ヴィンランド・サガ 138話のネタバレ&感想になります。
第138話 バルト海戦役⑭
内容ネタバレ
ヴァグンの首を手にヨーム戦士団本拠地ヨムスボルグへと
戻ったガルムだったが帰ってきた途端
味方のはずの戦士団から武器を向けられ仕方なく応戦していた。
襲われる理由も分からないまま
戦士団の相手をしていたガルムだったが
そこへやってきたフローキから詳しい事情を聞かされることに。
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どうやらヴァグンの首を獲ったのはガルムの独断だったらしく
その結果獲物を横取りされたトルケルが怒り狂ってしまい
フローキがトルケルに献上した軍資金が送り返されてきたとの話だった。
それを聞いたガルムはそういうのは教えといてよと返すが
フローキはガルムが本来の仕事であるトルフィン殺害も失敗したと聞き
頭を抱えていた。
そして貴様を雇ったのは間違いだったとして
その身柄をトルケルに差し出すことで申し開きするしかないと判断し
包囲していた団員たちにガルムを捕える様にと指示するが
当のガルムはトルケルが敵に回ったことに笑顔を浮かべていた。
そして敵に回ったならオレがやっていいんだと嬉しそうに話すが
フローキはトルケルをやれるものなどこの世にはおらんと考えており
もしそれが可能だったとしてもクヌート王が動き出すのは間違いなく
その結果デンマークとイングランドの二国を敵に回すことになるのだと告げる。
それでもガルムはそん時はクヌート王もオレがやってやるとして
強い奴らは全部オレに任せとけ!と返すが
そんな言葉をフローキが聞くわけも無く地下の牢屋へと入れられてしまっていた。
そこで同じように牢に入れられていたグズリーズ達は
何故トルフィンを狙うのかとガルムに問いかけるが
強い奴と戦えればいいガルムと自分達では価値観が違うらしく
同時にこのヨムスボルグにいる戦士達もまた
普通の暮らしを楽しいと感じる自分達とは考え方が違うのだと聞かされ・・・。
一方、その頃トルフィンとヒルドは
少し荒れ始めた海の中、船を走らせ・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ヴァグンの暗殺についてはフローキの指示だとばかり思っていましたが
あの様子ではめちゃくちゃ予想外もいい所だったみたいですね。
まあ、冷静になって考えてみれば
トルケルの強さを誰よりもわかっているフローキが
わざわざ敵対するはずもないですし
おそらく本当にガルムの独断だったんだろうなと。
それにしてもこれでトルケルとガルムが戦う事になる可能性が高くなったわけですが
なんとなく結局二人が戦うことにはならないような気がします。
というのも二人が戦ってしまった場合どちらかが命を失うのは間違いない以上
トルケルがやられたらクヌートが動きますし
ガルムがやられたらぶっちゃけトルフィンの立つ瀬がないわけで・・・。
なので多少やり合うことはあっても
命の取りあいまではいかないかなと。
おそらく二人が戦っている最中くらいにトルフィンが到着して
トルケルがなんやかんやいって
トルフィンvsガルムという感じなるんじゃないかなと思ってます。
トルケルはトルフィンの戦いが見たくて仕方なく
ガルムはどうしても本気のトルフィンと戦いたい以上
こういう展開になってもおかしくないかなと。
まあ、どちらにしてもフローキとトルケルとの戦いは避けられそうにないので
あとはどの段階でトルフィンがそこへやって来るのかと
どういう風にこの戦いに関わるのかですかね。
それにしても最後にトルフィンとヒルドが船に乗っていましたが
あれって向かっているのはレイフたちとの合流地点なのか
それともヨムスボルグなのかどっちなのか気になるところです。
どちらにしてもレイフたちが攫われている以上
トルフィンが最終的にヨムスボルグに向かうのは間違いないとは思いますが・・・。
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