2025年7月30日発売の
週刊少年サンデー 35号に掲載されている
地上へ・・・ 第28話の
ネタバレ＆感想になります。
第28話 ホドキシモノ②
内容ネタバレ
管理官である霧島から
地上にオブジェクトが出たとの報せを聞き
ヒイロとビャクグンは席を立つ。
ちょっと上で休んでくるというヒイロの言葉を
結たちは疑うことなく信じ
環境が変わって疲れが出るころなんでしょうと
笑いながら見送っていた。
自室に戻りながら霧島から
詳しい情報を聞いたヒイロ達は
オブジェクトが出現したオフィス街に向かうべく
窓から外に出ようと足をかけるが
ビャクグンはじっと部屋を見渡し口を開く。
短かったが・・・
悪くはなかったな・・・地上・・・と。
ビャクグンの口からそんな言葉が出たことに
ヒイロは嬉しそうに笑みを見せるが
そんな二人に行くのかね？と声をかけたのは
父である大作だった。
ヒイロはバツが悪そうな表情で
何も言わずに出ていこうとしたことを
謝ろうとするが
大作はそんな二人に告げる。
もうじき晩ごはんだ。
早く帰ってこい！と。
その言葉に二人はハッとしつつも
敬礼を返し空へ飛び立ち
大作は生きて帰れよ・・・と
二人が無事戻ることを願うのだった。
オフィス街へと急ぐヒイロ達に
霧島はおそらくオブジェクトは
クラス5以上の強敵だ！と伝える。
本来なら超人10人以上の
ユニットで対応する相手
戦力不足とはいえ、たった二名で
あたらせるのは心苦しいところだと。
しかしビャクグンは大作の言葉があったためか
やる気に満ち溢れており
それはヒイロも同様だった。
そしてあと僅かで現場へと
到着しようとしていた頃
現れたオブジェクトの姿を見た
オフィス街の人々は悲鳴を上げていた。
姿を見た者達は次々と倒れていき
ありえない怪物の姿に騒然となる中
オブジェクトから高エネルギー反応が！？
それはオブジェクトの口から
巨大なビームという形で放出され
連なるビル群を貫いていた。
しかし何故か貫いたはずのビル群は
何事もなかったかのように姿を保っており
その様子を見ていたピカソは
なんで街が壊れないんだ～？と口にするも
ああそうかそうかとある事に思い至る。
この質量にもなると
地上で全能力が使えるようになるのに
少し時間がいるんだね。
まぁ あと数分てとこかなと。
そうした中、オブジェクトの進路上に
倒れた父親を必死に起こそうとする少年の姿があった。
オブジェクトの姿を見てしまったためか
急に力が抜け倒れた父親は
俺はいいからお前は逃げるんだと
なんとかして息子を逃がそうとしていた。
しかし息子はそんな父を見捨てられず
今にも潰されそうな父親の手を引っ張り
だ、誰か助けて～と声を上げた瞬間
その体はオブジェクトに潰されることなく
ヒイロに抱えられて空を飛んでいた。
父親のほうはビャクグンによって抱えられており
ヒイロ達は少し離れた場所に二人を運ぶ。
そしてこの辺りに隠れているです！と
二人を下ろすと少年は不安そうな顔で
ヒイロに声をかける。
で、でも、もしあいつがまた来たら？と。
そんな少年の言葉にヒイロは
大丈夫。奴はヒイロが倒すです！と返し
ビャクグンと共に巨大なオブジェクトの姿を
見上げるのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
地上に現れたオブジェクトが
かなりの強敵であるのは分かっていましたが
思っていた以上に厄介な相手みたいですね。
一般人が見ただけで倒れて
最悪死に至ることもそうですが
何よりあの大きさは脅威以外の何者でもないかと。
身体の大きさだけで強さが決まる
訳ではないとは思いますが
大きいという事はその耐久力も単純な力も
それ相応であるのは間違いないでしょうし。
とりあえずピカソの話では
今のオブジェクトは力を十分に発揮できない
状態にあるみたいですので
完全に使えるようになるまでに
どこまで追い込めるかにかかっているかと。
出来ることならば万全になる前に
仕留められれば重畳なんですが
流石に難しいと思いますし。
それとこればっかりは考えても
どうしようもないんですが
ピカソが参戦してくるかどうかが
大きなポイントになる気がします。
恐らくですがこの作品において
ラスボスレベルの敵だと思いますし
参戦してきたらどうしようもないかなと。
ともあれヒイロ達が現場に到着して
これからが本番だと思いますので
二人がどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
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