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キングダム 最新 487話 ネタバレ&感想 王建の問いかけ

9月1日発売の週刊ヤングジャンプ 40号に連載されている

キングダム 487話のネタバレ&感想になります。

 
第487話 東西大王会談

内容ネタバレ

 
突如秦へとやってきた斉王との会談場所には

その内容が不明だったことから本殿ではなく人目につかない方紀殿で行うことになり

政を含めた主要な者達が急ぎ向かっていた。

 
しかしその途中にある踊り場にて斉王と蔡沢とあったことで

斉王からの申し出によりこの踊り場で食事しながら会談を行うことに。

 
その作られた席には王二人と蔡沢の席しかないことから斉王は

丞相らに外すように指示するが蔡沢は自分はただの橋渡し役だといって

近くの塀の上で見守ることに。

 
さらに蔡沢は残る一席に丞相二人のうち昌平君ではなく昌文君を選び座らせると

斉王もまた給仕達も全員下がるようにと申し付けついに会談が始まるのだった。

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昌文君が何故自分が蔡沢に選ばれたのか疑問に思いながらも始まった東西大王会談は

斉王である王建の名乗りから始まった。

 
それはまさに大国の王と呼ぶに相応しく見るもの全てにその大きさを感じさせるものだったが

それに応えるように行った政もまた王建に勝るとも劣らないものだった。

 
政の表情を見て感心した王建が話し始めようとしたところ

政はそれを遮るように言葉を発し四年前の合従軍の折に斉が合従より抜けてくれたことを

改めて礼を述べていた。

 
それを聞いた王建はあの時は別に秦を助けたいと思ったからではなく

その本当の理由は合従が秦を滅ぼしその土地と人間を六国で取りあった後の世が

見るにたえぬ汚濁になると思ったからだと語る。

 
その上で今度は秦が六国全てを滅ぼし

それ以上の汚濁を示そうとしていると告げると

政は中華統一を汚濁と断ずるならば自分は断固として否定すると応えていた。

 
王建はその話をしに来たらしく否定してみせろと政に告げ

蔡沢から中華統一の話を聞いた時に李牧と共に第二の合従軍を興し

次こそ秦を滅してしまおうかと考えていたことを明かす。

 
だが蔡沢から秦王が”人が人を殺さなくてすむ世界がくる”と言っていたことを挙げ

空論だと断ずるが政は即座に違うと反論。

 
そしてお互いに目をそらさないまま王建は

政が見ている理想の世のことを聞いた時自分も正直胸に来るものがあったが

”六国征服”と”人を殺さぬ世”この間にはとてつもなく重い現実が抜け落ちており

それは”国”を滅ぼされ、強制的に仇敵国の人間に”秦人”にならされる人間達の苦しみだと告げる。

 
その上で六国征服の後亡国の民達をどう救済するつもりなのか、

そしてその理想が空論でないなら滅ぼされる側に立つこの斉王が

納得できる答えがあるのかと問いかけると共にそれを聞くためにここに来たのだと語る。

 
さらにもし答えが無いのなら第二の合従軍で秦を滅ぼさなければならぬぞと

脅しともいえる言葉を投げかけた王建に対し

政はそう焦るなと声をかけると共に答えはあると告げるのだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ついに始まった東西大王会談ですが

思いのほか王建はちゃんとした大王だったようですね。

 
今までの感じから言って愚王とは言わないものの金の亡者みたいな印象でしたが

あの名乗った際の覇気とでもいえばいいのか

あれはそれなりの器でないと出せないものだと思いますしね。

 
それに王建の問いかけは最初から最後までちゃんと意味があるものでしたし

正直言って見直したのは間違いないかと。

 
そんな王建の問いかけに対しての答えは次回に政が答えてくれるとして

今回気になったのが何故蔡沢が昌平君ではなく昌文君をあの場に残したのか。

 
昌文君も丞相に成れたくらいですからかなり優秀な方だとは思いますが

それでも昌平君には及ばないと断言できるほどの差があるのも事実ですし

付き合いも呂氏のもとにいた頃の同僚でもあるわけですからね。

 
だからこそ何故このような歴史的会談といっていいレベルの

重要な時に昌文君を何故選んだのかが気になるところです。

 
まあ、その辺りはなんらかの形でいずれ明らかにしてほしいところではありますが

次回はついに政の答えが明らかになるとのことですので

その答えがどういうものなのか、その答えに王建は納得するのかも含めて

どうなるのか期待したいですね。

 
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