2023年9月14日発売の
モーニング 42号に掲載されている
宇宙兄弟 404話の
ネタバレ＆感想になります。
第４０４話 死の世界
内容ネタバレ
ミッション開始前
前代未聞のＥＶＡに挑む六太達に
エディは声をかける。
二人とも落ち着いてな。
混線しないようにＮＡＳＡとの交信は
一度停止されるが
みんなで見守っているからな。
大丈夫だ。
お前達ならやれると。
六太はありがとうと返すが
さらにビンスからも声が。
二人とも無重量での
空間移動は経験済みです。
本番のつもりでＮＢＬでの訓練を
思い出してください。
これから始める”本番”は
あの”訓練”のつもりでと。
ＮＡＳＡの仲間達からの激励を受け
六太と日々人はミッションへと挑む。
指示に従いハッチから外に出た日々人は
その光景に目を奪われていた。
それは六太も同様でだったが
日々人とは違い恐怖を感じていた。
なんだこの感覚・・・
船外に出た途端・・・速度を感じる。
怖ええ・・・！
月を今は見ない方がいいな・・・！
ずっと落下している感覚になる・・・！と。
それはソユーズへと近づくにつれ
どんどん強くなっていった。
月面でのＥＶＡとは
不安感がまるで違う・・・。
流されたら終わりじゃねえか・・・！
そして恐怖しつつも
ソユーズのほうへ振り向き思う。
このバイザーの向こうは”死の世界”だ。
”死”がすぐそこにある・・・と。
そうした中、日々人から
とりあえずやってみると声をかけられ
ようやく側に日々人がいることを思い出す。
そして改めて落ち着こうと息を吐く。
日々人の方が怖いはず・・・と。
地球で皆が固唾を呑んで状況を見守る中
日々人はソユーズへと向かい飛び出す。
しかし順調に行っていたものの
ベルトがハッチのハンドルに
引っかかったために失敗してしまい
一先ず引き戻すことに。
六太はちゃんとベルトの方も
見とかないとな・・・と
改めて気を入れなおす中
日々人は先程のことを思い出す。
さっきのはたまたまいい角度で飛べたけど
跳ぶ体勢に傾けた途端に・・・
ソユーズがヘルメットの死角に入る。
結局・・・勘で飛ぶしかないと。
そして静けさに緊張が走る中
再び日々人がソユーズに向かい
飛び出すのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
ついに前代未聞のミッションが始まりましたが
めちゃくちゃ怖いですね・・・。
六太が”死の世界”だと言ってましたが
あれは恐怖を覚えても仕方ないと思います。
ちゃんと繋がっているとはいえ
一歩間違えば死が免れない状況は
かなりストレスがかかるかと。
普通に生活をしている中で
”死”というものを強烈に感じるなんてことは
まずありませんからね。
正直恐怖で動けなくなってもおかしくない中
それでも手足を動かせるだけでも
大したものだなと。
日々人も当然ながら
恐怖を感じているでしょうけど
それを表情に出さないだけでも
凄い事だと思います。
それにしても今回
六太の視点で宇宙を目にしましたが
正直感動するとかよりも先に
背筋がゾクゾクと恐怖を感じました。
私は基本ビビりなので
こういう状況には出来る限りならないように
近づかないように生きていますが
改めて宇宙に行くというのは
凄い事なんだと思います。
はっきり言ってしまえば
理解出来ない事ではありますが
それでもなお宇宙に行きたいわけですから
それだけの思いがあるんだろうなと。
まあ、こんな状況になるとまでは
六太達も思わなかったでしょうけどね（苦笑）
ともあれミッションが開始された以上
あとは成功を祈るだけですね。
そうすんなりいくかどうかは
なんとも言えないところですが
恐怖に打ち勝って
無事成功するのを願うばかりです。
気になる続きについてですが
9/28発売の44号で掲載予定とのこと。