葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第126話 ネタバレ&感想 大規模任務

2024年2月28日発売の

週刊少年サンデー 14号に掲載されている

葬送のフリーレン 第126話

ネタバレ&感想になります。

 

第126話 新たな任務

内容ネタバレ

 

やあ、メガネ君。

応対に出たラントは

扉を開けた先にいたユーベルを見て

帰れと告げ扉を閉める。

 

ユーベルはそうなるだろうなと思っていたのか

酷いなーと口元に笑みを浮かべつつ

中にいるラントに声をかける。

 

しかしここがメガネ君の生まれ育った村か。

のどかでいい場所だね。

開けてくれないと暴れちゃうかもと。

 

ラントは別にこの村に

愛着があるわけじゃないとして

扉をあけることはなかったが

ユーベルからじゃあ何に愛着があるの?と言われ

どうでもいいかと中へいれることに。

 

面倒そうにお茶を入れつつラントは

ユーベルに何の用なのか尋ねるが

返ってきたのは私のこと怖くないの?という

全く別の言葉だった。


ユーベルは語る。

私なりの分析だけど

一級試験という重要な場まで

分身魔法を使って参加したということは

君は人までに出るのが怖いんじゃないかって。

 

特に自分以外の

優秀な魔法使いを恐れている。

 

考えられるのは大体3パターン。

君は臆病者か、ただの悪趣味な人

あるいはその両方だと。

 

そう語った上で尋ねる。

安全な場所から檻の中の危険な猛獣たちを

見て回るのは楽しかったかと。

 

ラントが僕は用件を簡潔に

述べられない人はあまり好きじゃないと話すと

ユーベルは改めて告げる。

ここにはもうその檻はないんだよと。

 

本気じゃないと思ったのか

呆れたのかラントはお茶を入れ終わると

昼に焼いたクッキー持ってくるとして席を立つが

そんな彼にユーベルは声をかける。

逃げないでよと。

 

ラントは逃げるわけないでしょと

隣の部屋に向かうが

どうやら逃げるつもりだったらしく

前もって用意していたのか

荷物を手に窓から外へ。

 

そして村を少し離れるとまさかこんな形で

村を離れる事になるなんてと思いながら

最後に挨拶くらいしていくかと墓所へと向かう。

 

そしてある墓の前に膝をつき

祈りを捧げていた所、いつの間にか背後に

ねぇ それ誰のお墓?とユーベルの姿が。


魔力を消すのが上手いと

自負しているラントは

あっさり見つかったことに驚くが

ユーベルは私なりの分析だと語る。

 

ラントは君は僕のことを

何もわかっていないと返すが

ユーベルからだから聞かせてと言われ

・・・婆ちゃんだと語る。

 

今から5年前。

ボクが三級魔法使いだった頃に死んだ。

 

老衰で穏やかに逝ったが

両親は幼い頃にはもうおらず

二人で一緒に暮らしていた。

 

そんな婆ちゃんに老い先短い命だから

せめて最後は看取って欲しいと言われた。

一人で寂しく死にたくないと。

 

正直面倒臭かった。

魔法学校は帝都にあったし

分身魔法も今ほど精密に使えた訳じゃない。

 

婆ちゃんは死期を悟った割には元気だったし

面倒を見るどころか見られていた。

 

そんなことを考えているうちに

婆ちゃんはあっさり死んでしまいそれから5年間。

僕はこの村から離れられずにいた。

 

こうして考えてみると

一緒にいたいと思っていたのは

婆ちゃんじゃなく僕だったのかもしれないと。


話を聞いていたユーベルは

ただ「そう。」とだけ答えるが

ラントはいい加減なんの用か

教えてくれないか?と尋ねる。

 

殺しに来たっていうのなら

僕は今から全力で逃げなきゃいけなくなると。

 

ユーベルは大陸魔法協会からの任務のお知らせだと

ゼーリエから渡された指令書を取り出す。

 

なんでそれを先に言わないんだと

文句を言いつつ内容について尋ねると

どうやら今回の任務はラントとユーベルが

組んでやらなければならないらしく

それを聞いたラントは人選ミスだと呆れていた。

 

ユーベルはゼーリエから

気が向いたらって感じで言われたようで

帰るという選択もありだと言いつつも

でも私は強引にでも連れて行くつもりだと告げる。

メガネ君のこともっと知りたいと。

 

ラントは僕の魔法に

興味があるだけだろと返しつつも

・・・でも不思議と悪い気分じゃないと語る。

 

僕は心のどこかで強引に

引っ張ってくれるような奴を

探していたのかもな。

この村から連れ出してくれるような誰かをと。

 

そう語ったラントは

すでに任務に向かうことを決めたようで

ユーベルと二人、相変わらずな様子で

会話を交わしながら任務地へと向かうのだった。


勇者ヒンメルの死から31年後。

帝国領帝都アイスベルク。

 

建国祭が行われている帝都に

足を踏み入れたフリーレン一行だが

城門にて待ち伏せされたらしく

ある一室に連れて来られていた。

 

そこには一級魔法使いの二人

ゼンゼとファルシュの姿があり

ゼンゼから同じく一級魔法使いである

フェルンにある任務が言い渡される。

 

