11月9日発売の別冊少年マガジン12月号に連載されている
アルスラーン戦記 29話のネタバレ&感想になります。
第29章 黄昏の村
内容ネタバレ
アルフリードという名を聞いたヒルメスは
その名が本来王族や貴族の姫君に使われる名だとして
下賤な盗賊には過ぎた名であると見下すように告げ
その増上慢に罰を下すと言い放つ。
それに対しアルフリードはやってみればいいと応え
ヘイルターシュの部下と共にヒルメス率いる部隊との戦いへと臨む。
そしてアルフリード本人は仇とばかりに
父親を手にかけたヒルメスへと戦いを挑むが・・・!?
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一合も打ち合うことが出来ないほど実力が離れていたようで
持っていた剣を弾き飛ばされ防戦一方となってしまうことに。
剣を失いながらも何とかヒルメスの攻撃を躱し続けるアルフリードだったが
その間に彼女の部下たちは全滅させられてしまっていた・・・。
そしてアルフリードも彼らの後を追うようにヒルメスによって斬り捨てられようとした
次の瞬間、ナルサスがこの場に姿を現していた。
現れたナルサスに対しヒルメスはアルスラーンの行方を尋ねるものの
それを話すわけもなく一瞬触発の状況になる中
アルフリードは二人の間に入りナルサスに手を出すなと告げる。
父親の仇だとして自分が倒すと言い張るアルフリードだったが
先程剣を失っていることからその点をナルサスに突っつかれ
ならばとナルサスの持っている剣を貸せと言い出し・・・。
そして貸す貸さないの話しになり先程の緊迫した状況が嘘のように
漫才のようなことを繰り広げる二人に対し
ようやくヒルメスが声をかけようとした瞬間、彼らの頭上から岩が・・・!?
それによって兵士の一人がゾット族がまだいるのか!?と訝しむ中
ナルサスはアルフリードを連れてその場をいち早く脱出していたのだった。
共に馬に乗り走る中、ナルサスはあの岩を落としたのが自分であると
アルフリードに説明していた。
そしてその道中、ナルサスはアルフリードから父親を手にかけたときにヒルメスが
”王侯の手にかかって・・・”と話していたことを聞き
”王侯”という言葉になにか引っ掛かりを覚えていたが・・・。
その後、アルスラーンたちと合流するため東へと向かうことを説明するナルサスだったが
一度助けたなら最後まで責任とってくれなきゃとしてアルフリードも同行することに。
そして日が暮れた頃、ある村へと辿り着いた二人だが
その村の様子はどこかおかしく、夕餉の時間だというのにどの家からも炊煙が上がっていなかった。
警戒しながらも村へと入っていった二人は
その村の住民全て何者かの手によって殺害されているのを発見する。
その原因までは解らなかったものの
とりあえずどこかの家で体を休めることに決めるが
突如地面からナイフを持った手が現れナルサスを襲う・・・!!
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
予想通りと言うかテンプレ通りと言うか
アルフリードがナルサスと共に行動することが確定したわけですが
やっぱりアニメの時と同様に良キャラですよね。
ヒルメスとの戦いでは正直戦いらしい戦いにはなっていませんでしたが
剣ではなく少し離れたところからの弓ならばもっと良い勝負になっていたのではないかと。
あくまでアニメ版を見ての印象ですが
エラムと同じくらいか少し劣るくらいの実力だったと思いますので
アルスラーンたちにとってかなり良い人材なのは間違いないでしょうね。
それはそれとしていきなり地面から生えてきた手に襲われたナルサスですが
あの手って以前聖職者が殺された事件の時のと同じなんですかね?
普通ではあり得ない現象ですので魔法か魔術かは分かりませんが
そういったものに属するものだと思いますがあれってどう対処すればいいのか・・・。
とりあえずあの手が術者本人の手であれば何とか出来なくもありませんが
そうでないなら屋外でしか出てこないっぽいので屋内に逃げ込むくらいしか出来ない気が・・・。
他に可能性がありそうなものとすればあの魔術を発動させるのに
見える位置にいなければいけないとかだったらそっちを狙うとかくらいですかね。
次回の展開に関してもそうですが
ナルサスがあの地面から生えた手に対してどういう行動をとるのかに掛かっているのは間違いないかと。
ナルサスの智謀がああいう魔術っぽいものにまで及ぶかはわかりませんが
あそこで負けるとは到底思えませんのでどういう行動を取るのかかなり楽しみですね。
どちらにしてもバラバラになってしまったアルスラーンたちが合流しない事には
話しになりませんので早いところ合流してほしいものです。