2025年12月18日発売の
週刊ヤングジャンプ 2026年3号に掲載されている
テラフォーマーズ #70の
ネタバレ&感想になります。
#70 FORCE OF NEW FACES 新たなトリガーたち
内容ネタバレ
中国にて爆が国家主席である呉に
〈祈る者〉の目的がハンニバルの特性の
奪取にあることを説明していた。
――若しくはハンニバルや
彼クラスの上級連中の記憶を
スキャンして探し当てたいはず。
第一に”再生する特性”・・・
――その持ち主の居所か――
次点で”何にでもなれる特性”――
つまりハンニバルの身柄であると。
それは客船に乗り込んだ燈達も
同様の結論に至っており
マルコスらに改めて説明されていた。
そして現在の状況について
それぞれ分かっていることを確認する。
先に着いている仲間は『ジャパン・ランキング』
現”12位”のサムライソードと――
それを助けに行った”8位”の慶次
”6位”のジェット、”4位”の舜、”30位”のアミリア。
ハンニバル・G・ニュートンを
彼らが倒せていれば持っているはず。
日本に狙いを定めたゴキブリ共の最終目標――
――その計画はニュートン一族の頭の中にも
入っているはずだと。
他にも各人の特性で客船内に
乗客らが生きているだろうことは分かっており
粗方の現状確認が終わった所で
燈は懐から密閉された袋に入った
ハンカチを取り出す。
そしてそれを後ろにいた八重子に渡すが
八重子は自分の為だと思ったのか
そのハンカチで汗を拭っていた。
しかしそれを見たアレックスから
いやそれ多分ドルヂバーキに・・・と言われ
そういう事ね!と慌てた様子で
背後にいたドルヂバーキに渡すが
皆からなんで今汗拭いたの?と総ツッコミが。
皆にイジられて涙目になる八重子だったが
結局問題はなかったようで
ハンカチに付いていたサムライソードの匂いを
ドルヂバーキが嗅ぎ、船内へと突入を開始。
一方、船内にいた舜とアミリアもまた
拾えた新しい電波から
『一警護奈良支店』仲間が高速脱出機で
客船に乗り込んで来たことを察知していた。
しかし次の瞬間、二人は何者かの気配を感じ
敵だと判断した舜はすぐさま超音波を放つ。
そんな舜の超音波に対し
物陰から姿を見せたテラフォーマーは
同じように超音波を発することで相殺。
そのテラフォーマーはサングラスをかけ
アクセサリーをジャラジャラ着けており
明らかに今までの個体とは違う
戦闘能力が高い個体だった。
舜が冷や汗をかきながら
・・・こっちも来たで戦闘要員っぽいんが・・・
グラサン腹立つわぁと零す中
アミリアは舜に訊ねる。
今の”ノイズ・キャンセリング”ってやつ・・・?と。
舜はそれに同意した上で
コイツもクジラ型か・・・と
クジラについて説明し始める。
しかもクジラは人間らと違って
耳の穴が空中と繋がとらんから
・・・どういう訳か自分への音の量を
体内で調整しとるらしーで。
そう口にした舜はつまり相性最悪や!
ここは全力退避で!とアミリアと共に
この場から逃げようと動き出す。
そして内心考えていた。
――先に上の仲間と合流した方が良さそうやな・・・
幸いゴキブリ共、今回は乗客を殺すつもりじゃ――
なさそ――・・・と考えた瞬間
逃げようとした先の廊下から
乗客と思しき少女が姿を見せ・・・!?
想定外の事態に動きが止まる舜たちだが
テラフォーマーが動いた瞬間
舜は舌打ちしながら落ちていた自身の武器
『ストライカー・ピスケス』を拾い
テラフォーマーに叩きつけていた。
その一撃はサングラスを破壊し
テラフォーマーの頭部を破損させるが
叩きつけた舜の左手も吹き飛んでいた。
その光景を呆然と見ていたアミリアだが
少女に目を向け思う。
・・・ッ このゴキブリ今迷わず――
そして舜は怒りに震えていた。
殺そうとした・・・やろ!?
子供には・・・利用価値が無いから!
頭部を破損してもなお動く
テラフォーマーを見て、アミリアは気づく。
こいつマッコウクジラじゃない――”シャチ”だと。
テラフォーマーが回復の為に
近くの死骸を口にする中
舜とアミリアの考えは口にせずとも一致していた。
舜はネクタイで止血しつつ告げる。
意見一致したなぁアミちゃん。
クソ生物がよぉ・・・!
なんや今日は文明人らしく
一般客の救助は正規の軍隊が
来れるン待とう思たけどな・・・止めや!と。
アミリアは少女に大丈夫だと声をかけつつも
舜の所にこのシャチが来たのは
偶然なのかと疑問に思っていた。
その考えは正しかった。
――偶然か?否!テラフォーマーが
研究していない訳が無かった!
”人間達が頼った兵器”の事を――
そうした中、燈は自身の専用武器である
『膝丸』を抜き、テラフォーマー達に告げる。
――全員ブチ殺して艦ごと奪う。
それしか無い・・・それに――
あの女性ならそう言う筈だ!と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
約8か月振りとなる再開ですが
仲間達を救出して即終了という感じには
ならないみたいですね。
燈が言っていましたが
結局テラフォーマーを殲滅して
艦を奪うことが目的となりそう。
敵にも燈たちへの対抗手段と言えばいいのか
それぞれ相性が悪い相手が当てられそうですし
苦戦は免れないだろうなと。
それにしても改めて思いますが
テラフォーマーで厄介なのはその数と知能。
ただでさえ人間よりも身体能力的にも
大きく上回っているのに
頭まで使ってくるわけですからね。
いくら新たな変態能力を手にしても
いたちごっこになりかねないのが
厄介極まりないなと。
まあ、そんな感じだからこそ
アツい戦いが見られるわけですから
なんとも言えないところですが・・・
ともあれ連載が再開したわけですが
毎週という感じではなさそうですね。
とりあえずこれからどうなるかは
まだ定かではありませんが
次回掲載されるのは2026年1/29発売の9号とのこと。
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