宇宙兄弟 276話のネタバレ&感想になります。
第276話 お前に見せてやりたいぜ
内容ネタバレ
六太が飛行訓練をしていた頃、
日々人は月での事故の教訓を活かすため連日ミーティングに追われていた。
そんな折に日々人が谷底の恐怖も皆に伝えていってくれと言われたものの
谷底自体は怖くなかったのだと言っていたことを思いだし
今自分が谷底にいる六太はその言葉の意味を知るのだった。
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そうして日々人が言っていた光景を目の当たりにした六太だったが
すぐにバギーを見つけるために動き出すが何か思いついたようで持っていたバッグの中から・・・。
一方、エディはワイヤーは伸びきったが引き上げの合図はなかったことから
六太は上に戻らず降りられると判断してフックを外したのだと考え
ないよりましだとして残ったテザーを取り付けるためワイヤーを引き戻すと
そこには六太が設置したと見られるビーコンライトが。
それを確認したエディはわかってるじゃねーかと嬉しそうな表情を見せる中
すぐ近くの谷から照明弾と見られる光が発生していた。
なにか起きたのかと急ぎ崖のそばまで駆け寄ったエディは
底に六太らしき人影を発見し、その人影の向かう先にクローズアップしたところ
そこには目的であるバギーが見えていた。
そしてバギーを見つけた六太はすぐさまバッテリーを外し
持っていたバッグに入れながら腕に何かの装置を装着すると
改めてバギーを確認してその場を離れる。
六太は改めてこんな状況の中、よく帰って来たと日々人を思い
降りてきたワイヤーまで辿り着き、そのワイヤーが延長されていることに気づく。
そのことに笑みを浮かべながらエディへと礼を述べると
六太は先程腕に装着した装置を準備しながら
このアイテムを日々人に見せてやりたいと思っていた。
その装置は日々人の事故の経験から産みだされたニューアイテムだったらしく
六太が手に持ったスイッチを押した瞬間
両腕の装置から下に向けてジェットのように噴射。
その噴射によって六太の身体はブシュ―いう音と共に浮かび上がり
自らがフックを外したワイヤーまで辿り着いた六太は
思わずよっしゃぁぁと声を上げるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
無事にバギーのバッテリーを手に入れることが出来たことも
喜ばしいですがそれ以上に日々人の事故の経験が
こんな形で活かされていたことが嬉しかったですね。
事故に遭った日々人やクルーの事を考えれば災難としか言いようがないものでしたが
こうして彼らの後に続くクルーたちの為に役立ったわけですからね。
それも役立てた相手が自分の兄弟なわけですから
日々人も知ったら喜ぶんじゃないかと。
なんにしても無事バギーのバッテリーを手に入れて
ワイヤーまで辿り着いたわけですから
次回は六太を引き上げてからバギーの修理に取り掛かることになりそうですね。
そういえばふと思ったんですが今回六太が手に入れたバッテリーは
ちゃんと動くんですかね?
なんだかんだ言ってあの場所に放置されていたバギーのバッテリーなわけですし
何か問題があってもおかしくない気がします。
まあ、あそこまでしてようやく手に入れたので大丈夫だとは思いますが
すんなり修理が可能かどうかはまた別の話になりそうなので
なんとか上手く治って欲しいものです。
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