雑誌掲載最新話 アルスラーン戦記

【漫画版】アルスラーン戦記 最新 111話 ネタバレ&感想 王太子の手助け

2022年10月7日発売の

別冊少年マガジン 2022年

11月号に連載されている

アルスラーン戦記 111話

ネタバレ&感想になります。

 

第111章 ルシタニアの逆襲

内容ネタバレ

 

キシュワードを討つべく

増援として向かうことになった

ルシタニアの猛将・プレージアン伯。

 

彼の者はその言葉しか

知らないとでも言うのか

「進め!」と連呼しながら

先陣を切って敵を叩き潰す。

 

兵達はそんなプレージアンの

異様さに奮起し後に続くことで

とてつもない突破力を

生み出していた。

 

それは対キシュワード軍との

戦いでも同様であり

その無茶苦茶な用兵に

キシュワードも押されつつあった。


そうした中、キシュワードと

相まみえたプレージアンは

ボードワンの仇だと

名乗りもせず襲い掛かり

一騎討ちの様相へ。

 

二刀のキシュワードに対して

プレージアンはメイスと盾を使い

互角の戦いをみせる。

 

そして両者の戦いが激しさを増す中

ボードワンの執念なのか

メイスを受け止めた

キシュワードの剣が

パキンと音を立てて折れてしまう。

 

それを見たルシタニア兵の士気が

明らかに上がったのを見た

キシュワードはすぐさま

一旦引いて立て直すことを決め

指示を飛ばす。

 

そして指示を出したキシュワードが

自ら殿を買って出ようとした瞬間

ルシタニア軍の後方にあった

糧食に火が放たれ!?


突然の事態に混乱しながらも

すぐに火を消すようにと

命じるギスカール。

 

キシュワードも一体何が起きているのか

分からず困惑していたが

そこへアズライールが訪れたことで

何が起こっているのか理解し

すぐさま反転し攻撃を指示。

 

先程までとは違い

一気に形勢は逆転。

 

不利を悟ったプレージアンは

その場から離脱を図るが

逃げた先にはダリューンが

待ち構えていた。

 

襲い掛かってきたプレージアンを

一蹴したダリューンは

キシュワードとの再会を喜んでいた。

 

そこにはナルサスの姿もあり

これからの事について

説明を受けることに。

 

ナルサスはわれらの集めた兵は

3万ほどだと話し

国王の勅命通り五万の兵を

集められなかった事から

帰参するわけにはいかないと語る。

 

われらは陛下のもとに

帰参するつもりはなく

王太子殿下のもとで

独自の行動をとるのみだと。

 

陛下はルシタニア軍と

正面から戦って武勇を

天下に誇示なさるがよろしい。

 

その間に我らは

王都エクバターナを掌中に

おさめさせていただく。

請う 悪く思いたもうなと。

 

その言葉を聞いたキシュワードは

仕方ないとでもいいだけに

ため息を吐きながらも

彼らの武運を祈り

兵の元へ戻るのだった。


アルスラーンのもとへ戻る最中

ダリューンとナルサスは

ルシタニア軍の動きについて

違和感を覚えていた。

 

あれだけの兵力差がある以上

あえて兵力を二分させ

前後から攻撃するのが

最も有効であるはずだと。

 

それは戦場を見下ろしていた

アルスラーンも同様だった。

 

ギスカール公はルシタニア随一の

知恵者と聞くが・・・

どうも納得のいかない

戦いぶりであると。

 

勝つにせよ負けるにせよ

これ以上ここにとどまるは無用であり

ダリューンたちと合流した

アルスラーンは王都へ向かい

進軍を再開する。

 

その道すがらアルスラーンは

少し父王に恩を売ることを決め

戦いはしないものの

ルシタニアの後方へ回り込むことで

動揺を誘う手段に出る。

 

その行動は見事にはまり

退路を断たれてしまうと考えた

ルシタニア兵達は戸惑い

脱走する兵士が続出。

 

それを見てとったアンドラゴラスは

今が好機であると追撃を指示。

 

モンフェラートはこのままでは

総崩れだと冷や汗を流す中

ギスカールは督戦隊を出せと命じる。

 

逃げる者は射殺せ。

役立たずはわが軍にはいらぬ。

無用な者は死ね!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回のラストで

キシュワードを討ち取るべく

増援が送られたわけですが

めっちゃ猪でしたね(笑)

 

あの状況において

「進め」としか言わない

猪突猛進な将軍というのは

あながち間違ってはいませんが・・・。

 

結局キシュワードではなく

ダリューンに一蹴されていたものの

使いどころ次第では

まあまあ使える将だったのかも。

 

それにしてもルシタニア軍って

良将や名将と呼ばれるものが

ちょっと少ない気がします。

 

基本的にルシタニアで使えるのは

ギスカールを始めモンフェラート

討たれたボードワン、

そして裏切ったヒルメスくらい?

 

さらに言えばギスカールも

なんかおかしな感じですし

どう考えてもマズイだろうなと。

 

それにしてもアルスラーンが

この戦いに参戦するのは

前もって予告されてましたが

結局本格的にという感じではない

感じでしたね。

 

それでもルシタニアにとって

決定的といってもいい程の

活躍をしてましたが(笑)

 

まさかこの戦いを放って

王都へ進軍するとは

流石に驚きました。

 

まあ、冷静に考えてみれば

ここで本格的に参戦したとしても

結局アンドラゴラスの命令に

従わなきゃいけないわけですし

結果として良い判断なのかも。

 

ともあれあっさりケリが

つきそうだったこの戦いも

ギスカールが督戦隊を出す

決断を下したのでどうなるのか

先がわからない感じですね。

 

流石にここから勝つとは思えませんが

思いのほか苦戦を強いられる

可能性もあると思いますので

次回どうなるのか楽しみです。

 

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