2023年5月18日発売の
モーニング 25号に
掲載されている宇宙兄弟 400話の
ネタバレ&感想になります。
第400話 2人のために
内容ネタバレ
前例のないミッションに六太と日々人が
挑むことが決まりエディ達による
シミュレーションが行われる中
NASAでは長官であるエルドンが
記者達を集め緊急会見を行っていた。
エルドンは集まった各メディア
各社の記者を前に今回の件について説明する。
ロスコスモス主導のもと
進行中のNASA宇宙飛行士を含むクルーの
帰還状況についてトラブルが起きたこと
そしてその経緯と現状について。
記者会見の模様は瞬く間に広がり
世界中でその話でもちきりだった。
厳しいミッションに顔をゆがめる者
その決断が正しいのか訝しむ者
数多の意見があったが
南波兄弟を案じる意見が多かった。
そうした中、NASAでは
このミッションを成功に導くべく
シミュレーションが続けられていた。
しかしシミュレーション上でも
このミッションの難しさは明らかであり
全員が厳しい表情を浮かべていた。
顔を合わせて話し合う中
六太の力になりたいと
現在リハビリ中のベティも加わり
さらに話し合いが進む。
話を聞いたベティは
自分が事故に遭った時に
考えたことを語る。
私が事故に遭ったとき
一人だったらどれだけ不安だっただろう
——って思い返すことがある。
一瞬でも宇宙空間に1人で
放り出されるなんて・・・
できればその不安をなくしてあげたい。
そうした思いの元ベティは
どうにかしてテザーを
延長できないかと提案する。
ムッタとヒビトが繋がったまま・・・
ソユーズに届くくらいまでと。
バトラーは既にロスコス側に
その旨を確認しているらしく
それが叶わないことを明かす。
それを聞いた皆は続く言葉を
発する事が出来ず暗くなる中
それでも次のシミュレーションが
最後のチャンスだと話し合う。
そうした中、バトラーのもとに
ロスコスから返事がありましたとの報告が・・・。
一方その頃、帰還船内では
目覚ましのアラームが鳴り
クルー達が目を覚まし始めていた。
日々人はぐっすり眠っているのか
未だ眠りの中にいたが
六太は結局一睡もできなかった。
ちゃんと寝ていた体を装いつつ
六太は嘆いていた。
眠らなきゃいけない時に限って
余計なことをもじゃもじゃ考えてしまうと。
クルー達が全員目を覚ました頃
ロスコスから通信が届く。
どうやらシミュレーションを行っていた
NASAと中継を繋いでいるらしく
久々にエディたちの声を聞き
笑みを浮かべる六太達。
無事を喜びながらも
今は時間がないとして
エディは早速今回のミッションについて
決まったことについて話し始める。
勝手に決めさせてもらったが
最初に飛ぶのはお前だ、ヒビトと。
日々人もそうなると考えていたのか
もちろん!と快く了承し
エディはさらに言葉を続ける。
カルロとアンディが
移動シミュレーションを実践してくれ
これから2人に説明してもらうが
その前に準備として
やってもらいたいことがあると。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回の件について
NASAかロスコスモスから
何かしらの声明があると思ってましたが
思っていた以上に南波兄弟を
心配する声が多いようですね。
多少は訝しむ声もあるようですが
南波兄弟が世界に受け入れられているようで
ちょっと嬉しい自分がいます。
それにしてもエルドン長官の代で
こうも色々あるとは思いもしなかったでしょうね。
もちろん世界初のニュースだったりと
良いニュースも多いんですが
トラブルも結構多いですし
中々難しい舵取りになるだろうなと。
それでも劇場型の長官にとっては
自分の見せ場だと思って
嬉々として会見に臨んでいるかもしれませんが。
それはそれとして今回の件が
かなり難しいミッションになるのは
これまでの流れで分かってましたが
思っていた以上に悪いみたいですね。
もちろん時間がないというのもありますが
エディ達がああも悩む程に
厳しい状況なんだなと。
ただベティの登場と意見
そしてロスコスによって
なにかしらの光明もあったようですし
それだけが救いでしょうね。
最後にエディが準備として
やってもらいたいことがあると言ってましたが
それに付随したことなんだろうなと。
それにしても六太についてですが
寝られなかったのは当然だと思います。
自分がその立場になったら
平静を装うのも難しいでしょうし。
というよりもそんなミッションを前に
ああもぐっすり眠れる日々人がおかしい!
マジで心臓に毛が生えているのか
鋼鉄で出来ているのかと思う程です。
それだけにこの事態に際しては
頼れる人物だとは思いますが
なんていうかこうも正反対だからこそ
南波兄弟は面白いんだろうなと。
ともあれまだその内容はわかりませんが
光が見えたのは間違いなさそうですので
それが上手くいくのを願うばかりです。
気になる続きについては
6/1発売の27号にて掲載予定とのこと。