宇宙兄弟 329話のネタバレ&感想になります。
第329話 約束通り
内容ネタバレ
シャロンは亡き夫が”シャロン”と名付けた小惑星を見つけた時の事、
そして俺が月に行って建てると言ってくれた幼い頃の六太のことを
頭に思い浮かべながら二度目の点灯式を見守っていた。
そして無事に成功し
「パラソルの灯りが並んでその中にムッタの姿がある」
思い描いていた通りの光景を目にして
夢に見ていた通りだと嬉しそうな表情を浮かべていた。
一方、二度目の点灯式を終えベースへと戻ろうとしていた六太は
シャロンはきっと喜んでくれると思いつつも
約束を果たした気持ちって安堵感だけじゃないんだなと
”ザワザワ”したような”ワクワク”したような正体不明の感覚を覚えていた。
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ここから先は五月蠅やモリソン博士率いるシャロン月面天文台チームが
観測を開始することになり彼らからも称賛を受けることに。
五月蠅はたぶん2週間以内に綺麗なファーストライトを世界中に発表できるだろうとして
光学望遠鏡の方はこれから”例の”ヤツに合わせてみるとのことだった。
そんな話を六太達がしていた一方で
JAXAでは茄子田らが今回六太が為した歴史的偉業についての記者会見を行っていた。
茄子田は以前面接した際に六太が言った言葉を
ちょっといじって「みんなより”心”がよく泡立ちます」等と話し
六太を持ち上げていたが記者たちはそんな茄子田節に呆気をとられているのか
会見場は彼の独壇場となっていた。
その記者会見では今この場での発表と同時にネット配信される
JAXAの最新ニュースもお披露目され
そこには頭の上で手を合わせる奇妙なポーズの六太と共に
改めてシャロン月面天文台が完成したことが記されていた。
会見場にいたシャロンも感無量な様子でその画を見ていたが
続いてさらに天文台のエンジニアチームが早速観測してくれた
ある小惑星の映像が。
その小惑星こそシャロンの亡き夫が発見し
妻である自分の名を付けてくれた”シャロン”であり
生前の夫の笑顔を思い出しながら六太にありがとうと
心の中で改めて感謝の言葉を送るのだった。
月にいる六太はネットで特集が組まれた今回のニュースを読んでいた。
その中には自分が言った覚えがない茄子田の言葉もあり
そんな事言ったっけ?と思いつつも
彼が会見で話した言葉の中に正体不明だった”心の正体”を理解する。
「もはやワクワクを超えてブクブクなんです」
その言葉を目にした六太はこれだと自分があの時感じていたのは
心の”ブクブク”なのだと笑みを浮かべるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
なんか久々にシャロンの旦那さんを見たような気がしますが
本当に成功してよかったと改めて思います。
今回のタイトルにもあったように
これで長年の約束も叶えられたわけですから
六太もそしてシャロンも感無量だろうなと。
それにしても今回というか前回からですが
天文台が無事完成したことで気になるのは
これからこの漫画がどう続くのかについて。
なんだかんだで月でシャロン月面天文台を作ると言う
夢が叶えられたわけですが
次の目標というかそういうのがイマイチ明らかになっていませんしね。
もちろん未だ月にいる六太がなんとか無事に地球に帰還するまでは
間違いなく描かれるでしょうけどその次はどうするんだろうなと。
私としてはロシアにいる日々人のこともありますし
なんとかして二人揃って宇宙にいくみたいなエピソードや
六太とせりかさんの事も描かれて欲しいとは思いますが
作者様がどこに着地点を設定しているのか気になるところです。
当然ながら私はこの作品のファンなので
出来る限り続いて欲しいと願っていますけどね。
とまあ、色々気になる事もありますが
これからも期待している事には変わりないので
2019年も楽しんで読んでいきたいと思います。
ちなみに次回についてですが
予告には7号とありましたので
続きは1/17になるかと。
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