2025年12月3日発売の
週刊少年サンデー 2026年1号に掲載されている
地上へ・・・ 第45話の
ネタバレ&感想になります。
第45話 想定外のパワー
内容ネタバレ
結の声を引き金に発揮したヒイロの力は
シンクらも驚く程のものだった。
シンクは学校から声援を送る結に目を向ける。
あの娘がヒイロに何らかの力を与えているのか!?と。
そしてヒイロの新たな力を前に
圧倒されていたピカソだが
受けていた傷は瞬く間に回復。
何事もなかったかのような姿に戻った
ピカソだがヒイロの力が想定外だったのか
やってくれたね・・・と歯ぎしりしていた。
しかしそれでもピカソの顔からは
笑みが消えることはなく
徐に腕を振り下ろした瞬間
直線状に地面が割れ、局地的に地震が発生。
ピカソは告げる。
たしかにボクは空間に亀裂は入れられないが
実際の地面に亀裂を入れることはできるんだよと。
割れた地面からメキメキと音がし始め
ヒイロはまさか”彼の地”まで
亀裂を入れる気ですか!?と声を上げるが
ピカソは笑いながら否定する。
いや~あそこは空間がズレていてね
それはできないと。
しかし次の瞬間、地面の亀裂から
地表に向けて溶岩が噴き出し
ピカソは溶岩に向かって三つの光を吹きかける。
それを見ていたビャクグンは
何をする気だ!?と声を上げた瞬間
溶岩の中から巨大な三体の怪物が姿を見せる。
霧島は溶岩からオブジェクトを作り出したのか!?
ありえない・・・これが神の力か!?と声を上げ
始はええそうよ・・・と口を開く。
決して抗えない力・・・
それに打ち勝つ以外
この世界を救う術はないわ!と。
負けるなああああ!と結が声援を送り
ヒイロがそれに応えるように
溶岩から現れたオブジェクトに攻撃を仕掛ける中
街の住民も結の存在に気づき口々に声を上げる。
あんな所から少女が応援しているぞ!
じゃああの飛んでいる少年たちは
私たちを守ろうとしているの・・・?
お、おいあの化け物と戦っている奴らは
俺達の世界をまもっているように見えるぞ!と。
そうした中、ディメンシオを倒すべく
戦っていたビャクグンが倒れてしまう。
空中から落下しかけたところで
シンクがその体を支えたものの
ビャクグンはかなり消耗していた。
あ、あのディメンシオとかいうオブジェクト
か、硬すぎると零すビャクグンに
シンクはプラズマ出しっぱなしじゃないか死ぬぞ!と。
しかしそれでもビャクグンは
退くつもりはないようで
シンクもそれを理解しているのか
それ以上の言葉をかけなかった。
そして体制を整えたビャクグンが
再びディメンシオに攻撃を仕掛けようとしたところ
周辺から微かな意志の力を感じ・・・
周辺の住民達が怪物と戦うヒイロ達に
声援を送り始めた瞬間
ベンガラは湧き上がるような感覚を覚えていた。
彼らが戦っている映像を見た住民達からも
次々に声援が上がり、その声が届いたのか
ビャクグンの身体にわずかだが
力が戻って来ていた。
そして上空で戦うベンガラに
少年の応援の声が届いた瞬間
ベンガラはこんな意志の力の高まりは初めてだと
呼応するかのように先程よりも
遥かに強い力を発揮していた。
それはシンクらも同様らしく
力が湧いてくるねえ!と
その力をディメンシオに向ける。
そして声援はヒイロに更なる力を促し
三体のオブジェクトを圧倒するヒイロに
ピカソは戸惑っていた。
なんだよ・・・一体なんなんだ?
君のその力の源は!!?と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ピカソに関してはヒイロが
相手をするしかないこともあって
ある程度対抗できればいいと思ってましたが
思っていた以上に戦えているみたいですね。
結の声援に加えさらに戦いを見ていた
人々からの声援も加わったことで
戦いになるレベルになった感じ。
そして今回の目的でもある
ディメンシオについてですが
力を増したビャクグンでさえも
倒すのが厳しいとは・・・
彼もまた声援を得て力を増しそうですし
さらにシンクらも同様のようなので
あれで何とかならなかったら
もうどうしようもないのかも。
最悪ピカソを倒せなくても
ディメンシオが倒せるのなら
今回の目的は達成できるわけですから
何とかして倒してほしいものです。
それにしてもバトル漫画の王道とでも言うのか
ヒロインの声援で力を増すというのは
かなりアツい展開ですよね。
そしてさらに人々からの声援をも
力にするとかラストバトルなのかと
疑いたくなる程です。
流石にこれがラストバトルではないと思いますが
松江名先生の作品って勢いそのままに
ラストまで突っ走ることも考えられるので
そのあたりどうなのか気になるところ。
なんにしても次回の戦いは
さらに白熱すると思いますので
どんな戦いが見られるのか楽しみです。
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