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宇宙兄弟 最新 第427話 ネタバレ&感想 マクシム達の帰還

2025年9月25日発売の

モーニング 2025年43号に掲載されている

宇宙兄弟 427話

ネタバレ&感想になります。

 

第427話 なんの告白

内容ネタバレ

 

先に地球へと帰還するオリュールは

大気圏突入を開始する。

 

ロスコスからの状況を知らせる報告の中

皆がその様子を固唾を呑んで見守っていた。

 

高度80km通過 秒速6・4km

耐熱シールド温度上昇中・・・

数値は正常範囲です。

 

ブラックアウトフェーズ突入!

通信途絶を確認・・・!

電波回復まで2分。

 

・・・通信回復!

テレメトリー受信再開!

 

ドローグシュート展開!

降下速度安定――高度7・5km

メインパラシュートを展開・・・!

 

降下の際にパラシュートが

問題なく開いたことでオリュールは

無事着陸に成功する。

 

その瞬間、ロスコスでは歓声が上がり

直ちに回収チームが現場へと向かうのだった。

周囲に回収チームが作業を始める中

マクシム達は無事地球に帰還したことに

改めて安堵していた。

 

それは六太達も同様で

その様子を見守っていたNASAでも

フィリップの家族たちが息子が無事

帰ってきたことに湧き上がっていた。

 

彼らが無事地球に帰還したことは

すぐさまニュースでも報じられ

アナウンサーが現地の映像を流しながら

その模様を伝え始める。

 

月面でのレスキューミッションを

完了した4名の宇宙飛行士が

先ほど地球に帰還しました。

 

ロシアのマクシム・ウルマノフさん――

フランツ・クラーキンさん――

アメリカのフィリップ・ルイスさん

そして日本の吾妻滝生さんの4名の宇宙飛行士は

救助隊に抱えられカプセルの外へ――

 

吾妻さんはカメラに対し笑顔で手を振り――

「あとは南波兄弟の帰りを待ちたい」と話しましたと。

 

一方その頃、六太達はJAXAの管制から

これからの手順について説明を受けていた。

 

着水予定時刻は日本時間午前6時ちょうど

種子島南東約400kmの太平洋上です。

 

大気圏再突入は着水の約30分前

高度約120kmで開始します。

 

着水後は回収班が向かいます。

船内で待機してください。

 

予報では明日の海況は良好

波高約1M 風速3M。

 

今のところ回収作業に

影響する要因はありませんと。

一方NASAではハガートが

太陽フレアについて心配していた。

 

ゴダードの監視だと黒点群は太陽のギリギリ

東のリム付近で放射線は大丈夫とのことだが

ハガードはじっとモニターを見つめ口を開く。

 

・・・我々は・・・ナンバ兄弟に

直接感謝を伝えなければならない・・・

 

NASAの手を離れたとは言え

最後まで見届けるぞと。

 

その頃、地球が見える場所にまで来た

六太達は地球を見下ろしながら話していた。

 

あっという間だな・・・地球まで。

帰ったらようやくゆっくりできるなと。

 

どっか遊びに行くのもいいねと話す日々人に

六太は漂っていた時に思っていたこと話す。

 

もし生き残って帰れるなら

・・・海とか行きたいな――って。

 

日々人はソッコー叶うな

海に着水すんじゃんと言い

六太もあそっかと同意しかけるも思い直す。

 

いやビーチだよビーチ!

アロハ着てさ~と。

 

そんなことを話しながらも

再び宇宙服を装着した二人は

ベルトをしめシートに固定完了したことを

管制室に報告する。

 

そして準備を整え終わった六太は

初めての帰還を前に口を開く。

 

いやあ~なんか緊張すんなあ帰還って。

寝てる間に着いてたりしないかな~・・・と。

そんな六太を笑みを浮かべて見ていた日々人は

黙ってようかと思ってたけど・・・と語り始める。

 

実は俺さムッちゃんが漂流してた時

一回仮眠とったんだよね。

いや管制の指示なんだけど・・・

 

「寝れるかよ」・・・って思ってたけど

意外と寝れちゃったんだよね・・・なんかごめんと。

 

なんの告白だよと笑う六太だが

日々人はさらに言葉を続ける。

 

いやあんな状況だってのにさ・・・

妙に落ち着いてる瞬間が

あったことに驚いたんだよと。

 

そう語った日々人を神妙な表情で

見ていた六太も口を開く。

 

俺も・・・あったよ。

妙に落ち着いた時間が・・・

死んだらどうなるのか色々考えてた。

 

言葉も記憶も全部消えて

多分死んだことにも気付けない。

 

ただ無になる。

だから死は誰にも訪れることなのに

誰にも経験できないんだなって・・・

 

だけどさ・・・別に生まれ変わりを

信じてる訳じゃないけど・・・

なんか・・・またいつか別の何かに生まれて

目覚めるような気もしたんだよ。

 

そりゃやっぱりできればまた人間がいいけど・・・

無数の星の中にいたらさ

次も地球に生まれるとは限らんなって思ったんだよ。

 

どっかの銀河のどっかの星の・・・

よくわからん生き物になるかも知れんし

何億年も先に知らない星で

想像したことない文明の中に生まれるかもしれない。

 

そんなことを考えてたら・・・

ちょっと死ぬ恐怖が和らいだ気がしてたと。

 

それを聞いた日々人も同意する。

確かに・・・どうせなら面白い星に生まれたいねと。

 

六太もまた”宇宙にガンガン行ける人”に

なりたいよなと笑みを浮かべていた。

あ・・・じゃあ俺も――と

日々人が口にしたところで

JAXAから通信が入る。

 

いよいよ50分後着水です。

楚コールを与圧してください。

 

大気圏突入時に一時的に

通信が途切れますが心配なくと。

 

管制の指示に従い、いよいよ来たかと

笑みを浮かべる二人に管制からの指示が続く。

 

これより減速マヌーバをします。

40分後予定海域に着水します。

 

そんな管制の指示通りソユーズは

大気圏突入の為、動き始めるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

六太達よりも先に帰還した

マクシム達ですが

無事に着陸に成功してなによりでしたね。

 

ブライアンの事もあって

やっぱり着陸の際が一番緊張しましたが

何事もなくて良かったです。

 

そして次は六太達の番となるわけですが

日々人は前にも経験しているためか

六太よりも余裕な感じっぽいですね。

 

まあ、ここから六太達が何を出来るわけもなく

あとは管制に全て任せる形になるので

それも仕方ないのかもしれませんが。

 

なんだかんだで次回にでも

大気圏突入してついに地球に帰還するわけですが

色々と感慨深いものがありますね。

 

それは六太や日々人、そして彼らを見守ってきた

仲間や家族も同じだとは思いますが

無事着陸に成功した瞬間

涙腺が崩壊するのは間違いないかと。

 

そして改めて誇らしく思うでしょうね。

あれだけのトラブルを潜り抜けながらも

やるべきことをやって帰還した二人を。

 

それに伴って最終回も近いと思いますが

それは恐らく避けようがないことですので

今は無事にトラブルに遭うことなく

地球に帰還することを願うばかりです。

 

気になる続きについてですが

11/6発売の49号に掲載予定とのこと。

 

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