雑誌掲載最新話 ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ 最新 第201話 内容ネタバレ&感想 マルクランドの男

2023年4月25日発売の

アフタヌーン 6月号にて連載されている

ヴィンランド・サガ 201話

ネタバレ&感想になります。

 

第201話 千年航路⑩

内容ネタバレ

 

定期便の仕事を終え

ヴィンランドへ戻る途中の

ヴァルガル率いる船団。

 

彼らはもぬけの殻だったマルクランドに

煙が上がっているのに気づき

様子を見に行くことに決める。

 

ウーヌゥ人と思しき襲撃を警戒しつつ

煙の上がっている小屋へと向かうと

そこには意識を失い倒れている男が・・・!?


倒れている男の生存を確認したヴァルガルは

早速男を起こし話を聞こうとするも

配下の者から話より先に食い物だと言われ

船から食べ物を持ってこさせ食べさせることに。

 

目を覚ました男は一心不乱に

運び込まれた食べ物を食べており

その様子から明らかに何日も

食事を摂っていないのは明らかだった。

 

そして改めてヴァルガルは

男に問いかける。

 

あんたマルクランドの生き残りだな?

いったいここでなにがあったんだ?

 

今年の初夏にはマルクランドは

もぬけの殻になっちまってたのに

今日立ち寄ってみたらあんたがいるじゃねェか。

 

ウーヌゥ人の攻撃があっただろうことは

状況からみてわかるが・・・と。

 

配下の者はここにいるのはマズいと

長居しないで船で話すべきだと提案する中

生き残りらしき男は

「・・・エクス・・・ヌ・・・ゴアハン・・・」

と聞き慣れない言葉を口にする。

 

ヴァルガルが聞き返すと男は

先住民はいないと語る。

 

このあたりには先住民はもう

ひとりもおらずみんな死んでしまった。

 

オレは見たんだ・・・。

エクスヌゴアハン・・・

死霊にとり憑かれてみんな死んだんだ・・・と。

 

そしてヴァンランドはまだ無事なのか?と

尋ねる男に対しヴァルガルが

オレ達は定期便の仕事で3ヵ月帰っていないから

今の状況はわからないと返すと

男はそうか・・・と言いさらに言葉を続ける。

 

まだ無事なら間に合う内に

撤退の準備をするんだ。

 

きっとヴィンランドでも

マルクランドと同じことが起こる。

 

オレ達は先住民とは共存できない。

ヴィンランドから逃げるんだ

戦争になる前に・・・!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回は8ページということで

いつもよりページ自体は少なかったですが

その内容はかなり濃かったですね・・・。

 

ようやくマルクランドに一体なにが起きたのか

分かるのかなと思いましたが

生き残りの男から語られたのは

かなり衝撃的な内容でした。

 

ここには先住民はもうおらず

死霊にみんなやられたとか

生き残りの男の言葉じゃなかったら

正直頭大丈夫?と心配になるレベルですよね。

 

とりあえず冷静にその言葉の意味を考えると

死霊というのは恐らく病か毒の事を

指しているんじゃないかなと思います。

 

何故男がマルクランドの人の安否ではなく

先住民の事を語ったのかは

なんとも言えませんが恐らく

マルクランドの人達も先住民と同じように

亡くなったと見ていいかと。

 

そして今回の作中で度々ネズミが

描かれていたこともあって

仮に原因が病だとするならば

黒死病・ペストの可能性もあるのかも。

 

ペスト自体の流行は

年代的にかなり先の事ではありますが

局地的に流行していてもおかしくはないですしね。

 

とまあ、色々と考察できることもあるんですが

結局男が語った内容が明瞭ではなかったので

真実を知りたいならば待つしかないのかも。

 

ただ男の言ったように

ヴィンランドでも同じような事が

起こり得るのは間違いないので

それに関しては警戒する他ないかと。

 

もう一つ気になるのは男が言った

「オレ達は先住民とは共存できない」

という言葉の真意でしょうね。

 

戦争になる前にと言っている事から

先住民側もこの死霊?の原因が

開拓団にあると考えて

襲撃してきたのかと思ったり・・・?

 

とまあ、先程も言ったように

真実はまだ明らかになっていないので

結局のところ待つしかないかと。

 

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