今回の任務は一級魔法使い5名による

大規模任務になると。

 

その話を聞いたフェルンは

この場には私を含めて一級魔法使いは

3人しかいないことに触れるが

ファルシュからその事についての説明が。

 

残りはラントとユーベルのチームで

今は情報収集に動いて貰っていると。

 

フェルンの疑問が解消したところで

ゼンゼは今回の任務について語る。

 

知っての通り、この帝都アイスベルクは

現在建国祭の期間中だ。

 

3日後の最終日には

帝国領と北側諸国の要人たちが集まる

大規模な舞踏会が宮殿で執り行われる。

 

そこに大陸魔法協会の代表として

ゼーリエ様が招待されたと。

 

フリーレンはまさかゼーリエの護衛とか

言わないよね?と問いかけるが

どうやらそのまさからしく

ゼンゼ達は情報元について語る。

 

舞踏会でゼーリエ様が

暗殺される可能性があると

帝国で諜報活動をしている

リネアール一級魔法使いから報告を受けた事。

 

詳細な情報の受け渡しは

今夜行われる予定だが

現段階での信憑性は高いと考えていると。


フェルンはゼーリエを暗殺するのは

とても現実的だとは思えないと口にし

フリーレンも同様だった。

 

私でもゼーリエに勝てる

イメージは全く沸かない。

 

彼女は間違いなくこの時代の人類の

頂点に君臨する魔法使いだと。

 

そうゼーリエを評したフリーレンだが

でもそれはあくまで魔法使い同士の

戦いに限った話だと語る。

 

腕のいい戦士なら勝機は十分あるとして

シュタルクを例にあげて説明する。

 

ある程度近い距離において

シュタルクに不意打ちされたら

私たちは何もできずに命を落とす。

 

どうしても魔法の発動が

間に合わないからねと。

 

その上で語る。

近接戦闘という一点において

私たち魔法使いは戦士に

ほとんど太刀打ちできない。

 

だからパーティーには

信頼関係が不可欠で戦士も必要。

 

正面から敵の近接戦力とぶつかり合える

前衛がいなければ魔法使いは想像以上に脆く

それは大魔法使いゼーリエも同じであると。

 

その事はゼンゼらも考慮しており

その為に近接戦、それも対戦士に特化した

戦い方ができる私とファルシュが

身辺警護をすることになったと。

 

話を聞いたシュタルクは戦士対策は

問題無いんじゃないかと声をあげるも

フリーレンは否定こそしなかったものの

一応は、でしょと返す。

 

達人に匹敵するほどの戦士なら

どうなるかわからない。

 

少なくとも私たちは帝都に来る前に

一度死にかけていると。

 

一方その頃、ある一室に

閣下と呼ばれる男がいた。

 

閣下は馴染みの男に

身だしなみを整えてもらいながら

任務でございますか?と尋ねられ

その口を開く。

 

俺の顔は歴史の影にすら残らんだろうが

リストの人物にとっては

生涯で最後に見る顔になる。

礼節くらいは弁えねばなと。

 

身だしなみを整え終えた閣下は

改めていい仕事だと男を褒めると

剣を携えその場を後にする。

 

そして残された男は

これから任務に赴くであろう閣下に対し

勿体無きお言葉ですと言葉を返すのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回の予告で帝都に

一級魔法使いが集うとあったので

一体誰が集まるのかと思っていましたが

人選としては面白いですね。

 

特にユーベルとラントの二人は

試験の時も仲がいいのか悪いのか

イマイチ分からない感じでしたし。

 

まあ、ゼンゼの話では

あのゼーリエが狙われているとのことなので

彼らとゼンゼ達、そしてフェルンの

5人体制で行うのは悪くないかも。

 

それにフェルンが参加するとすれば

その師匠であるフリーレンの助力も

得られるでしょうしね。

 

それにしても前回のラダールで

影の戦士についての話は

終わりかと思ってましたが

あの閣下と呼ばれた男を見るに

彼も影の戦士なんでしょうね、恐らく。

 

実際には影の戦士を統括する

立場なのかもしれませんが

話の内容から考えた場合

関係者なのは間違いないかと。

 

どちらにしてもゼーリエを狙っているのが

影の戦士だとするならば

かなり厄介な相手でしょうね。

 

特に厄介なのが影の技術なのか

魔力の隠匿に特化していて

いわば対魔法使いのスペシャリストであること。

 

フリーレンもあっさり上をとられてましたし

ラダールと同レベル以上ならば

そう楽観視はできないでしょうね。

 

それにしても気になるのは

なぜこのタイミングでゼーリエを

狙おうとしているのかついて。

 

単純に脅威と考えて

排除しようとしているのならば

分かりやすいんですけどね。

 

魔法大陸協会のトップにして

大魔法使いであるゼーリエを

脅威とみなすのもわからなくもないので。

 

まあ、なんにしても良いにせよ悪いにせよ

想定外の事態が起こるでしょうし

一体どんな結末を迎えるのか楽しみです。

 

気になる続きについてですが次号は休載で

3/13発売の16号にて掲載予定とのこと。

 

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