か

グリーンランド人であり

本当の戦争を知らないのだと。

 

子供の一人から

本当のせんそうしってるの?と

尋ねられたヒルドは

当時の事を思い出す。

 

村が襲われ母や父が

殺された日の事を。

 

その時の事を思い出したのか

立ち尽くすヒルド。

 

そんな彼女を心配して

子供達が声をかけるが

ヒルドは大丈夫 何でもないと

子供達の頭を撫でる。

 

そして改めて子供達に話す。

戦争にはならない

私がさせないと。

 

”あの時 私は子供だった”

”なぜ村が襲われたのかも”

”わからなかった”

 

”今度はちがう”

”私は大人だし”

”状況にはまだ猶予がある”

 

”戦争を未然に”

”防ぐことができる”

 

”2人・・・あの2人さえ・・・”と

ヒルドは睨みつけるように

ミスグェゲブージュと

イーヴァルを思い浮かべ・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

ミスグェゲブージュの策に嵌り

最悪の事態になったわけですが

まだなんとか望みは

つながっているみたいですね。

 

ミスグェゲブージュが

これからどう動くのか

わからないだけに

不安な部分もありますが

今は距離を置くのが正解なのかも。

 

それにしても改めて思いますが

色々と後手に回ってしまうのが

かなり痛いですね。

 

トルフィンの信条なので

仕方ない部分もありますが

今回の一因でもある

イーヴァルに対しては

早く対処すべきだったと思います。

 

あの手の連中は力を示せば

大人しくなると思いますしね。

 

まあ、それが出来ないからこそ

トルフィンなのだとも思いますが。

 

それはそうといなくなった

ミスグェゲブージュですが

マルクランドの開拓団を襲った

部族に合流している可能性も

あるのかなと。

 

今のミスグェゲブージュは

目的を果たす為なら

手段を選ばないところがあるので

十分にあり得る気がします。

 

というよりもその部族に対して

襲撃するように働きかけたのが

ミスグェゲブージュ

という可能性もあるのかなと。

 

まあ、その辺りは

まだまだ謎が多いので

何とも言えませんが。

 

現状ミスグェゲブージュと

イーヴァル どちらも

厄介極まりない人物ですが

ヒルドが動き出しそうですね。

 

正直言ってしまえば

ヒルドの行動は決して

間違っていないと思います。

 

明らかに火種となる二人を

始末するというのは

理に叶っていると思いますし。

 

ただそれはトルフィンにとって

到底許せる行為ではないので

バレたら面倒な事になるだろうなと。

 

まあ、なんにせよ

ヒルドが動くことで

色々事態が動くことになりそうです。

 

結果として良い方に動くのか

それとも悪い方に動くのかは

定かじゃありませんが

どうなるのか楽しみですね。

 

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