2025年8月28日発売の
モーニング 2025年39号に掲載されている
宇宙兄弟 426話の
ネタバレ&感想になります。
第426話 ヒーローインタビュー
内容ネタバレ
ノートPCを開いた六太は
漂流中に届いた仲間からのメールを見て
口元に笑みを浮かべていた。
そんな六太に日々人は
気持ちわかるよと声をかける。
俺もなんとか――ムッちゃんに
メッセージを届ける方法はないのかって
ずっと考えていたし・・・と。
そんな事を話しながら作業する
日々人を手伝う六太の様子を見て
ハガートは笑みを零す。
なんか元気そうだな
ムッタのヤツ・・・と。
クジョーもそれに同意した上で
心なしか安堵したように報告する。
精神面も含めて深刻な異常はなさそうですね。
ほんのちょっとコルチゾール値が高めで
血圧と心拍に軽い変動はありましたけど
まあこれは極限状態を経験した後としては
むしろ想定内ですね。問題ないでしょうと。
ハガートは大したもんだな・・・と言いつつ
表情を固くして語る。
俺があんな体験したらどうなってたか・・・
想像はしてみるんだが
ムッタのように笑えるのかどうかすらわからんと。
その言葉にクジョーは六太君が
人類初の漂流体験者ですからねと言い
ハガートは改めて決意を口にする。
・・・NASAとしてはムッタを
”最後”にしなければならないと。
一方その頃、日本では六太救出にあたり
ロスコスの技術者であるゾーヤとグレゴリーが
陰の立役者であるということがニュースとなり
JAXAの記者会見に参加する程、大人気になっていた。
ゾーヤは緊張した様子で語る。
自分が好きな日本のアニメ
”クリムゾンメサイヤ”に救われ
その作品に出てくる武器”シャイニングザンパー”が
六太救出にあたり一筋の光になったのだと。
日本では”クリムゾンメサイヤ”が
あまりメジャーではないためか
記者たちの顔には?が浮かんでいたものの
グレゴリーがうまく間に入って説明したことで
結果として記者会見は成功。
記者会見を終えたゾーヤは
労いに来たせりかと絵名と会い
アニメを知る二人と一緒に
楽しそうに主題歌を歌っていた。
ゾーヤたちが日本で大人気であることは
ロスコスでも好意的に受け止められていたが
オリュールの帰還が2時間に迫ったことで
さてこっちもそろそろだな・・・と
そちらの動きに注力しているようで・・・
そうした中、六太達のもとへ
マクシムから通信が入る。
いよいよ俺たちオリュールチームは
着陸が近づいてきた。
次に話せるのはしばらく先だと。
ユルがリハビリが終わったら
マクシムと一緒に日本に行くと言い
それを聞いたフィリップも行くと言い出したことで
みんなで日本で会えると話は盛り上がっていた。
マクシムも日本に行くのが楽しみなのか
いつもの皮肉を交えつつ話に加わる。
”ペコリ”もマスターしたことだし
なんならこのまま間違えて
日本に着陸してもいいけどな・・・
まあ・・・楽しみは後にとっておくと。
そして時間が迫ってきたのか
マクシムたちがじゃあまたな
お先に失礼すると告げると
六太と日々人も地球で会おうと返し
仲間たちの地球への帰還を見送るのだった。
そして六太達との通信を終えたマクシム達が
軌道離脱噴射が完了し再突入軌道に入ったところで
ロスコスから通信が入る。
オリュールこちらツープ。
メドヴェージを切り離す 準備はいいかと。
マクシムがそれに対しいつでも大丈夫だと返すと
ロスコスから分離の許可が下り
メドヴェージの分離が開始。
無事周回軌道に入ったことから
続いて推進モジュールを分離。
分離が確認された後、マクシム達が乗る
帰還カプセルは地球に帰還すべく
大気圏突入を開始するのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回も予定されていた通りに
掲載されましたね。
正直この作品における掲載予定って
あてにならないというか
ズレるのも当たり前だったので
本当に大丈夫かと。
まあ、無事に掲載してくれること自体に
なんの問題もないし読者にとって
ありがたいことではあるんですけどね。
それはさておき今回の話ですが
六太の様子を見る限り
特に問題はなさそうな感じ?
前回クジョーによる心理ブリーフィングの時にも
大きな問題はなかったように思いますが
今回改めてクジョーの口から
問題ないとの言葉があったことで
正直一安心しました。
まあ、宇宙漂流という前例のないことを
経験したことで想定外のことも
有り得るとは思いますが
それは気にしても仕方ないと思いますし。
それはそれとして日本では
六太救出の陰の立役者ということで
ゾーヤとグレゴリーが人気を博してましたが
それも当然でしょうね。
彼女たちがいなければ
六太救出は上手くいかなかったでしょうし。
記者会見で”シャイニングザンパー”と口にして
記者たちが?を浮かべた時には
やっちゃったと思いましたが
グレゴリーが上手くやってくれてよかった。
前々からグレゴリーはゾーヤの発言の
説明役になる場面がありましたが
本当にいいコンビなんだろうなと。
それはそれとして一足先に地球へと向かった
マクシム達が地球への降下を開始しましたが
こちらについては問題はなさそうですね。
せっかく六太が無事救出されたのに
マクシム達にトラブルが起きると
祝福ムードが一変してしまいますし
ここまで来たら無事に帰還して欲しいものです。
なんだかんだでブライアンの時のように
帰還する時が一番危ないのは
間違いないと思いますので
無事の帰還を願うばかりです。
気になる続きについてですが
9/25発売の43号に掲載予定とのこと。
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