第16話 自論
内容ネタバレ
やっと見つけた真犯人を必死で追いかける剣崎は
その後姿を見てあの骨格は見たことがあると気づくが
何故か思い出せずにいた。
そしてちょうど電車が来る踏み切りにさしかかり追い詰めた真犯人に
お前は誰だと問いかけるが真犯人は電車が来ているのにも
関わらず向こう側へと渡られてしまう。
向こう側へ渡った真犯人は剣崎に向かい
俺はお前と同じだと言い放ったその瞬間電車が前を横切っていった。
そして電車が通り過ぎたその時すでに真犯人の姿はなく
剣崎はその場で悔しさのあまり叫んでいた。
その後アトリエに戻り身体を休めていると
警察からマコトが戻ってきて剣崎の怪我について心配するが
大した傷じゃないと知って安心するマコト。
そして二人はいない間のことについて報告しあうことになるが
剣崎は犯人を逃がしてしまったことを悔やむと共に
その犯人が剣崎に言い放った言葉をマコトに聞かせることに・・・。
当ブログでは前半のみを簡易あらすじとしてありますので
続きを知りたい方、より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
いや~展開が意味分からん方向へと進みつつあるようですね。
まあ、確かに剣崎が実際に過去に来ているわけですから
死んだはずの鷺沼が同じようにタイムスリップしてきたとしても
不思議はないかもしれませんがどうにも腑に落ちない感じです。
そもそも私が気になっているのは鷺沼は本当に死んでいるのかどうかということ。
墓もありますし亡くなっているんだなと思っていましたが
鷺沼のことを誰も知らないし、実際に亡くなった事を確認してないわけですから
実は生きていたというほうがまだ納得できる展開です。
それにもし剣崎の言うとおり時空を捻じ曲げるほどの復讐心によって
タイムスリップしたのだとしたらこの事件に終わりはないのではないかと。
真犯人と剣崎どちらかしか望みは叶わないわけですから
叶わなかったほうの復讐心はなくならないわけでまた新たにタイムスリップすることに
なるんじゃないのかなと思います。
なんとなく気になったんですが鷺沼に双子の兄弟とかいなかったんでしょうか。
もしいたら今回の真犯人としてこれほどふさわしい人物もいない気がしますが・・・。
双子の片割れなら骨格が同じ可能性もあるかもしれませんし。
とまあ、色々と気になる部分や仮説が出てきますが
正直剣崎の思うとおりのタイムスリップだとしたら正直つまらなくなりそうな気がします。
ああいうのは一回だけだから許されることで他の人にも可能だったら
推理がまるで成り立たなくなっちゃいますしね。
なので鷺沼がタイムスリップしたという剣崎の仮説は出来ればはずれて欲しいと願っています。
次回の展開ですが今回の剣崎の仮説の真偽についての話に
なるようですが願わくば萎える展開にならずに面白い展開になることを
心から願っています。