第27話 自己矛盾
内容ネタバレ
川の中で沈められた死体を発見したマコトは
やっぱり死体が沈められていたと思うと共に
あの死体は・・・。
そして今すぐ通報しなくちゃと思いながら
とっさに死体から抜き取った鷺沼に盗まれた自分のナイフを見て
これが死体に刺さっていたということは
やっぱり犯人は自分に罪を着せるつもりであると理解する。
そして警察にナイフごと死体が発見されたら自分が疑われていたこと、
そしてこのナイフ見つからないように破棄しなくてはと考えるマコトに
剣崎から電話が入り・・・。
剣崎はマコトから聞いた死体の件を聞いて自分が考えたことが
間違っていなかったことを理解すると
マコトに一つの世界で同じ人間が二人いるのは以上だと思わないかと、
目的を果たしたら自然に戻すべきだったがその時が来ると寂しいものだと語る。
マコトはなんで今そんなことを言い出すのかと問いかけるが
剣崎に自分の人生を奪われるなと告げられ電話を切られてしまう。
剣崎の様子からまるで別れの挨拶の様だと思ったマコトは
剣崎の立場から考え自分は真犯人がわかってその犯人を
殺しに行くつもりだと気づく。
そしてその後自殺するつもりなんだと。
そんな剣崎に対し犯人を憎むのは仕方がないが
剣崎が手を下す必要はなく捕まえて警察に任せれば良いと。
そして幸せな人生を取り戻すべきだと考え
剣崎に犯人は殺させない、自殺もさせないと決意し
剣崎が向かったとされる場所へ向かうマコトだったが
気づかないうちに近くを歩いていた男に見られていた上に
その男は川に沈んだ死体を発見してしまい・・・!?
一方、どこかに向かって車を走らせている剣崎は
氷山と夏木が無事であるようにと願っていた。
昔は夏木以外嫌いだったメンバーだったが今は・・・。
そして自分の世界のメンバーは犯人に殺されたこと
夢や悲しむ家族もいたはずだと改めて思うと共に
自分の家族のことを思い出し未来では自分が捕まったことがショックで
両親二人とも自殺してしまったことを思い出す。
そして何人もの人生が犯人に滅茶苦茶にされたことを
改めて思いかえし、これは復讐のチャンスなんだと
真犯人を殺して自分も殺すことを改めて決意していた。
その中で、自分自身でもあるマコトと過ごした2週間について
楽しかったと。そしてじゃあなと別れの挨拶を・・・。
そしてある一軒家に着いた剣崎は
窓を割りその家へと侵入する・・・!
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ぶっちゃけ「え~」って感じの今回の話でしたが
一番知りたかったことが全く明らかにされていなかったので
正直気になって仕方がないですね。
真犯人がだれなのかももちろんそうですが
なによりマコトが見つけた死体は一体誰だったのか
全く分からなかったのでほんと気になる。
ただ、とりあえず剣崎の話から
夏木さんは犯人ではないことがわかったので
犯人候補からは除外っですかね。
まあ、それも剣崎が正しいという前提においての話ですが。
それにしても川から立ち去るときに見つかっていたことは
あとあと響くことになりそうな感じですね。
単純にあの発見者からしたら近くにいたマコトが一番怪しいですからね。
なんていうかもっと周囲に気を配ろうぜと言いたくなりますね、まったく!
とりあえずマコトは剣崎を止めるべく行動しているようですが
ん~私的には復讐して当然でその後剣崎が自殺する必要はないと思いますが
剣崎にとっては憎む犯人相手でも手に掛けるとなると自分が許せなくなってしまうと
いうことみたいですね。
正直理解できませんが剣崎はそういう生き方の人なんでしょうね、きっと。
正しい正しくない善悪は別にして。
まあ、その辺は今後の展開次第って感じですかね。
次回の展開ですが剣崎が窓を破って家に入りましたが
あの家が犯人の隠れ家なんでしょうか?
その辺今回の話では明らかにされなかったので
色々気になる部分ですね。
それにしてもなんかそろそろ終わりそうな感じなんですが
実際のところどうなのか気になります。
私としてはもっと続いてほしいと願っていますが・・・。