2025年2月13日発売の
モーニング 2025年11号に掲載されている
宇宙兄弟 420話の
ネタバレ＆感想になります。
第４２０話 点滅
内容ネタバレ
ソユーズを発見した六太は
焦る気持ちを抑えながら
ここにいることを知らせるために
ライトを取り出す中で
以前吾妻に言った事を思い出していた。
”死ぬ覚悟・・・できてません”
”多分「こりゃもう死ぬな」――って”
”瞬間が来たとしてもギリギリまで”
”「生きたい」と思いそうです”
そしてライトを点灯させた六太は
ここにいるぞ！という思いを込めて
必死に日々人の名を叫ぶ。
しかしその声は届かなかったようで
一度心を落ち着かせて再度呼びかける。
聞こえるか・・・日々人！
見つけた・・・ソユーズを見つけたぞと。
何も反応がなかったことから六太は
まだ通信圏外であると判断し
ライトの光を手で覆うことで点滅させる。
気づいてくれ日々人・・・！と。
一方ソユーズにいる日々人は
必死に六太の行方を探していた。
そしてカメラの端にある光点に気づき
ピッチを50度にすることを報告。
カメラの中心に光点を持ってきたことで
それが点滅していることを確認すると
叫ぶように管制室に報告する。
いた！これだ！いました！
光が点滅して見えます！
ムっちゃん生きてます！と。
その報告に皆が歓声を上げる中
日々人は座標を報告する。
ペリスコープ「ヨー180度ピッチ50度」
「画面210度方向」
「中心から左に一つ下に二つ」の位置です！
小さく光が点滅してます・・・！
サイズは1cmもないくらい！と。
報告を受けた管制室は
ソユーズの噴射はこちらでやるとして
日々人には宇宙服を着て
EVAの準備をするようにと指示。
そして座標がわかったことで
それぞれの担当も忙しく動き出し
それはゾーヤらも同様だった。
グレゴリーが今ある情報を元に
座標を特定しようと動く中
ゾーヤは若田にプランの変更を申し出る。
ランデヴー時刻を遅らせてでも
噴射プランを変更する必要があると考えます。
予定通りで進めた場合
ソユーズとムッタさんの”相対速度”が速くなって
救出困難になると予想されますと。
ゾーヤの話を聞いた若田は
六太の宇宙服の残り時間が
あと45分程度だと確認すると
ゾーヤに声をかける。
使える時間”45分”内で最も――
相対速度を下げる噴射を計画してくださいと。
ゾーヤは了解しましたと返し
グレゴリーが割り出した六太の
距離と軌道を共有し
すぐさま新たなプランを考えるのだった。
ライトの電気が切れた六太が
体を使ってなんとか知らせようとしていた頃
オリュールのマクシムらの元にも
六太発見の知らせが届いていた。
マクシムたちは安堵の息を漏らし
日々人に思いを託す。
ジョーカーズの面々も同様で
六太の無事を祈り日々人にエールを送る中
ゾーヤは新規のプランが出来たのか
確認して欲しいと声を上げる。
確認した各所はそれぞれOKを出し
それを受けた若田さんが承認したことで
ゾーヤのプランが開始される。
一方その頃六太は、ソユーズから
アクションがなかったことで
泣きそうな表情を浮かべていた。
日々人・・・気づいてるか？
頼む・・・と祈るように願っていたその時
ソユーズが動きを見せていることに気づく。
そしてソユーズが噴射し
動いているのを見た六太は・・・！？
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
日々人が六太を発見したことで
一気に事態が動いたわけですが
見つけた瞬間日々人は嬉しかったでしょうね。
もちろん日々人も六太は無事だと
信じていたのは間違いないと思いますが
心のどこかでダメだった時の事も
考えていたと思います。
それだけ宇宙空間に投げ出されて
姿を見失ってしまうというのは
絶望的な事だと思いますし。
だからこそ本当に六太を発見した時の喜びは
これまでにない程だったと思います。
そしてそれは六太の無事を祈る
仲間たちも同様でしょうし
歓声が上がったんでしょうね。
あとは六太が無事に助けられれば
全ては丸く収まるわけですが
このまますんなりいくかどうか気になるところ。
もちろん今のような事態に陥っただけでも
十分過ぎるとは思いますが
こういう場面であるからこそ
もう一つくらい問題が起きても
おかしくないんじゃないかなと。
たとえトラブルが起きたとしても
最終的に助かればそれはそれでいいと思いますが
こればっかりは作者の考え次第でしょうね。
ともあれ事態が一気に動きましたので
このまま何事もなく助かるのかどうかも含めて
これからどうなるのか楽しみです。
気になる続きについては
3/13発売の15号で掲載予定とのこと。
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