2023年5月24日発売の
週刊少年サンデー 26号に
掲載されている
君は008 第252話の
ネタバレ&感想になります。
第252話 友情はここにある!!!!
内容ネタバレ
繋がった世界から目を醒ました
野原と首領。
説得に失敗した首領は
野原が断ったことを信じられず
なおも説得しようとするが
それでも野原は剣をとる。
首領は本当に惜しいと思っているのか
涙を流しながら告げる。
君を殺したくない!
こんな愚かな選択をしちゃ駄目だ~!
キミは全てを失っていいと言うのか!?と。
そんな首領の言葉を野原は
真っ向から否定する。
ボクはこれで全てを失ったりしない・・・
あんたとは違うからな!
たとえここでボクが死んだとしても
ボクにはボクの意志を継いでくれる
”友”がいるからだ!と。
野原の言葉をその”友”とやらが
どこにいるというんだい?と
鼻で笑い飛ばした首領に
野原はだまれ!とエイトの事を
思い浮かべながら斬りかかる。
その一撃は首領によって
あっさり受け止められるが
野原は友情はたしかにある!と
エイトの名を呼んだ瞬間
扉を破ってエイトとあやめが姿を見せる。
その姿を目にした野原は
ここぞとばかりに首領にどうだ!笑いかけ
首領は全然悔しくなんかないんだからね!と
ブチキレながら零していた。
野原と互いの無事を確かめ合ったエイトは
首領に対しデルタ3として剣を向ける。
首領はザコ共が・・・!と
こめかみをピキっとさせつつも
迎え撃とうとした瞬間
あやめが首領の背後から攻撃を繰り出していた。
辛くも躱した首領にエイトの遠当てが放たれ
噂の斬撃か!?と警戒しつつも躱すが
そこへさらに野原の一撃が襲い掛かる。
ギリギリのところに回避したものの
躱しきれなかったのか
蹲る首領に対しエイト達は
追撃しようとした瞬間
首領は突然彼方へと目を向け語り始める。
みなさんはボクがこのまま
ヒーローたちにやれると思ったでしょ?と。
でも安心してください大丈夫です。
みなさんは古代ギリシアの都市国家
”スパルタ”をご存じですか?
スパルタの国民は常に十人と戦って
勝てるように己を鍛え上げていたと言います。
何故ならスパルタには
人口比一に対して十人の奴隷がいたため
反乱時鎮圧できるようにするための処置でした。
我がドグラ・マグラの構成員は約一万!
つまりボクは常に一万の相手を
一人で致せるようにしているということだと。
エイト達は一人で語り始めた首領に対し
気味悪がりながらも仕掛けようとするが
首領は言葉を続ける。
だって敵が強力ならば強力な程
こちらが有利になる・・・
そんな技術をボクは開発してあるから!
一気に踏み込むエイトとあやめに対し
何か思うところがあったのか
野原は制止の声をあげるが
首領はそんな二人に対し手をむけ告げる。
そうそれは・・・”瞬間ベータ洗脳”!
これで全ての強者はボクの武器となる!
その言葉の意味を理解した野原は
エイトとあやめの名を呼ぶが
首領は高笑いしながら告げる。
”友”と言ったな?
”友情”と言ったな!?
ならばその友によって
無残に切り裂かれるといいよと。
”瞬間ベータ洗脳”を受け
自分に剣を向けるエイトとあやめの姿に
野原は絶望の表情を浮かべるのだった・・・。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
野原の願いに応えるように
エイトとあやめが合流。
そしてデルタ3vs首領!という
滅茶苦茶アツい展開になりましたが
ここで洗脳が来るとは・・・。
アスヤもかかっていた”ベータ洗脳”が
ここに来て発動されるとは
正直想定外もいいところ。
いずれ何らかのタイミングで
使ってくることは分かってましたが
てっきり教師の誰かが受けるのだとばかり。
正直デルタ3を相手にしても
首領ならば一蹴できるくらい
実力差があると思っていただけに驚きました。
そして首領がこのタイミングで使用したのは
野原を絶望させてその心を折って
仲間にする為なのかも。
それか仲間にするのは諦めたけど
意趣返しって感じで
野原を苦しめようとしているとか?
どちらにしてもこの状況は
野原にとって最悪なのは間違いないかと。
エイト達が来てここからだ!ってところで
洗脳されて敵になったわけですからね。
ともあれ野原としても
エイトと殺し合いするわけにはいかない以上
どうにかして洗脳を解こうとするでしょうね。
そしてエイト側もどれだけ強力な洗脳でも
このまま黙って操られるとは思えないので
何かしら動きがあるのではないかなと。
それにしてもアユーシが言っていたように
この洗脳がとんでもない代物なのは
間違いないのでかなり難しいとは思いますが。
ともあれどんな技術であっても
敵が使っている以上
どうにかして破る方法はあると思います。
それがエイト達だけができる方法なのかは
今のところわかりませんが
首領を倒すにはこの技術を打ち破ることが
絶対条件だと思いますので
どうにかして突破口を開いてほしいものです。
とりあえず予告に何故か
恋物語は突然に。とありましたので
何が起こるかはわかりませんが
何かしら動きはあるかと。